目次
- 布巾
- 重曹大さじ1程度
- 布巾が完全に浸るサイズの鍋
- 布巾が完全に浸るサイズのバケツ(ボウル)
- 菜箸(火ばさみ、トング、長めの使い捨て割り箸)
- ゴム手袋
- 布巾をよく洗う
- 鍋に布巾が完全に浸るくらいまで水を入れて火にかける
- 沸騰したら重曹を加えて溶かす
- 布巾を入れて菜箸などで泳がせるように1分ほど煮る
- そのままバケツやボウルに布巾を移して火を止める
- 流水ですすいでよく絞り、風通しのよい場所で乾かす
- 完全に乾いたらアルコール除菌スプレーを吹きかけ、再度乾かしたら終了
- 布巾
- 塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)
- 布巾が完全に浸るサイズの桶、バケツ(シンクなどでもOK)
- ゴム手袋
- 布巾をよく洗う
- 桶に水をはり、塩素系漂白剤を適量溶かす
- 布巾を浸し、パッケージに記載されている時間だけ放置する
- 流水ですすいでよく絞り、風通しのよい場所で乾かす
- 完全に乾いたらアルコール除菌スプレーを吹きかけ、再度乾かしたら終了
1. 布巾を煮沸する方法

さっそく布巾を煮沸する方法を紹介していこう。煮洗いに近いが、布巾は1分程度煮沸すれば十分除菌・殺菌できる。先立ってどういった効果やメリットがあるのかを解説する。
布巾を煮沸する効果やメリット
布巾には想像を遥かに超える量の雑菌が付着している。少しでも触れれば手指に雑菌が移り、その手で顔を触ったり食器や食べ物を触ったりすればさらに雑菌が移っていく。雑菌だらけの布巾でテーブルなど拭こうものなら、テーブルいっぱいに雑菌を広げているのと同じだ。
煮沸は手軽にできる上、除菌・消毒効果が高い。加えて、以下で紹介する基本の煮沸であれば洗剤を使用しないため、環境や人体にも優しい。雑菌だけでなく、重曹を使うことで黄ばみや悪臭などを落とせるのもメリットだ。それでは、やり方を見ていこう。
用意するもの
布巾を煮沸して除菌・消毒する方法
布巾を煮沸除菌・消毒する頻度は?
煮沸自体は難しくないものの、毎日やるのは手間に感じてしまうだろう。できれば週2回ほど、少なくとも週1回できればよしとしよう。それ以外の日は、後述する方法で除菌するなどして少しでも清潔に保ってほしい。
2. 布巾を煮沸する際の注意点

布巾を簡単に除菌・消毒できる煮沸だが、いくつか注意点もある。
煮沸する前に布巾をよく洗っておくこと
布巾には雑菌はもちろん、油汚れなども多く含まれている。汚れきったまま煮沸をした場合、せっかくの除菌・消毒効果が低下してしまうおそれがあるため、事前に食器用中性洗剤などを使ってよく洗っておくと効率がよい。
アルミの鍋やたらいなどは使用しないこと
アルミと重曹は相性が悪い。化学反応を起こして黒ずみなどの変色が生じてしまうため、アルミ以外の鍋やたらいを使うようにしよう。普段料理に使っている鍋でOKだが、どうも気が引けるという場合は別途、煮沸専用の鍋を用意しておくことも考えておこう。
煮沸した布巾は速やかに、かつ完全に乾かすこと
せっかく煮沸でキレイになった布巾も、濡れた状態のまま放置すればすぐに雑菌が繁殖してしまう。生乾きのイヤなにおいも発生してしまうため、煮沸したあとの布巾は速やかに、かつ完全に乾かすことが大切だ。風通しのよい場所を確保しておこう。
3. 布巾を煮沸できない(しない)ときの除菌方法

布巾の煮沸を毎日やるのは大変というご家庭も多いはずだ。そんなときは別の方法で除菌しておこう。
用意するもの
煮沸できない(しない)布巾の除菌方法
色柄物の布巾は「色落ち」に注意
塩素系漂白剤は色柄物の色も抜いてしまうことがある。色落ちさせたくない布巾の場合は、塩素系漂白剤を使わないようにしよう。
色柄物の布巾を酸素系漂白剤(オキシクリーン等)で除菌する方法
桶に60度程度のお湯を注ぎ、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を適量溶かす。そこへ、あらかじめよく洗っておいた布巾を浸して放置する(時間はパッケージで確認)。あとは流水ですすいでよく絞り、普通に洗濯するか風通しのよい場所に干して乾かせば終了だ。煮沸や塩素系漂白剤よりも効果は劣るかもしれないが、何もしないよりは遥かにマシである。
結論
布巾は雑菌だらけだ。日々のお手入れは塩素系漂白剤などにして、週1回は煮沸をするなど習慣化しておくとよいだろう。煮沸の前によく洗っておくこと、塩素系漂白剤を使う際は色柄物は避けることなど、注意点もいくつかあるのでこの機会にきちんと確認しておいてほしい。
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