1. 玄関タイルの掃除に便利な道具は?
ほうき&ちりとり
玄関掃除に欠かせない道具といえば、真っ先に思い浮かぶのがほうきとちりとりではないだろうか。この2つの道具は玄関掃除で使うことが多いので、取り出しやすい場所に設置しておくのがおすすめだ。100円ショップでも販売されているので、必ず用意しておこう。
デッキブラシ
デッキブラシは表面に凹凸がある玄関タイルの掃除に便利な道具だ。洗剤を使わなくても水をつけてこするだけで汚れを落とすことができる。ただし、大理石などはこすると傷がついてしまうため、デッキブラシを使う際は事前に玄関タイルの素材を確認しておくことが必要だ。
メラミンスポンジ
デッキブラシのほかにも、頑固な汚れ用にメラミンスポンジを用意しておこう。メラミンスポンジは大小さまざまサイズがあるが、玄関掃除をするときは使いきれる小さめのサイズを選んでおくのがおすすめだ。デッキブラシほどではないがこちらも研磨効果があるので、傷つきやすい素材には使わないように注意してほしい。
雑巾
玄関タイルの掃除で何よりも忘れてはならない道具が雑巾だ。玄関タイルを掃除する場合は、汚れを落とす用の雑巾、洗剤や水気を拭きとるための雑巾をそれぞれ用意してほしい。なお、大理石などの玄関タイルを掃除するときは、マイクロファイバーなどのやわらかい布を用意しよう。
2. 玄関タイルの掃除方法
玄関タイルは材質がザラザラしているかツルツルしているかによって掃除方法が異なる。
ザラザラしている玄関タイルの掃除方法
- ほうきで玄関のほこりやゴミを掃き出す
- 重曹やセスキ炭酸ソーダの粉末を玄関タイルにまく(汚れや黒ずみがひどい場合)
- 玄関タイルに水を撒まき、デッキブラシでこする
- キレイな水を使って重曹やセスキ炭酸ソーダを流す
- 雑巾またはモップで玄関タイルの水気をとる
ザラザラしている玄関タイルは凹凸部分に汚れが溜まりやすいため、雑巾やメラミンスポンジだけでは汚れを落とすのが難しい。細かい部分までしっかり汚れを落としたい人は、やはりデッキブラシを使うのが一番効果的といえるだろう。また、重曹やセスキ炭酸ソーダはあらかじめ水に混ぜてスプレーしながら使ってもOKだ。自分に合う掃除方法で玄関タイルの汚れを落とそう。
ツルツルしている玄関タイルの掃除方法
- ほうきで玄関のほこりやゴミを掃き出す
- 玄関タイルに水をまく
- 雑巾またはモップで玄関タイルの汚れを拭き取る
- メラミンスポンジを使って汚れ部分をこする(雑巾やモップで落ちない汚れの場合)
- 玄関タイルに残っている水気を雑巾またはモップで拭き取る
前述で紹介した掃除方法とは逆に、ツルツルした玄関タイルはデッキブラシではなく雑巾やメラミンスポンジが適している。デッキブラシは傷がついてしまう恐れがあるため、使わない方がいいだろう。
なお、ツルツルした玄関タイルに重曹やセスキ炭酸ソーダを使う場合は、粉末をまくのではなく、水と混ぜてからまくようにしよう。重曹の場合は水100mlに対して小さじ1杯、セスキ炭酸ソーダの場合は水500mlに対して小さじ1杯の割合で混ぜて使うのがおすすめである。
なお、ツルツルした玄関タイルに重曹やセスキ炭酸ソーダを使う場合は、粉末をまくのではなく、水と混ぜてからまくようにしよう。重曹の場合は水100mlに対して小さじ1杯、セスキ炭酸ソーダの場合は水500mlに対して小さじ1杯の割合で混ぜて使うのがおすすめである。
3. キレイな玄関タイルをキープするコツ
玄関タイルは掃除してもすぐに汚れてしまいやすい。しかし、ちょっとしたコツをつかめば、キレイな状態を長い間キープすることができる。
コツ1.こまめにほうきで掃く
玄関タイルはほこりや泥が蓄積されると落ちにくくなってしまうため、こまめにほうきで掃きだしてしまうことがおすすめだ。理想は毎日だが、難しい場合は最低でも週に1回は玄関タイルの掃き掃除を行おう。
コツ2.玄関に湿気を溜めない
玄関タイルが濡れていると、ほこりやゴミも湿ってしまい、汚れがこびりつきやすくなる。そのため、玄関に湿気がこもらないようにしておくこともキレイな状態を長持ちさせるコツだ。換気ももちろん大事だが、濡れた靴は放置せず、ベランダなどで干してから戻そう。
コツ3.玄関に物を置かない
履かない靴やベビーカーなど、玄関が物で溢れていると汚れも蓄積しやすい。使わないものを下駄箱や収納棚にしまっておけば、汚れの蓄積が防げる上に、掃除の際に物をどかす手間が省けて一石二鳥である。
結論
玄関タイルの汚れがどうしてもとれない場合は、専門の業者を呼んでみるのも一つの手である。落ちないからといって汚れを放置しているとカビの発生原因にもなってしまうので、黒ずみが目立ってくる前に掃除をして、いつでもキレイな玄関タイルをキープしよう。