- スプーンの根元をしっかり握る
- 先端を缶のフチに強く押し当てながらこする
- 穴が開いたら先端を差し込む
- フチに沿って横にずらしていく
- 一周したらテコの原理でフタを押し上げる
- 刃の先端を缶のフチに押し当て、グリグリしながらきっかけとなる穴を開ける
- 穴に先端を差し込み、缶のフチに沿って刃で切り込みを入れていく
- 一周したら、テコの原理を利用してフタの内側から押し上げるように開ける
- 缶のフチにマイナスドライバーの先端を当て、お尻をハンマーなど硬いもので叩く
- 缶のフチにきっかけとなる穴が開いたら、フチに沿って切り裂いていく
- 一周したら、テコの原理を使って缶のフタを持ち上げる
- 10円玉のフチを缶のフチに立てるようにして当てる
- グリグリと強くこすりつけてきっかけとなる穴を開ける
- 穴が開いたら缶のフチに沿うようにしてずらしていく
- 一周させたら切り込みに10円玉を半分差し込み、テコの原理でフタを押し上げる
- アイスピックの先端を缶のフチに押し当て、グリグリしながらきっかけの穴を開ける
- 穴が開いたら先端を少し差し込み、横にずらしながら穴を開けていく
- 一周したら、テコの原理を使って缶の内側からフタを押し上げる
- 滑らないように軍手などを巻いてナイフを持ち、アゴの部分を缶のフチに当てる
- グリグリこすりながらきっかけとなる穴を開ける
- 穴が開いたら普通の缶切りのようにフチに沿って開けていく
- 一周したらテコの原理を利用してフタを押し上げる
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1. スプーン
缶切りがないときの代用品を紹介していこう。まずはスプーンを使った開け方から説明する。
スプーンを使って缶詰を開ける方法
失敗しないためのコツ
片手でしっかり缶を押さえて作業することだ。滑りやすいときは、タオルなどを缶に巻いてから持つと安定感が出る。
スプーンを使う際の注意点
スプーンは金属製のものを選び、缶のフチなどで手をケガしないように軍手をして作業しよう。また道具を使って作業する際は力むため、缶を倒したり滑らせたりしないように注意すること、同時に近くに子どもやペットがいないことなども確認してから取り掛かろう。
2. ハサミ
ハサミも缶切りの代用品となる。
ハサミを使って缶詰を開ける方法
失敗しないためのコツ
刃で切り込みを入れる際は、手前に向かってくるようにするとやりやすい。力が必要な作業なので、缶はしっかり支えながら開けよう。
ハサミを使う際の注意点
ハサミの刃、および切り込みを入れた缶のフチは鋭利である。ケガをしないよう、作業の際は軍手を着用することを忘れないでいただきたい。うっかりすべって缶とハサミがずれ、腕などを傷つけないように気をつけよう。
3. マイナスドライバー
工具箱の中に入っているマイナスドライバーも、缶切りの代用品となる。
マイナスドライバーを使って缶詰を開ける方法
失敗しないためのコツ
片手でマイナスドライバーを持ち、片手で叩くといった作業になる。すなわち缶詰を両足でホールドするなど、しっかり固定することが何よりも重要だ。
マイナスドライバーを使う際の注意点
ハサミなどと同様マイナスドライバーの先端も尖っているため、作業にはくれぐれも注意しよう。
4. 10円玉(硬貨)
上述したような缶切りの代用品となるものがない場合、10円玉を使って開ける方法もあるので覚えておこう。災害時などにも役立つかもしれない。
10円玉を使って缶詰を開ける方法
失敗しないためのコツ
きっかけとなる穴が開いたら、上から石など硬いもので軽く叩くと穴を広げやすい。
10円玉を使う際の注意点
10円玉をずらしながら切り込みを入れる際、缶のフチの鋭利な箇所でケガをしないように、必ず軍手を装着した状態で作業しよう。
5. アイスピック
アイスピックもまた、缶切りの代用品となる。
アイスピックを使って缶詰を開ける方法
失敗しないためのコツ
片手でしっかりと缶を押さえること、先端が細いため折れ曲がらない程度の力で作業することなどを心がけよう。一気にグイッと押し込むよりも、じんわり力を強めていくとよい。
アイスピックを使う際の注意点
先端が尖っているため、腕などをケガしないように慎重に作業に当たってほしい。また缶の硬さによっては先端がポキッと折れてしまうことも想定される。破損して困るようなアイスピックであれば、ほかの方法を選んだほうがよいかもしれない。
6. ナイフ
続いてナイフを缶切りの代用品として使う方法を解説しよう。
ナイフを使って缶詰を開ける方法
失敗しないためのコツ
アゴ(持ち手にもっとも近い、下の部分の角)を缶のフチにうまく当てるのがコツだ。
ナイフを使う際の注意点
鋭利なため取り扱いには十分気をつけていただきたい。缶をしっかり押さえ、万が一ずれても腕などに触れないような持ち方をしよう。またアゴが折れるといったおそれもあるため、破損して困るような場合は使用しないことだ。なお折れたアゴが缶詰の中に入ってしまうこともある。中身を食べる際はそうした破片にも十分気をつけてほしい。
7. 【まとめ】缶切りの代用品は身近にある!覚えておくと役立つはず
お伝えしてきたように、缶切りがないときでも身近にあるものを代用品として使うことができる。アウトドアや災害時など、いざというときに役立てていただければ幸いだ。ただし本来の使用目的とは異なる。代用品が折れ曲がったり破損したり、キレイに開けられなかったりすることがあることはご承知おきいただきたい。
またいずれもケガのリスクがある。取り扱いや作業には細心の注意を払っていただくとともに、自己責任のもとでおこなってほしい。もちろん100均やコンビニが近くにあれば、缶切りを買いに走ったほうが早いかもしれないし、何より安全だ。
結論
缶切りの代用品は意外と多い。注意点とあわせて覚えておこう。たったひとつの缶詰のためにコンビニなどに買いに行くのは面倒だしもったいない気がするかもしれないが、より安全かつ安心して開けるためであれば、ぜひ手間を惜しまず買いに行こう。
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