1. エアコンの故障を疑う前にチェックすべきこと
エアコンのリモコンや本体の電源を確認する
ほとんどのエアコンは、リモコンで作動させる。リモコンは電池で作動するため、もし電池切れになっていれば、いくらリモコンを押してもエアコンは動かない。故障かなと思う前にリモコンの電池切れを疑ってみよう
また、半年ぶりにエアコンを使うという場合にありがちなのが、コンセントが抜けているか、きちんと入っていないケースだ。節電のためコンセントを抜く習慣のある家庭では、故障だと大騒ぎする前にコンセントを確認しておこう。
また、半年ぶりにエアコンを使うという場合にありがちなのが、コンセントが抜けているか、きちんと入っていないケースだ。節電のためコンセントを抜く習慣のある家庭では、故障だと大騒ぎする前にコンセントを確認しておこう。
エアコンの設定温度を確認する
エアコンが効かないと感じて故障を疑ってしまうこともある。たとえば、室外の温度と室内の設定温度がほぼ同じ場合だ。暑いと感じたら、設定温度を確認してみることだ。さらに、何らかの操作ミスにより運転モードが「暖房」になってしまっているケースもあるから、こちらも確認しておこう。
2. エアコンが故障してしまう原因とは
リモコンの状態やコンセント、温度設定を確認してもエアコンが動かない、動いてもすぐに止まってしまうような場合は、故障してしまっている可能性が高い。どのような原因が考えられるだろうか。
エアコンの室内機が原因で起こる故障
エアコンの室内機が故障してしまうと、リモコンスイッチだけでなく起動スイッチを入れても動かなかったり、動いてもすぐに止まってしまったりする。
このような場合は、エアコン内部の基板にトラブルが発生している可能性が高い。また、ファンモーターが故障してしまうと、温風も冷風も全く出ないことになる。どちらの場合も、専門の業者に修理を依頼することになる。
そのほかに、マイコン制御装置が作動している可能性もある。この制御装置は異常を察知したりすると自動的にエアコンの運転を止めるのだが、何らかの理由で誤作動してしまうことがある。この場合は、一度コンセントを抜いてから1時間ほど時間をおいて再試行してみよう。
このような場合は、エアコン内部の基板にトラブルが発生している可能性が高い。また、ファンモーターが故障してしまうと、温風も冷風も全く出ないことになる。どちらの場合も、専門の業者に修理を依頼することになる。
そのほかに、マイコン制御装置が作動している可能性もある。この制御装置は異常を察知したりすると自動的にエアコンの運転を止めるのだが、何らかの理由で誤作動してしまうことがある。この場合は、一度コンセントを抜いてから1時間ほど時間をおいて再試行してみよう。
エアコンの室外機が原因で起こる故障
エアコンの故障は室内機だけでなく、室外機にも原因があることが多い。部屋の中の室内機に比べて、外に置いてある室外機に注意を向ける人は少ないのではないだろうか。エアコンを使う季節になったら、一度室外機の様子を見たほうがいいだろう。
たとえば、室外機の吹き出し口や周りに物が置かれていると室内に風を呼び込みにくくなったり、逆に放熱しにくくなったりする。そうなると室外機に過度の負担をかけることになり、故障の原因になってしまう。
たとえば、室外機の吹き出し口や周りに物が置かれていると室内に風を呼び込みにくくなったり、逆に放熱しにくくなったりする。そうなると室外機に過度の負担をかけることになり、故障の原因になってしまう。
3. エアコン故障時の原因別の対処法
エアコンが故障したときの対処法として大切なのは、エアコンの状態を観察してみることだ。業者に修理を依頼するにしても、大まかな状態を伝えればスムーズな修理を行ってもらえるし、概算の修理見積も出してもらえるだろう。
エアコンの故障で多いセンサーの不具合
エアコンが作動しない原因として、エアコン本体がリモコンからの電波を受信できていない可能性がある。本体のセンサー部分は精密なだけに、故障しやすいパーツでもある。
リモコンが正常に動いているにもかかわらず、エアコン本体が稼働しないのであれば、センサーの不具合を疑うべきだろう。センサーの不具合の対処法としては、素人にはセンサーのトラブルかどうかわからないため専門家に判断をゆだねることになる。
リモコンが正常に動いているにもかかわらず、エアコン本体が稼働しないのであれば、センサーの不具合を疑うべきだろう。センサーの不具合の対処法としては、素人にはセンサーのトラブルかどうかわからないため専門家に判断をゆだねることになる。
エアコンの故障には、室外機のトラブルも多い
エアコンは、室内機と室外機はひとつのパッケージになっている。室外機は外に置いてあるため設置環境も過酷で、故障も多くなる傾向にあるのだ。とくに多い症状は、室外機のファンやコンプレッサーが回っていないことだ。
こうした症状が出ると、室内が冷えなかったり、途中でエアコンが止まってしまったりすることがある。室外機の故障は、専門家による部品や基板の交換・修理を依頼することになる。
こうした症状が出ると、室内が冷えなかったり、途中でエアコンが止まってしまったりすることがある。室外機の故障は、専門家による部品や基板の交換・修理を依頼することになる。
4. エアコンが冷えない故障以外の原因
エアコンは動いているのに、ぜんぜん涼しくならない。そのような場合には、故障以外の原因があるかもしれない。故障を疑って修理に出す前に、一度点検してみる必要がありそうだ。
エアコンのガス漏れが原因
エアコンが室内を冷やすためには「冷媒ガス」というガスが必要になる。冷媒ガスは、室内機と室外機を結ぶ配管を通っており、熱交換を行っている。
しかし、配管の劣化や設置不具合などから、冷媒ガスが抜けてしまうことがあるのだ。これに気付かないと、いくらエアコンを作動させても部屋は涼しくならないので故障かと勘違いしてしまう。
冷媒ガスが漏れているかどうかを確認するためには、室内機や室外機のカバーを開けてみることだ。配管の接続箇所に「霜」が付着していたら、ガス漏れの証拠になる。この場合は、故障ではないが販売店に依頼して、配管の確認と冷媒ガスの注入をしてもらわなくてはならない。
しかし、配管の劣化や設置不具合などから、冷媒ガスが抜けてしまうことがあるのだ。これに気付かないと、いくらエアコンを作動させても部屋は涼しくならないので故障かと勘違いしてしまう。
冷媒ガスが漏れているかどうかを確認するためには、室内機や室外機のカバーを開けてみることだ。配管の接続箇所に「霜」が付着していたら、ガス漏れの証拠になる。この場合は、故障ではないが販売店に依頼して、配管の確認と冷媒ガスの注入をしてもらわなくてはならない。
エアコンのフィルター汚れが原因
エアコンの効きが悪くなったら、フィルターの目詰まりを疑ってみるべきだ。ほこりなどでフィルターが目詰まりしてしまうと、取り込む空気の量が極端に減ってしまう。その結果エアコンの効きが悪くなってしまう。定期的にフィルターの掃除をすることは、カビの防止や節電にもつながる。
結論
現代人にとってもはや生活必需品となったエアコンが故障すると、日常生活にすら支障が出てしまう。そうならないためにも、常日頃のメンテナンスを怠らないことが大切だ。また、修理をするにしても故障箇所によっては新しく買い替えてしまったほうがいい場合もある。いずれにせよ業者と相談してみよう。
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