目次
1. 部屋に合わせて選びたいフローリングのマット

フローリングに敷くマットにはさまざまな種類がある。選ぶための基礎知識とそれぞれの特徴を解説しよう。
マットとは何?
マットはカーペットやラグと同じ敷物の一種だ。違いはサイズにあり、カーペットは部屋全体に敷き詰める大きさ、ラグは1~3畳ほどの大きさの敷物、というように分けられる。マットは一番小さく、1畳以下のアイテムを指すことが多い。フローリング用の敷物を選ぶ場合は、サイズの違いに注目して選んでほしい。
ラグマット
1畳以下のラグと1~3畳のラグを合わせて、ラグマットと呼ぶケースは多い。通常のマットよりもやや大きめで、1~3畳ほどの商品を指すのが一般的だ。オシャレなデザインのアイテムをフローリングに敷けば、インテリアのアクセントとして活用できる。
フロアマット
フロア(床)に敷くマットがフロアマットだ。カーペットを含めて、サイズと関係なくフロアマットと呼ぶケースが多い。キッチンマットや玄関マットなど、1畳以下が一般的なマットと比較してサイズは大きい傾向がある。フローリングの床に敷いて、上でくつろぐといった使い方が可能だ。
ジョイントマット
ジョイントマット(タイルカーペット)は、正方形の小さなマットをつなげて使用する。組み合わせる数や組み合わせ次第で、サイズや形を調整できるのが特徴だ。さらに別々のカラーのジョイントマットをつなげれば、自由にデザインができる。
専用のマット
ベッドの横に置くベットマットや、玄関用の玄関マットなど専用の用途があるマットは多い。用途に適した機能を備えているのが特徴だ。たとえばキッチンマットの場合、キッチンに合わせて横長になっている。使用する場所に合った専用のマットを選ぶと使いやすい。
2. リビングにおすすめのフローリングマット

リビングのフローリングに敷くマットの選び方を紹介しよう。おすすめをチェックしておけば、使いやすいマットを見つけられるだろう。
ラグマットやフロアマット
リビングに敷くなら、フロアマットやラグマットなどサイズが大きいタイプがおすすめだ。フローリングに敷けば上でゆったりとくつろげる。厚みがあるマットなら、長時間座ったり横になったりしても体が痛くなりにくい。
オシャレなデザインのマットをフローリングに敷けば、部屋のインテリアとして活用できる。部屋のテーマカラーと統一したり、柄物でワンポイントにしたりと工夫してみよう。サイズや形にも違いがあるので。比較してから選ぶことが重要だ。
オシャレなデザインのマットをフローリングに敷けば、部屋のインテリアとして活用できる。部屋のテーマカラーと統一したり、柄物でワンポイントにしたりと工夫してみよう。サイズや形にも違いがあるので。比較してから選ぶことが重要だ。
リビング用マットの選び方
リビングのフローリングに敷くマットを選ぶときは、まずサイズをチェックする。使用する人数が十分にくつろげるサイズを選ぶのがポイントだ。テーブルとセットで使うなら、置いたときのバランスも考えよう。
ソファーと組み合わせる場合は目安として、2人がけで「130×190cm」「140×200cm」、3人がけなら「220×170cm」のマットを足元に敷くのがおすすめだ。ソファの下に敷くなら大判サイズが使いやすい。
ソファーと組み合わせる場合は目安として、2人がけで「130×190cm」「140×200cm」、3人がけなら「220×170cm」のマットを足元に敷くのがおすすめだ。ソファの下に敷くなら大判サイズが使いやすい。
3. 子ども部屋にピッタリのフローリングマット

子ども部屋のフローリングにおすすめのマットを解説する。マット選びで迷ったときは、ぜひ参考にしてほしい。
ジョイントマット
小さなお子さんの部屋には、クッション性があるジョイントマットがおすすめだ。フローリングに敷けば怪我のリスクを減らせるのはもちろん、足音の軽減にもなるので遊ばせやすい。さらにお菓子や飲み物をこぼしても一部分だけ交換できるので、汚れ対策にもなる。
デスクマット
子ども部屋にある学習机は重いことも多く、さらに椅子を動かすとフローリングを傷つけやすい。デスクマット(デスクカーペット)を敷けば保護できる。掃除をしやすく椅子も動かしやすい、毛足の短いタイプがおすすめだ。椅子と机がカバーできる、大きめのデスクマットを選ぶと使いやすいだろう。
4. キッチンやペットがいる部屋のフローリングマット

汚れやすい、キッチンやペットがいる部屋のフローリングに適したマットを紹介しよう。それぞれの選び方と併せて説明する。
キッチンマット
縦長のキッチンマットは汚れの防止に役立つ。フローリングに水滴や油はねが付着するのを防げるのが特徴だ。ほとんどが洗えるタイプなので汚れに対処しやすく、撥水するビニール素材のマットなら汚れをサッと拭くだけでOKだ。シンクやコンロの前まで、しっかりとカバーできるキッチンマットを選ぼう。
ペット用滑り止めマット
フローリングは滑りやすいため、犬の足腰には負担がかかる。専用の滑り止め用マットを使用するのがおすすめだ。貼り付けて使う階段用やつなげられるジョイントマットタイプなど、さまざまなタイプの商品がある。消臭や抗菌効果があったり、丸洗いできたりするタイプなら清潔に保ちやすい。
5. フローリングにマットを敷く際に注意すべき点

フローリングにマットを敷くときの注意点をまとめた。転倒やカビといったトラブルを避けるために、ぜひチェックしてほしい。
滑り止めをチェック
フローリングにマットを敷くと滑りやすい。転倒が心配な小さなお子さんやお年寄りがいるご家庭には、裏面に滑り止め加工があるマットがおすすめだ。滑り止め加工がないマットの場合は、下に滑り止めシートを敷くことで同じ効果が期待できる。マットがズレにくくなることで直す手間を軽減できるので、ぜひ活用してほしい。
カビやダニ対策が重要
フローリングにマットを敷くときに心配なのがカビやダニだ。マットが汗を吸い込んだり暖房や床暖房で暖まったりすると、カビやダニが発生しやすい環境になる。マットはもちろんフローリングにカビが発生することもあるので注意が必要だ。掃除や洗濯をして栄養源になるゴミを取り除いたり、1週間に1度ほどあげたりすれば予防できる。
結論
フローリングにマットを敷けば、防音や汚れ防止といった効果が期待できる。いろいろなタイプがあるので、機能やサイズをチェックしてから選ぶのがポイントだ。リビングやキッチンなど、使用する部屋によって適したマットは違うので、紹介したおすすめを参考にしほしい。また、フローリングにマットを敷くときは転倒やカビ、ダニが心配だ。注意点をチェックして十分に対策をしよう。
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