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栄養満点【三つ葉】の栽培は簡単?庭先やベランダでのおすすめ栽培術

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年10月27日

「三つ葉」は、日本各地に自生している日本原産の野菜。関東では茎が白く軟化した「白三つ葉」、関西では茎が青く細い「青三つ葉」が昔から食べられてきた。栽培方法が簡単で家庭向きなのは、青三つ葉だという。その方法を紹介しよう。

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1. 【三つ葉】の種をまく時期と用意するもの

関東で主に食べられてきた茎が白く太い白三つ葉は、根株を大きく育てるので、時間がかかり場所もとる。一方、関西で主流の青三つ葉は、プランターや植木鉢に直接種をまいて育てられるので、自家栽培に向いている。
種をまく時期は、春と秋の年2回。生育適温は10~20度と冷涼な気候を好むので、「春まき」で夏に向かって育てるより、涼しくなってから育てる「秋まき」の方が、温度管理がしやすく失敗も少ない。以下のものを用意して始めよう。

【プランターまたは植木鉢】

三つ葉は栽培期間が短く、草丈がさほど大きくならないので、用意するプランターは標準タイプ(60~65cm、土の容量12~20リットル)でOK。植木鉢なら、8~9号(直径24~27cm)。

【土】

葉もの野菜用に肥料などが配合されている土を購入すると便利。

【鉢底ネットと鉢底石】

プランターや植木鉢の底に空いている穴を覆うネット。これは石や土がこぼれにくいようにするためのものだ。あらかじめネットが付いているプランターや植木鉢なら用意する必要ない。鉢底石は、土を入れる前に底に敷き詰めるもの。軽石や大玉の赤玉石などで作られた「鉢底石」として市販されているものがおすすめ。

【種】

市販の三つ葉の種を用意。「関西白茎」という品種が、青三つ葉のこと。品種がわからなかったら、袋の写真を見て、茎が細くて青いものならOK。ちなみに、三つ葉は種の寿命が短い。古くなった種は、発芽率が低くなるそうなので、購入した種はその年のうちに使い切るのがベストだ。

【肥料】

化成肥料または液体肥料を用意する。

2. 【三つ葉】の苗の種まき

三つ葉は涼しい気候を好むので、1日中強い太陽光が当たる場所でなくても大丈夫。午前中だけとか午後だけとか、1日の中で限られた時間しか日当たりがない場所でも育つので、プランターや植木鉢をベランダや庭の片隅に置いて育てることができる。プランターや植木鉢に種をまく手順は、以下の通りだ。
  • プランターまたは植木鉢の底に空いている穴に、鉢底ネットをかぶせる。プランターに最初から網目のネットが付属しているものの場合は必要ない。
  • ネットの上に、鉢底石を敷き詰める。野菜や花を栽培する時に土の下に敷いて水はけをよくするためのものなので、三つ葉以外にも野菜を育てようと考えているなら、大きめの袋を購入しておくと重宝するだろう。
  • 敷き詰めた石の上に土を入れる。プランターや植木鉢の口から3cmくらい下まで入れればOK。ちなみに、口から余裕を持たせたこの隙間を「ウォータースペース」という。水をやった時に、土がこぼれ出ないように開けておくスペースだ。なお、三つ葉の種は小さく、重たい土をかぶせると発芽しにくくなるので、表面の土を「ふるい」(なければザルでOK)でふるっておくとベストだ。
  • 土の表面に細い棒を押し当てるか、指で線を引くようにして種をまく溝を作る。種をまく列は10~15cmの間隔、溝の深さは5mm程度。
  • 溝に種を1cm間隔で置き、土を薄くかぶせる。三つ葉は、光を受けて発芽する「好光性種子」なので、土を厚くかぶせると光を遮断してしまい、発芽率が悪くなる。ごく薄く土をかぶせてから、種と土をなじませるように手のひらで軽く押しておこう。
  • ジョウロでたっぷりと水をやったら、種まきは完了だ。発芽するまで1週間~10日程度かかるので、その間は乾燥しないように水をたっぷりとやろう。

3. 【三つ葉】の間引きと追肥

種をまいたあと、栽培過程で必要なのは「間引き」と「追肥」だ。その要領を紹介しておこう。

【間引き】

発芽して本葉が出始めたら、1回目の間引きを行う。その頃は、まだかなり小さいので、手ではなくはさみの先で混み合っている芽を切り取るようにすると上手に間引きができる。
そして、本葉が3~4枚になったら、2回目の間引きを。ただ、ラディッシュやミニキャロットのように、根を太く育てる野菜ではないので、あまり神経質に抜く必要はない。むしろ、少し密集気味で育てた方が柔らかい三つ葉ができるようだ。
間引きした三つ葉は、味噌汁や吸いものの口取りなどに使い、一足先にその香りを楽しんで。

【追肥】

2回目の間引きが終わったら、追肥を始める。液体肥料なら1週間~10日に1度、水やりをする感覚で。化成肥料の場合は、土の表面に適量をまいて表面の土に混ぜ込んでおく。その後、収穫するたびに追肥を行っておけば、また新しい芽が伸びてくる。

4. 三つ葉の収穫

茎がしっかりと立ち、草丈が15~20cmになったら収穫を始めよう。根から引き抜くのではなく、はさみで株元から切り取るように収穫すれば、1株で3回くらいは収穫が楽しめるはずだ。そのためにも、収穫したら必ず追肥を。「まだまだ頑張って」という気持ちを込めて肥料をやれば、また元気に新芽を伸ばしてくれるだろう。

結論

汁物や煮物や炒め物に少し添えるだけで、料理を品よくランクアップさせてくれる三つ葉。栽培期間が短いので、時期をずらして栽培すれば、長く収穫が楽しめるだろう。平暖地なら霜が降りる12月頃までは栽培が可能なので、ぜひ三つ葉のある食卓を楽しんでいただきたい。
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