1. スニーカーの黄ばみの原因

黄ばみの原因を知っていれば予防することが可能だ。お気に入りのスニーカーをキレイに保つために、どうして黄ばむのかを確認しておこう。
付着した汚れ
スニーカーを履いて歩く地面にはさまざまな汚れがある。泥水や砂埃などの汚れを放置すれば、黄ばみが発生してしまう。
さらに、長時間履いていると汗をかき、内部に染み込んで黄ばみになることがある。使用するたびに付着するさまざまな汚れが、黄ばみの原因になるのだ。
さらに、長時間履いていると汗をかき、内部に染み込んで黄ばみになることがある。使用するたびに付着するさまざまな汚れが、黄ばみの原因になるのだ。
洗剤と紫外線
洗濯をしたあとのスニーカーに黄ばみが出るケースがある。原因は洗剤やスニーカー用の石鹸に含まれるアルカリ性の成分だ。
洗濯のあと室外に干すと、紫外線に当たってしまうことがある。紫外線は残ったアルカリ性の成分と反応し、汚れと関係なく黄ばみが発生するのだ。汚れを落としたつもりがさらに汚くなってしまう、といったケースも考えられる。
洗濯のあと室外に干すと、紫外線に当たってしまうことがある。紫外線は残ったアルカリ性の成分と反応し、汚れと関係なく黄ばみが発生するのだ。汚れを落としたつもりがさらに汚くなってしまう、といったケースも考えられる。
2. スニーカーの黄ばみの落とし方

スニーカーの黄ばみは正しく落とせばキレイになる。基本の落とし方と頑固な黄ばみの落とし方について紹介するので、ぜひ実践してほしい。
基本は中性洗剤で
アルカリ性の洗剤は黄ばみの原因になるので、衣類用や台所用の中性洗剤を使おう。スニーカーの素材によっては水洗いで傷んだり変色したりするため、目立たない場所で色落ちを確認してほしい。
- 洗面器やバケツにぬるま湯を入れて中性洗剤を混ぜる
- 靴紐と中敷きを外したスニーカーを浸す
- 1時間ほど放置したら黄ばみをブラシで擦る
- 洗剤が落ちるまで水でしっかりすすぐ
- 布を使って水分を拭いたら陰干しをする
キレイにすすいだあとは洗濯機を使って2~3分ほど脱水してもよい。直射日光を当てると黄ばみになるので陰干しが基本だ。
頑固な汚れは漂白剤を使おう
スニーカーに頑固な汚れが付着したり、中性洗剤で洗っても黄ばみが取れなかったりしたら、酵素系漂白剤を使ってみよう。基本の落とし方は同じで、中性洗剤と混ぜて使うのがポイントだ。
酵素系漂白剤の代わりに、漂白剤入りの洗剤を使えば手軽だ。ただし、黄ばみの元になる「弱アルカリ性」が多いので、使うときは成分が残らないように注意しよう。
酵素系漂白剤の代わりに、漂白剤入りの洗剤を使えば手軽だ。ただし、黄ばみの元になる「弱アルカリ性」が多いので、使うときは成分が残らないように注意しよう。
3. 洗濯後についたスニーカーの黄ばみの取り方

せっかく洗濯したスニーカーに黄ばみが出てしまった、そんなときの対処法を説明しよう。再度洗濯してもあまり意味がないので、正しい方法で落とすことが重要だ。
酸性で黄ばみが落ちる
アルカリ性の洗剤が原因の黄ばみは酸性で中和できる。スニーカーの黄ばみ落としには、一般的なご家庭にあるお酢を活用してほしい。
お酢には特有の酸っぱいにおいはあるが、洗ってしまえば残らないので安心だ。浸け置きするときににおいが気になる場合は、同じ酸性のクエン酸を使おう。
お酢には特有の酸っぱいにおいはあるが、洗ってしまえば残らないので安心だ。浸け置きするときににおいが気になる場合は、同じ酸性のクエン酸を使おう。
お酢やクエン酸を使った黄ばみの落とし方
お酢は200ml、クエン酸を使う場合は大さじ2が分量の目安だ。お酢は一般的な穀物酢を使おう。
- 洗面器やバケツにぬるま湯とお酢(クエン酸)を入れる
- 2~3時間ほど放置する
- お酢のにおいが落ちるまでしっかりとすすぐ
- 布で水分を拭いたら陰干しをする
それでもスニーカーの黄ばみが落ちなかったら、酵素系漂白剤を使おう。お酢やクエン酸が残らないよう、丁寧にすすぐのがポイントだ。
4. スニーカーの黄ばみを防止する方法

スニーカーをキレイに保ちたいなら、黄ばみの予防が大切だ。防ぐ方法やお手入れについて、それぞれ解説しよう。
汚れを放置しない
付着した汚れを放置していると黄ばみになりやすい。スニーカーに泥水や砂埃がついたら、その場で落とすことが重要だ。
すぐに水を含ませた布で優しく拭けば汚れはキレイになる。ソール部分の汚れにはメラミンスポンジがおすすめだ。小さくカットして持ち運べば、いつでも黄ばみ予防ができるだろう。
すぐに水を含ませた布で優しく拭けば汚れはキレイになる。ソール部分の汚れにはメラミンスポンジがおすすめだ。小さくカットして持ち運べば、いつでも黄ばみ予防ができるだろう。
防水スプレーを使用する
靴用の防水スプレーを吹きかけると、黄ばみの原因になる泥水などが付着しにくくなる。撥水効果で汚れが染み込みにくくなり、サッと拭くだけでキレイになるだろう。
靴紐を外してからスニーカー全体に吹きかけるのが、使い方のポイントだ。新品のスニーカー以外に使う場合は、丁寧に拭いて汚れを落としておこう。20cmほど離す、重ね塗りをするなど、説明書を読んで正しい使い方を守ってほしい。
靴紐を外してからスニーカー全体に吹きかけるのが、使い方のポイントだ。新品のスニーカー以外に使う場合は、丁寧に拭いて汚れを落としておこう。20cmほど離す、重ね塗りをするなど、説明書を読んで正しい使い方を守ってほしい。
結論
洗濯だけでは落とすのが難しいスニーカーの黄ばみだが、中性洗剤を使えば元の色に戻すことが可能だ。そのまま履くと不潔な印象を与えるので、中性洗剤を使ってキレイに落とそう。洗濯したあとについた黄ばみには、お酢やクエン酸を使うのがポイントだ。また、手入れや少しの工夫でスニーカーの黄ばみは予防できるので、長く愛用するためにもぜひ実践してほしい。
この記事もCheck!