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レンガ調の壁と白い掛け時計の写真

掛け時計を自分で修理する方法!お店に依頼した場合の費用も解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2022年8月30日

掛け時計は日常生活に欠かせないアイテムのひとつだが、壊れたり調子が悪かったりした場合、どこで修理すればよいのだろうか?自分で修理する方法はあるのだろうか?本稿では、そんな掛け時計の修理に関する疑問や修理方法について解説する。

  

1. 掛け時計を自分で修理する方法

時計の内部(ムーブメントなど)の写真
時間は腕時計やパソコン、テレビやスマートフォンなどで確認できるが、気に入っている掛け時計や、思い出の詰まった掛け時計などが故障したときは、一刻も早く修理したいものだ。まずは自分で修理することは可能なのか、可能とすればどのように修理すればよいのかなどを解説する。

そもそも「掛け時計の修理」は自分でできる?

掛け時計の故障の原因は「ムーブメント」にあることが多い。ムーブメントなら自分で修理できる可能性が高い。ムーブメントとは実際に時計を動かしているパーツのことだ。いくつか種類があるが、一般的な掛け時計に用いられているのは「クォーツ式」または「電波式」が多い。
クォーツ式にはカチカチと音が鳴るステップタイプと、音が鳴らないスイープタイプがある。電波式は電波を受信して自動で時間調整をする。なお古いタイプの掛け時計や腕時計は、手巻きあるいは自動巻きの機械式ムーブメントが用いられていることもある。

掛け時計の修理用ムーブメントはどこで買える?

掛け時計の修理・交換用ムーブメントは、通販で手軽に手に入る。Amazonや楽天市場などのECサイトで探してみるとよいだろう。ただし掛け時計によってムーブメントのサイズや適した針の長さなどが異なる。自分でムーブメントを修理・交換する際は、お使いの掛け時計の取扱説明書を確認し、適合する商品を選ぼう。

掛け時計のムーブメントを自分で修理(交換)する方法

まずは電池を取り外し、ガラス板などを留めているネジ類をすべて緩めておこう。次に、秒針・長針・短針の順に針を外す(秒針に芯棒があればそれも抜いておく)。あとは古いムーブメントを取り外し、新しいムーブメントを取り付ければ完成だ。取扱説明書を見ながら、あるいはメーカーのホームページもしくは新しいムーブメントのパッケージなどを見ながら、丁寧に作業にあたろう。

2. 掛け時計の修理を受け付けてくれるお店は?

昔ながらの壁掛け時計の写真
DIYに自信がない、大切な掛け時計なのでプロにお願いしたいという方もいるだろう。修理は次のようなところで対応してもらえる。

掛け時計の修理に対応してくれるお店

  • 掛け時計の販売店
  • 掛け時計メーカー
  • 街なかの時計修理店(持ち込み)
  • 宅配で対応してくれる修理店
掛け時計の修理は、このいずれかに依頼するとよいだろう。購入したお店が近所なら、その販売店に相談すれば話が早いはずだ。通販などで購入したときはメーカーに確認してみるとよい。たとえばセイコーやリズム時計工業(シチズン時計の製造や販売を手がける企業)などは、ホームページ上に問い合わせ先を掲載している。保証期間内であれば無償で修理できるケースもあるので、忘れずに確認しておこう。
いずれも難しいときは、街なかの時計修理店に依頼する方法がある。「掛け時計」「修理」あと地域などを入力して検索すればヒットするはずだ。中には、宅配での修理に対応してくれるお店もある。

3. 掛け時計の修理をプロにお願いした場合の費用は?

歯車と「リペア」「コスト」の文字の写真
掛け時計を修理に出した場合、費用はどれくらいかかるのだろうか?自分で修理する場合はムーブメントのコストのみだが、お店に修理に出した場合はそれなりの金額を覚悟しておいたほうがよいかもしれない。

掛け時計の修理費用は18,000〜35,000円などと幅広い

実際の修理費用は店舗ごとに料金設定が異なるほか、メーカーや掛け時計の機種、修理内容、チャイム付きかからくり時計かなどでも変わってくる。宅配ならその送料なども見ておいたほうがよいだろう。
一例を挙げると、一般的なクォーツ式の掛け時計が18,000円程度とした場合、機械式の掛け時計は35,000円程度といったように「機械式のほうが修理費用が高くなる」傾向にある。修理期間についても機械式のほうが長いと考えておこう。まずは診断してもらい、修理費用の見積もりを出してもらうところから始めよう。

4. お気に入りの掛け時計は修理に出して長く使い続けよう

年季の入った壁掛け時計の写真
掛け時計とひと口にいっても、最新式のオシャレなデザインの電波時計から年季の入った振り子時計、故人との思い出が詰まったからくり時計などとにかくいろいろな種類がある。掛け時計に対する思い入れも人それぞれだ。修理は自分でもできるが、お金はかかるものの販売店やメーカー、街なかの時計修理店などでも対応してくれる。買い換える手もあるが、やはり修理可能ならぜひ修理に出して長く使い続けるのがよいだろう。

結論

掛け時計が故障する原因はムーブメントであることが多い。取扱説明書が手元にあり、適合するムーブメントを選べそうなときは自分で修理してみるのもよいだろう。分からないときや不安なときは無理をせず、販売店やメーカーなどへ修理を依頼しよう。
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  • 公開日:

    2020年7月20日

  • 更新日:

    2022年8月30日

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