1. 玄関の「たたき」「ドア」の汚れの正体

玄関には、ホコリや土をはじめとしたさまざまな汚れが存在する。汚れの原因を知っておくと、掃除もしやすく玄関を綺麗に保ちやすい。玄関のたたきやドアにつく汚れの正体について解説する。
たたき
たたきとは玄関で靴を脱ぎ履きする床のことだ。たたきの主な汚れの正体は、外から帰ってきた靴についてくる土や砂である。また、知らない間にたたきに黒ずみができていることもある。これは雨の日の外出で靴についた泥が原因だ。泥をそのままにしていると、乾燥し黒ずみになってしまう。
とくに子どもは雨の日でも濡れたり汚れたりするのを気にせずに遊ぶので、黒ずみは子どものいる家庭でできやすい。さらにホコリは水に濡れるとたたきに吸着されやすくなり、雨の日は普段よりも汚れやすい。
また髪の毛やホコリ、ペットの毛なども見落としがちで、玄関にたまりやすい汚れのひとつである。
とくに子どもは雨の日でも濡れたり汚れたりするのを気にせずに遊ぶので、黒ずみは子どものいる家庭でできやすい。さらにホコリは水に濡れるとたたきに吸着されやすくなり、雨の日は普段よりも汚れやすい。
また髪の毛やホコリ、ペットの毛なども見落としがちで、玄関にたまりやすい汚れのひとつである。
ドア
ドアの汚れの厄介なものは、ドアノブに付着した手垢だ。外出するたびにドアノブに触れるので、手垢汚れが蓄積されやすい。さらに、普段から目にする場所なので汚れがたまっていると気になってしまう。
また、ドアの外側には土ボコリや、排気ガスなどが付着し汚れとなってしまう。同様に、目には見えないが花粉や黄砂などもドアの外側に汚れとしてたまっていくだろう。
また、ドアの外側には土ボコリや、排気ガスなどが付着し汚れとなってしまう。同様に、目には見えないが花粉や黄砂などもドアの外側に汚れとしてたまっていくだろう。
2. 普段の玄関の掃除はほうきと雑巾で簡単に

玄関はいくら綺麗にしておきたい場所であっても、毎日念入りに掃除をするのはなかなか難しいが、人目に付きやすいたたきとドアの2点さえ清潔に保っておけば急に人が来ても安心だ。
週に1回くらいの頻度で、簡単な掃除をするだけでも玄関を十分清潔に保つことが可能なので、普段の掃除についてみていこう。
週に1回くらいの頻度で、簡単な掃除をするだけでも玄関を十分清潔に保つことが可能なので、普段の掃除についてみていこう。
用意するもの
- ほうきとちりとり
- 新聞紙または茶ガラ
- 雑巾
たたきの掃除
たたきはほうきでホコリや砂を掃くだけでよい。はじめに靴や傘など、たたきに置いてあるものをすべて別の場所に移動させ、物がない状態にしておくと掃除がしやすい。掃除後は移動させておいた靴などを元の位置に戻せば終了だ。
ほうきで簡単に掃くだけなら5分もあれば完了する。ほうきとちりとりをいつも取り出しやすい場所に収納するか、玄関に吊り下げておけばさらに掃除がしやすい。
ホコリが多く空中に舞うのが気になる人は、新聞紙を濡らしてちぎったものか、茶ガラをたたきにまき、ほうきで集めるとホコリがたちにくくなる。
ほうきで簡単に掃くだけなら5分もあれば完了する。ほうきとちりとりをいつも取り出しやすい場所に収納するか、玄関に吊り下げておけばさらに掃除がしやすい。
ホコリが多く空中に舞うのが気になる人は、新聞紙を濡らしてちぎったものか、茶ガラをたたきにまき、ほうきで集めるとホコリがたちにくくなる。
ドアの掃除
ドアはまず乾拭きで外側の気になるチリやホコリを落とし、その後雑巾で軽く拭くだけで十分だ。手垢がたまりやすいドアノブは濡れた雑巾で拭けばよい。週に1度など、習慣的に掃除をしていれば汚れもさほどたまらないので、さっと掃除ができる。
また、木製のドアは水拭きではなく、乾いた雑巾でドア本体の汚れを落としてから、ドアノブを水拭きするといった手順の方がよいだろう。ステンレスのドアであれば、汚れを落としてから濡れた雑巾で拭いても問題ないが傷がつくのでブラシの使用は控えよう。
また、木製のドアは水拭きではなく、乾いた雑巾でドア本体の汚れを落としてから、ドアノブを水拭きするといった手順の方がよいだろう。ステンレスのドアであれば、汚れを落としてから濡れた雑巾で拭いても問題ないが傷がつくのでブラシの使用は控えよう。
3. 時間がある日の念入り玄関掃除

普段から玄関の掃除をまめにしていても、どうしても落ちない頑固な汚れは存在する。
1~2カ月に1度くらい、すべての汚れを落とすくらいの気持ちで徹底的に掃除できれば完璧だ。
玄関をピカピカにする掃除方法をお伝えしよう。
1~2カ月に1度くらい、すべての汚れを落とすくらいの気持ちで徹底的に掃除できれば完璧だ。
玄関をピカピカにする掃除方法をお伝えしよう。
用意するもの
- ほうきとちりとり
- デッキブラシ
- 重曹
- メラミンスポンジ
- 雑巾
- 中性洗剤
たたきの掃除
時間がある日には水を流して徹底的に掃除をするとよい。普段の掃除と同じく、靴などいつもたたきに置いてあるものを別の場所に移して、まずはほうきでホコリや砂などの大きなゴミを掃除しよう。
ある程度のゴミが取れたら玄関に水をまき、デッキブラシでこするだけで汚れが落ちる。しつこい汚れはメラミンスポンジと重曹を使い重点的にこするとよい。市販の洗剤を使ってもよいが、重曹でも十分汚れ落ちの効果が期待できる。重曹が研磨剤になってくれるので、水の上から粉のまま振りかけ、ブラシでこすって使おう。
マンションなどで水を流せない場合は、水を多く含ませた雑巾を使おう。汚れが落ちたら固く絞った雑巾で全体を拭き取るとよい。いずれの場合もカビ防止のために、掃除後はドアを開けて換気を行い、たたきを乾燥させよう。
ある程度のゴミが取れたら玄関に水をまき、デッキブラシでこするだけで汚れが落ちる。しつこい汚れはメラミンスポンジと重曹を使い重点的にこするとよい。市販の洗剤を使ってもよいが、重曹でも十分汚れ落ちの効果が期待できる。重曹が研磨剤になってくれるので、水の上から粉のまま振りかけ、ブラシでこすって使おう。
マンションなどで水を流せない場合は、水を多く含ませた雑巾を使おう。汚れが落ちたら固く絞った雑巾で全体を拭き取るとよい。いずれの場合もカビ防止のために、掃除後はドアを開けて換気を行い、たたきを乾燥させよう。
ドアの掃除
ドアに関しても、時間があるときはピカピカに磨こう。しつこいドアノブ汚れには重曹水が便利だ。200mlの水に対して10gの重曹を溶かした重曹水を作るか、市販のものを使用しよう。重曹はアルカリ性で、手垢などの酸性の汚れが時間をかけずに落とすことができる。
チリがたまったドアも、ほうきや乾いた雑巾などで、軽くチリやホコリを落としてから、雑巾で念入りに拭くとよい。「ドアノブ」は重曹水で手軽に汚れを落とすことができたが、「ドア」の汚れの多い部分には中性洗剤を使用しよう。ドアの素材によっては重曹水を使うことで痛む可能性があるからだ。なお、木製のドアは水拭きせずに乾いた雑巾で全体の汚れを取ること。
チリがたまったドアも、ほうきや乾いた雑巾などで、軽くチリやホコリを落としてから、雑巾で念入りに拭くとよい。「ドアノブ」は重曹水で手軽に汚れを落とすことができたが、「ドア」の汚れの多い部分には中性洗剤を使用しよう。ドアの素材によっては重曹水を使うことで痛む可能性があるからだ。なお、木製のドアは水拭きせずに乾いた雑巾で全体の汚れを取ること。
結論
玄関は毎日人の出入りがあるので、ホコリや汚れがたまりやすい場所である。よく目につく場所だからこそ、いつも綺麗にしておくことで、急な来客が来た際にも安心だ。外出から帰ってきた時にほうきで掃く習慣をつけるなどしておくと、清潔な玄関を保つことができる。汚れがたくさんたまる前の小まめな掃除を心がけよう。