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野菜の高騰に備えて庭先やベランダで始めるピーマンの栽培

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年10月31日

プランターでも育てやすく、長い間収穫が楽しめるピーマンは、初めて野菜づくりをする人にもチャレンジしやすいものの1つだ。ピーマンといえば苦手な子供が多いようだが、お父さんと一緒に大事に育てた野菜なら、きっと愛着を持ってくれるはず。早速家庭でできるピーマンの栽培方法を解説していこう!

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1. 植え付けの時期と用意するもの

ピーマンは、高温多湿を好む植物。日本の蒸し暑い夏でもよく育ち、10月いっぱいくらいまで次々と実をつけてくれるので、長い期間にわたって収穫を楽しむことができる。庭の一角を畑にして直植えするのはもちろんのこと、プランターに植え付けてベランダで育てることも容易だから嬉しい。

植え付けの時期は、十分に気温が上がり、地面の温度も暖かくなる5月の中旬頃が最適。プランターで育てる場合に用意するものは以下の通りだ。

【プランター】

深さが30㎝以上、長さ70㎝程のプランターを用意する。植木鉢を使うなら、10号〜12号くらいの大きさの鉢を用意する。プランターの場合は2株を、鉢の場合は1鉢に1株を植え付ける。

【土の準備】

黒土4、腐葉土6の割合でよく混ぜ、粉末の油かすを5握りくらい加えてさらに混ぜる。市販されている野菜用の培養土を使えば手間いらずだ。

【苗】

5月中旬頃に園芸店やホームセンターなどの店頭に出る苗を買い求める。苗には、種から育てた苗と接ぎ木苗があるが、接ぎ木で育てられた苗の方が病気にかかりにくく、実もたくさんできるといわれている。価格は生産に手がかかっている分、接ぎ木苗の方が高いのだが、初心者なら失敗の少ない接ぎ木苗を購入する方が良いだろう。
苗を選ぶ際は、茎が太くしっかりしていて、節の間が短めのものを見極めよう。

【支柱】

ピーマンは太陽を浴びてぐんぐん育ち、結構背が高くなる。その間に強風に煽られたりすると、ポキッと折れてしまうので、支柱に沿わせた方が良い。苗が小さいうちは、割り箸や園芸用の細い支柱でOK。少し育ってきたら、長さ150㎝くらいのしっかりした支柱を使う。

2. 植え付け

苗をポットから取り出し、根に土をつけたままプランターに植え付け、水をやる。茎のそばに割り箸か細い園芸用の支柱を挿し、麻なわで根元近くを軽く縛る。この時、茎と支柱をギュッとくっつけずに、なわを八の字に交差して結び、遊びを作ってやろう。植え付けた鉢やプランターは、水をやってよく日の当たる場所に置いておく。

植え付けて1ヶ月くらい経つと、だいぶしっかり育ってくる。そうしたら、支柱を大きくしっかりしたものに変える。植え付けの時と同様、茎と支柱を麻なわで結ぶのだが、茎と支柱の間で八の字にクロスさせ、茎が少し自由に動けるくらい遊びを作っておこう。結ぶ位置は、根元から15㎝くらい上。茎の成長に伴って、上の方も結んでいく。

3. 水やり、芽かき、支柱立て、追肥

ピーマンは高温で乾燥する気候の中南米原産野菜。水を与えすぎると根を腐らせてしまう。では、水をやるタイミングはどうやって見分ければ良いのか。わかりやすいのは、鉢やプランターをちょっと持ち上げてみること。最初にたっぷり水をやった時に持ち上げておき、数日して再度持ち上げてみると、水分がなくなって軽くなっているのがわかるはず。「ずいぶん軽くなった」と感じたら、それが水やりのベストタイミングだと思えば良い。また何度も頻繁に水をやるより、一度にたっぷり水をやる方が良いとされている。

その他にやるべき芽かきと支柱立て、追肥について、下記に紹介しておく。

【芽かき】

成長するにしたがって茎から左右に脇芽が伸びてくるが、下の方にできた脇芽は早めに掻き取る。そして、一番最初についた花が咲いたら、そのすぐ下の脇芽を1つ以外は全て掻き取ろう。ピーマンは、一番花の上で2つに枝分かれする性質があるので、そうすることで一番花のすぐ下の脇芽、一番花の上に出る2つの脇芽の計3つが枝として育つ。これを3本立てという。

【3本立ての支柱立て】

脇芽が成長してきたら、伸びてきた枝も折れないように支柱を立ててやろう。やり方は、すでに立ててある支柱を中心にしてクロスさせればOK。それぞれの支柱に脇芽から伸びた枝を結んでおこう。

【追肥】

20日に1度くらいの割合で、追肥をする。養分が足りないと、花が咲いても実がつかないという事態に陥ってしまう可能性があるので、追肥は定期的に行うことが肝心だ。初心者に使い易いのは、薄めて使える液体肥料。水やりの時に一緒にやれば簡単だ。

4. 収穫

一番花に実が成ったら、小さいうちに摘み取ってしまう方が、その後の実の付きが良くなるといわれている。最初の実ができる頃は、まだ株の成長が十分でないので、そのまま実を育ててしまうと養分がそちらに回ってしまい、株全体に養分が行き渡らないというのがその理由だ。

その後、次々と花が咲き、実が膨らんでくるので、適宜ハサミで切り取って収穫する。手でちぎろうと引っ張ると、枝自体がブチッっとちぎれてしまうので、面倒でも1つずつハサミでの収穫を。夏から秋にかけてピーマンの株は大きく成長し、栄養と水分と太陽が十分であれば、1株で家族みんなで食べる分は十分収穫できる。

結論

冬でもスーパーの店頭に並んでいるピーマンだが、太陽の光に当てて育てた旬のピーマンは、皮が柔らかく子供でも食べやすいものだ。お父さんの育てたピーマンで、子供たちに「ピーマン大好き」と言われたら、こんなに嬉しいことはないのではないだろうか。
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