1. 短いカーテンで失敗しないための窓とサイズ新常識
まずは窓の種類と既成カーテンのサイズ選びのポイントを紹介しよう。買う前にしっかりとサイズについて知っておくことで、購入したカーテンが窓よりも短いなどのトラブルで悩むこともなくなるだろう。
窓の種類は、主に腰高窓と掃き出し窓の2種類に分けられる。腰高窓(腰窓)とは、壁の中央よりも上寄りの位置にあり、大人が立ったときに腰あたりの高さにあたる窓のことだ。掃き出し窓は床付近から天井あたりまである大きな窓を指し、外に出入りできることも多い。
窓の種類は、主に腰高窓と掃き出し窓の2種類に分けられる。腰高窓(腰窓)とは、壁の中央よりも上寄りの位置にあり、大人が立ったときに腰あたりの高さにあたる窓のことだ。掃き出し窓は床付近から天井あたりまである大きな窓を指し、外に出入りできることも多い。
腰高窓に合うカーテンサイズ
一般的な腰高窓に既成カーテンをつける場合、カーテンのサイズは幅100×丈135cmを選ぼう。レースのカーテンもつけるなら、やや丈が短い、幅100cm×丈133cmのサイズが適している。
掃き出し窓に合うカーテンサイズ
一般的な掃き出し窓には、幅100×丈178cmのカーテンが合う。それよりも大きい掃き出し窓であれば、幅100×丈200cmのカーテンを購入しよう。レースのカーテンの場合は、丈がそれぞれ2cmほど短いサイズで想定するといい。
2. カーテンが短い! 買った後で長さを調節する方法
購入したカーテンの丈が自宅の窓よりも短い場合、そのまま取り付けるとカーテンの下から光が入りこんだり、暖房をつけても暖かい空気が逃げてしまったりとよくない影響が出る。
短いカーテンはきちんと長さを調節し、窓に合った丈に直そう。ここでは長さを調節する2つの方法を紹介する。
短いカーテンはきちんと長さを調節し、窓に合った丈に直そう。ここでは長さを調節する2つの方法を紹介する。
カーテンのアジャスターを動かす
カーテンのフックには、レールに引っかける部分を上下にずらして移動できるアジャスタータイプがある。お持ちのカーテンにアジャスターフックがついていれば、フックを調節するだけで短いカーテンをちょうどいい長さにできる可能性がある。フックによっては4cmほど動かせるものもあるため、カーテンが少し短い程度であれば十分に調節できるだろう。
裾をほどいて折り返しの布を出す
カーテンの裾には、基本的に10cmほどの折り返しがある。短いカーテンを長くするには、裾をほどいて折り返しの部分を外に出すのも手だ。
まずは折り返しの部分の縫い目をほどく。布を出して丈を調整したら、不要な部分は再び折り返そう。折り目にアイロンをかけてしっかり跡をつけ、ズレないようにマチ針で留め、ミシンで縫い直せば完了だ。
ミシンがない場合は、裾直しテープを使うといいだろう。裾直しテープがあれば、テープを貼ってアイロンがけするだけで楽に長さを調節できる。
まずは折り返しの部分の縫い目をほどく。布を出して丈を調整したら、不要な部分は再び折り返そう。折り目にアイロンをかけてしっかり跡をつけ、ズレないようにマチ針で留め、ミシンで縫い直せば完了だ。
ミシンがない場合は、裾直しテープを使うといいだろう。裾直しテープがあれば、テープを貼ってアイロンがけするだけで楽に長さを調節できる。
3. 短いカーテンをマクラメでおしゃれにリメイクする
短いカーテンの丈を長くするには、マクラメをつけるアイデアもある。マクラメとはひもを編んで幾何学模様を作る織り方のことで、そこから転じてカーテンの裾につける幅広のレースを指すようになった。マクラメを短いカーテンの裾に縫い付けることで、長さもカバーでき、見た目もエレガントに仕上がるだろう。
マクラメを編むのは一見難しそうに思えるが、編み針などを使わず手で編めるため、方法さえ覚えてしまえば簡単にできる。好きな色のひもを用意し、ぜひチャレンジしてみてほしい。
マクラメを編むのは一見難しそうに思えるが、編み針などを使わず手で編めるため、方法さえ覚えてしまえば簡単にできる。好きな色のひもを用意し、ぜひチャレンジしてみてほしい。
フリンジ・レース・布生地を縫い付ける方法も
「マクラメを編むのはハードルが高い」という方には、短いカーテンの裾に既製品のフリンジやレースをつける方法もおすすめだ。また、カーテンとは別の生地を縫い付けることで、長さをカバーする方法もある。季節ごとに継ぎ足す生地を替えれば、季節感を出しながらイメチェンもできるだろう。
結論
カーテンの丈が短い場合は買い直さないといけないと思うかもしれないが、アジャスターフックを調節する、裾の折り返しをほどいて長さを出すなどの方法で丈をカバーできる。サイズが合わなくてもすぐに処分せず、紹介した方法で長さを調節してみよう。
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