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寝相から分かる心理を解説!心理状態以外に分かる情報も紹介

寝相から分かる心理を解説!心理状態以外に分かる情報も紹介

投稿者:ライター ブルーナ明子 (ぶるーなあきこ)

鉛筆アイコン 2021年6月 5日

寝相は人それぞれ異なるが、実は心理などが現れているともいわれている。今回は、アメリカの精神分析医のサミュエル・ダンケル氏が患者の性格と寝相を分析した結果について詳しく解説しよう。また、心理状態のほかにも寝相から知ることのできる情報があるので、それについてもご紹介する。

  

1. 寝相で心理が分かるって本当?

アメリカの精神分析医のサミュエル・ダンケル氏は、患者との面接で得た情報と寝相の分析から36タイプの寝相と性格の関連性を分類している。この中から代表的な6タイプについてご紹介しよう。

仰向けタイプ

仰向けで大の字で寝る人は、王様型といわれている。このタイプの人はおおらかかつのびのびとしており、誰に対しても心を開き、頼りがいのある人だ。幼少期に親の愛情を十分に受けて育ち、心理的には気持ちがとても安定しており、自信家の一面があるといわれている。

うつぶせタイプ

うつぶせで寝る人は、無意識に寝床を支配しようとする寝相といわれている。このタイプの人は几帳面であり、心理的には自分の思う通りに身の回りのことが運ばなければ気が済まないという神経質な一面を持ち、自己中心になりがちである。

囚人タイプ

手首や足首を囚人のようにクロスさせて寝る人は、自分の不満や不安にとらわれおり、悩みごとが多い人がにみられる寝相といわれている。

スフィンクスタイプ

これは上半身はうつぶせや横向きのまま膝を布団やベッドについて、腰を浮かせて寝る寝相のことである。このタイプは子どもに多くみられ、まだ起きていたい、眠りたくないという心理が隠されているといわれる。また、不眠症の人や眠りが浅い人にも多く見られる傾向がある。

胎児型

しっかり丸まる胎児型の寝相の人は、甘えたい感情や誰かに守ってほしいなどという依存傾向が見られるといわれている。また、この姿勢は自分を守る意義もあるため、自分の殻にこもりやすい一面もあるとされる。

半胎児型

少し膝を曲げた状態で横になって寝る人は、半胎児型といわれるタイプである。この寝相は最もバランスに優れ、寝返りをうちやすい姿勢であることから、ストレスをためにくいといわれている。また、良識的で社会によく順応し、気持ちや性格も安定している人が多いといわれる。

2. 寝相別の心理とは

寝相には人の深層心理が現れているといわれ、最近ではそれを探る占いなどもある。こちらでは、代表的な寝相とその心理の特徴を解説しよう。

手を体幹につけて足をそろえて横向きで寝る

寝苦しいように見えるこの寝相は、丸太型とよばれ、意外に多い寝相とされている。人との関わりをもつことを好む心理や、社交的な性格を知ることができるといわれている。コミュニケーション能力にも優れているため、人との信頼関係の構築にも長け、好奇心が旺盛なためフットワークも軽い特徴がある。

仰向けで手を体幹につけて足を揃えて寝る

この寝相は、兵隊ポジションなどといわれることもあり、組織の中にいることを好むことが現れているといわれる。性格はとても真面目であり、精神力が強く、騒ぎなどを好まない人が多い。

布団に潜り込んで眠る

布団を顔まで掛けてもぐりこむように眠る寝相の人は、深い洞察力を備えているといわれている。慎重に物事を考えながら進めるため、些細なことで悩みがちであり、ストレスも抱えがちな傾向がある。深く布団にもぐりこむほど悩みや不安を抱えている心理が現れているともいわれる。

3. 寝相で分かるのは心理だけじゃない?

寝相が悪かったり、常に動きまわったりするのは心理だけの影響ではない。こちらでは、寝相から心理以外に知ることのできる情報についていくつかご紹介しよう。

睡眠の質

人の睡眠は、浅い睡眠と深い睡眠を繰り返している。この浅い眠りのときに身体を動かす場合が多く、頻回に寝相が変わったり、寝返りを頻回にうったりする人では浅い眠りが多く、深く眠る時間が短い可能性がある。すなわち、寝相が極端に頻回に変化する場合は、睡眠の質が悪いことが推察される。浅い眠りが多ければ十分な休養を睡眠で得ることは難しくなってしまう。
このように浅い眠りが多くなる原因としては、心理的なストレスなどにより自律神経の乱れが生じ、身体をリラックスさせられないことや就寝環境がよくないことがあげられる。

疾患の可能性

寝相が極端に悪く、熟睡感が得られずに寝苦しくて起きてしまう、いびきが大きいなどの場合は睡眠時無呼吸症候群などの疾患の可能性もある。睡眠時無呼吸症候群とは、就寝中の知らぬ間に一時的に呼吸が停止する疾患のことで、身体が酸欠状態となり、それを改善するために身体は心拍数を増加させる状況を繰り返す。この状況では、就寝していても身体は覚醒した状況であるため、睡眠により十分な休養を得ることはできないのが特徴である。この寝苦しさから、寝相が極端に悪くなる傾向があるのだ。極端に寝相が悪く、睡眠時無呼吸症候群の可能性が疑われる場合はかかりつけ医など専門家に一度相談することをおすすめしたい。

結論

今回は、アメリカの精神分析医のサミュエル・ダンケル氏が患者の性格と寝相を分析した結果や深層心理、寝相から知ることのできるその他の情報について詳しく解説した。ぜひ、こちらの内容を参考に寝相を確認して自分や家族の健康維持のために役立てていただきたい。
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  • 更新日:

    2021年6月 5日

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