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庭先やベランダで始める【ローズマリー】の栽培

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年10月26日

松葉のようなスッと尖った葉の常緑のハーブ。嗅いだ途端に頭がスッキリするような香りが特徴的で、身近にあると料理にすぐに活用できて便利だ。挿し木でも育てられるので、どんどん増やしていく楽しみも。ぜひ育ててみよう。

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1. ローズマリーの植え付け時期と用意するもの

ローズマリーは、種から育てると収穫できるまで3年くらいかかるというので、苗からの栽培をおすすめしたい。苗は4月頃から店頭に並ぶが、植え付けの時期は4月~6月の他に、暑さが一段落した9月初旬~10月いっぱいくらいまでが適している。常緑なので、1度植えたらずっと収穫しながら育てることができる。品種もたくさんあり、薄紫や白、青、ピンク色の可愛い花が咲くので、庭やベランダの彩りとしても役に立つだろう。

また、ローズマリーは、挿し木でも増やすことができる。枝を切り分けてもらえるなら、苗を購入しなくても栽培が可能。そのやり方については後述しよう。苗、挿し木いずれからの栽培も、準備するものは以下の通りだ。

【プランターまたは植木鉢】
プランターは幅60cm~65cmの標準タイプ、植木鉢は直径24cm~27cm(8号~9号)の標準サイズがあればよい。

【土】
ハーブ用の配合土が市販されているので、それを手に入れると便利。もし手に入らなければ、草花や葉物野菜用の培養土でもよい。通気性、排水性、保水力、保肥力、酸度などがバランスよく配合されているので、ハーブ専用土でなくても代用できる。

【苗】
松葉のような葉が鮮やかな緑色で、触った時に乾燥していないものを選ぼう。

【肥料】
じわじわと効く化成肥料と、即効性のある液体肥料、両方揃えておくと安心だ。

2. ローズマリーの苗の植え付けと管理

プランターまたは植木鉢の口から2cm~3cmくらい下のところまで土を入れ、苗の根鉢より少し大きめの穴を掘る。根を崩さないように気をつけてポットから取り出し、開けておいた穴の中に入れ、土を隙間に入れて植え付け、株元を軽く手で押さえて密着させたら、植え付けは完了。水をたっぷりやって、日当たりのよい場所に置こう。

その後の管理は、水やりと追肥。土がいつも湿っている状態だと、根の伸長が悪く、根腐れを起こす原因になるので、少し乾燥気味で育てる方がよい。水やりに神経質にならなくてよいのは、忙しいお父さんには嬉しいポイントだろう。

一般的に、野菜は苗を植え付けてから何日後とか何週間後と推奨される追肥のタイミングがあるものだが、ローズマリーの場合は、4月~5月、9月~10月の年2回が基本。時期が決まっているので楽だ。ただし、途中で少し元気がなくなってきたと感じたら、水やりのタイミングで即効性のある液体肥料を与えてやるとよい。薄める倍率は製品により異なるので、必ず用法を守り、適量を与えるようにしよう。

3. ローズマリーの剪定と収穫

冬になっても葉を落とすことのない常緑のハーブなので、収穫はほぼ1年中可能だ。ただ、苗を植え付けた最初の年は、草葉を十分に大きく育てたいので、葉を摘むのを避けた方がベター。勢いがよくなった2年目から、適宜、必要な分量の枝をハサミで切り取って収穫しよう。

梅雨に入る前には、混み合っている部分の枝をカットし、風通しをよくしておくと、その後の育ちが良好になる。この作業を「剪定」という。ローズマリーは、生だけでなく乾燥しても同様の爽やかな香りが保たれ、料理に活用できるので、剪定した枝は捨てずに風通しのよい場所に吊るして乾燥させよう。十分に乾燥したら、乾燥剤を入れた瓶などの密閉容器に入れて保存。鶏肉、豚肉、ラム、じゃがいも、いわしなどの料理に活用しよう。

4. ローズマリーを挿し木で増やそう

挿し木で育てる方法をざっと紹介しておこう。
挿し木とは、すでに育っている枝を切って、そこから根を生やして植える方法。バジルの枝を水に挿しておくと、数日後に茎の切り口から根が出ているのに気づくだろう。それと同じように、ローズマリーも繁殖力が強いので、切った枝から根が生え、それを元に株を増やすことができるのだ。

挿し木に向く時期は、6月~7月上旬と9月~10月の年2回。ローズマリーの枝先を見ると、今年新芽が伸びた新しい枝がある。昨年伸びた枝より少し明るい緑色になっているのでわかるはず。それを8cm~10cmの長さに切り取り、土を入れた小さめの植木鉢に挿す。挿し木に向くのは、排水力、保水力に優れ、無菌状態の赤玉土。鉢の下に鉢底石を敷き詰めてから土を入れると、さらに水はけがよくなる。

水やりは、ジョウロで上からかけるのではなく、水を張った器に鉢を入れて、鉢底に空いている穴から水を吸わせる「腰水」という方法で。直射日光や強い雨風が当たらない、明るい場所に置いて根が出てくるのを待とう。

約3週間で鉢底の穴から根が出てきたら、植え替えのタイミング。栽培用の土を入れた大きめの鉢に移し、支柱を立てて紐で結び、十分に水をやり、日の当たる場所で育てよう。春に挿し木をした場合は、寒冷地でなければ冬も戸外で育つが、秋に挿した幼い木は、冬は室内で育てた方が安心だ。その後の管理は、苗で植えた場合と同じだが、大きく成長するごとに1回り大きな鉢に植え替えるのが、上手に育てるコツだ。

結論

ローズマリーの栽培で、家にいつでもハーブが摘める生活が叶う。挿し木は初心者には難しく感じるかもしれないので、まずは苗を買って育ててみてはいかがだろうか。
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