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にんにくの収穫時期は?プランターで栽培する方法や保存方法も解説!

にんにくの収穫時期は?プランターで栽培する方法や保存方法も解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年8月 2日

独特な香りによって人気が高いにんにくだが、実は畑だけでなく家庭でも栽培・収穫できる。この記事では家庭でにんにくを栽培する人向けに、にんにくの収穫時期や栽培に適した環境について解説しよう。またプランターで栽培する方法や、たくさん収穫できた場合の保存方法も紹介する。

  

1. にんにくとはどんな野菜?

栽培方法や収穫時期を解説する前に、まずはにんにくの基礎知識を紹介しよう。にんにくはスタミナをつけるガツンとした料理に入っているイメージがあるが、その通り栄養が豊富な野菜だ。

家庭菜園でも人気の「香味野菜」

にんにくは中央アジア原産の香味野菜で、強壮成分を多く含んでいる。ビタミンやカルシウム・カリウム・マグネシウムが豊富で、独特な香りのもとであるアリシンは食欲不振を解消するとされる。スライスしたりすりおろしたりと薬味として食べるのも人気だが、醤油漬けや素揚げなどの食べ方もおいしい。

2. 植え付けから収穫までひと目で分かる!にんにくの栽培スケジュール

にんにくを収穫するまでの過程には、植え付け・追肥・芽かきなどの作業がある。以下で年間の大まかな栽培スケジュールを見ていこう。

にんにくの年間栽培スケジュール

  • 植え付け:9月~10月
  • 追肥:10月~12月(1回目)・2月~4月(2回目)
  • 芽かき:10月~11月
  • 収穫:5月~6月

3. にんにくの栽培に適した環境

にんにくは基本的に冷涼な気候を好むが、品種によって寒地向け・暖地向けの2種類が存在する。にんにくを家庭で栽培する際は、お住まいの地域に合った品種を選び、日当たりや温度などにも注意したい。

日当たりと温度管理

にんにくの生育温度は15〜20℃程度だ。にんにくは風通しや日当たりがよく、水はけのよい土を好む。暑い時期に植え付けると病気にかかるリスクがあるため、暖かい地域の場合は10月頃に植え付けるのがいいだろう。

4. にんにくを栽培する上で注意したい病気と害虫

にんにくをうまく収穫するためには、病害虫にも気をつけたい。にんにくはその独特な香りから、アブラムシやネキリムシなどの害虫を防ぐことができるため、ほかの野菜と一緒に育てる「コンパニオンプランツ」として重宝される。しかし一部の病気にはかかりやすく、またネギアブラムシなどの害虫も引き寄せやすいので注意が必要だ。

さび病やモザイク病など

にんにくはさび病やモザイク病などの病気にかかりやすい。さび病の主な症状は、オレンジ色の楕円形をした斑点ができることだ。モザイク病は葉に緑色のモザイク模様が表れ、葉が縮れる、よじれるなどの症状が見られる。

ネギアブラムシやチューリップサビダニなど

ネギアブラムシは体長2mm前後の黒い害虫だ。にんにくの葉に集まって吸汁するだけでなく、ウイルスを媒介してモザイク病を引き起こす場合もある。また球茎や茎葉に寄生し、サビのような褐色になるチューリップサビダニの虫害にも気をつけよう。

5. にんにくをプランターで栽培する方法

にんにくは家庭菜園でも育てられる。ここではプランターを利用したにんにくの栽培方法を解説する。

用意するもの

用意するものは、プランター、鉢底ネット・鉢底石、野菜用培養土、追肥だ。そのほかにジョウロやスコップ、手袋なども併せて準備しておこう。プランターのサイズはどれだけの量のにんにくを育てるかにもよる。にんにくの鱗片(ひとかけ)を育てるのに必要なスペースは、一般的に直径15cmほどといわれている。深さは、根が十分に広げられるよう20cm以上あることが理想だ。このことを踏まえ、最適なプランターサイズを選ぼう。

にんにくの栽培方法|種にんにくの用意と土作り

まずは種にんにくを用意しよう。球状のにんにくを1片はがして、薄皮がついたままの鱗片にする。鉢底ネットをプランターの底に敷いて鉢底石を入れたら、用意した培養土を入れる。土は十分に湿らせておこう。

にんにくの栽培方法|植え付け

にんにくの種球とプランターが揃えば、次は植え付けだ。植え付けは、種球と種球の間隔を10〜15cmほど空け、鱗片のとがっている方を上にして4cmぐらいの深さで埋めよう。

にんにくの栽培方法|水やりと肥料・追肥

発芽するまでは、土が乾燥しない程度に水やりをすればいいだろう。芽が出たらプランターを日当たりや風通しのよい場所に置いて乾燥気味に育てよう。追肥するタイミングは、10月~12月頃と春先(2月~4月)の2回だ。越冬前の追肥は生育に大きく影響するので忘れずに行おう。正しいタイミングで追肥することは、大きく香り豊かなにんにくに育てる大事なポイントでもある。

にんにくの栽培方法|芽かき・花芽の摘み取り

にんにくの芽が10cm程度になり、1つの株から2本の芽が出ていた場合は小さい方の芽を摘み取る。10月上旬〜11月下旬を目安に行おう。また、4月~5月になると花芽(トウ)が伸びてくる。にんにくの球を太らせるためにも、花芽が伸び出してきたら摘み取ることが重要だ。

6. にんにくの収穫時期と収穫方法

ここでは、家庭菜園でにんにくを収穫するタイミングや収穫方法について解説しよう。

収穫時期

にんにくの収穫時期は地域によって異なる。寒冷地は植えた翌年の7月頃。関東や暖かい地域はほぼ同じタイミングで、翌年5月下旬~6月下旬頃だ。あくまでも目安なので、一番わかりやすいのはにんにくの葉の状態を観察することだ。葉の半分くらいが枯れてきた頃を収穫時期と判断するといいだろう。

収穫方法

収穫の際は、にんにくの根元を持って引き抜こう。根はハサミなどで切り取りながら抜くといい。

7. 収穫したにんにくの保存方法と保存期間の目安

収穫したにんにくは、上手に保存しておいしく食べたいものだ。冷凍保存も可能なので、大事に育てたにんにくを冷凍させれば長く食べることもできる。

風通しのよい場所でしっかり乾燥させるのがポイント

にんにくを収穫したら茎と根を取り除き、風通しのよい場所でしっかり乾燥させよう。茎をつけたままにして、吊るして干しておくのもいいだろう。

冷蔵保存や冷凍保存も可能

にんにくは冷蔵・冷凍保存ができる。冷蔵するには、薄皮をむいてジッパー付きの保存袋に入れるのがおすすめだ。できれば1片ずつキッチンペーパーで包んでおくのがいい。また冷凍するには、1片ずつに分けて薄皮がついたままジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍室で保存しよう。使うときは根元を少し切り落とし、包丁で皮をめくるといい。

にんにくの保存期間の目安は?

あくまで目安だが、冷蔵する際にんにくを1片ずつキッチンペーパーで包むことで、約2~3ヶ月は保存できる。カットせず皮ごと冷凍した場合は、6ヶ月~1年ほど保存することも可能だ。

8. 収穫したにんにくが小さいときに考えられる原因と対策

家庭菜園で大切に育てていたのに、収穫できたものはなぜか小さいにんにくで、がっかりしたことはないだろうか。小さいままで太らなかったのには何らかの理由がある。ここでは、原因と対策について解説しよう。

病害虫が原因と考えられる

にんにくが小さいままなのは、病気と害虫被害が原因である。ネギアブラムシがついたりすると、作物の汁を吸うために病気を発症させたりする。モザイク病やさび病などの病気が発症した苗は育ちが悪く大きくなれなかったり、場合によっては枯れたりすることもあるのだ。

どんな対策が効果的?

モザイク病の対策の仕方は、感染した苗を処分するしかない。加えて剪定に使うハサミなどの道具も殺菌消毒して、ほかの家庭菜園に感染拡大しないよう気をつけたほうがいいだろう。

さび病の対策方法は、薬剤散布が効果的である。しかし薬剤散布するタイミングが決まっているので、パッケージの注意書きや説明通りに行うといいだろう。薬剤以外では、カビは酸性よりアルカリ性を苦手とするので、アルカリ性である石灰を家庭菜園の作物にまくのもおすすめだ。

9. にんにくは初心者でも栽培できる!たくさん収穫して保存しよう

これまで紹介してきた通り、にんにくは家庭でも栽培できる。にんにくは害虫にも比較的強いため、初心者でも育てやすいのではないだろうか。たくさん収穫できたら生で食べてみたり、冷蔵・冷凍保存したりして長く楽しむのもいい。

結論

家庭でにんにくを栽培するなら、お住まいの地域に合った品種を選ぶことが大切だ。害虫や病気にも注意しつつ、風通しや日当たりがよい場所で育てて収穫を楽しもう。自分でにんにくを栽培すると愛着がわき、おいしさをよりいっそう感じられるだろう。
  • 公開日:

    2020年3月21日

  • 更新日:

    2021年8月 2日

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