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洗濯槽のカビ取りを徹底的に!簡単な方法と清潔に保つコツをチェック

洗濯槽のカビ取りを徹底的に!簡単な方法と清潔に保つコツをチェック

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年7月15日

洗濯槽にカビが発生しているなら、自分でカビ取りをしてみよう。そのまま洗濯機を使うとにおいが発生したり洗濯物にカビ菌が付着したりするので、早めの対処が必要だ。この記事では洗濯槽のカビ取り方法について詳しく解説する。カビ取りの頻度や清潔に保つコツ、業者に依頼するメリットなど、役立つ知識と併せてまとめた。

  

1. 洗濯槽のカビ取り頻度はどれくらい?

まずは洗濯槽のカビ取りについて基本的な知識を説明しよう。カビが生える原因と、清潔に保つためのカビ取り頻度について紹介する。

洗濯槽にカビが生える原因は?

洗濯槽にカビが発生する原因は水気と汚れだ。洗濯したあとの洗濯槽は湿気が多く、さらに衣服の汚れや洗剤カス、ホコリ、水アカといった栄養源も豊富にある。表面上はキレイな洗濯槽でも、裏側にカビが大量に発生しているケースは多い。

洗剤カスや水垢などの汚れにカビが発生して剥がれると、洗濯物に黒や茶色のカスが付着することもある。洗濯物が逆に汚れてしまうので、洗濯槽のカビ取りをすることが重要だ。

洗濯槽のカビ取りをする頻度

カビが発生すると嫌なにおいが発生したり、カビ菌が洗濯物に付着したりする。栄養源となる汚れを除去することで、カビの発生を予防できるだろう。

洗濯機の使用状況によって異なるが、1〜2ヵ月に1回くらいの頻度でカビ取りをしてほしい。カビだけではなく嫌なにおいの予防にもなり、洗濯機を清潔に使用できる。

2. 洗濯槽のカビ取り方法

洗濯槽のカビ取りをする2つの方法について説明する。重曹がカビに効果があるかなど、気になるポイントと併せて解説しよう。

塩素系のクリーナーを使った方法

塩素系の洗濯槽クリーナーには強い殺菌力があり、短時間で効果が実感できる。使い方は簡単だが肌や衣服への刺激は強いので、取り扱いには注意しよう。基本的な使い方は以下の通りだ。
  • 洗濯機の電源を入れて洗濯槽クリーナーを投入する
  • 水を最高位まで入れる
  • 標準コースで運転して洗濯槽を洗浄する
  • 内部に汚れが残っている場合は再度すすぎをする
洗濯槽の汚れが酷いときは、3時間ほどつけ置きしてカビ取りをするのがおすすめだ。すすぎを繰り返しても汚れがでてくるなら、洗濯槽クリーナーでもう一度カビ取りをしよう。

酸素系クリーナーを使った方法

酸素系クリーナーは、酸素の泡でじっくりとカビや汚れを落とす。お湯を使って長時間つけ置きする必要があるが、肌や衣服に優しく安全性が高い。ただし、粉末タイプの場合、ドラム式洗濯機に使用できない商品があるので確認が必要だ。
  • 洗濯機の電源を入れて洗濯槽クリーナーを投入する
  • 20~40度のお湯を最高位まで給水する
  • 2~3分ほど運転して洗濯槽クリーナーを溶かしたらスイッチを切る
  • フタを閉めて2~4時間くらい放置する
  • そのまま標準コースで運転して洗浄する
お湯を使えば高い効果を期待できるが、50度以上の熱湯は使用してはいけない。オキシクリーンなど一部の酸素系漂白剤は洗濯槽のカビ取りに使えるので、説明をよく読んでから活用しよう。

重曹はカビに効果がない?

重曹は洗濯槽クリーナーよりも洗浄力が弱い。栄養源となる汚れの除去には役立つが、すでに発生したカビへの効果は薄いだろう。さらに汚れを落とすために大量の重曹を使うと、溶け残る可能性がある。

残った重曹が固まると排水が詰まることがあるので、使い方には注意が必要だ。重曹の使用を推奨していないメーカーもあるため、あらかじめ確認しておこう。

3. カビ取り後の洗濯槽を清潔に保つコツ

日頃から予防をすることでカビの発生は抑えられる。カビ取りをした後の洗濯槽を清潔に保つ4つのコツを紹介するので、ぜひ実践してほしい。

フタを開けておく

洗濯槽のフタを閉めたままにすると、湿気がこもってカビが発生しやすくなる。内部を乾燥させることがカビ取り後の予防として重要だ。使用するとき以外は、洗濯機のフタを開けたままにしてほしい。

乾燥機能を上手に使う

洗濯乾燥機の場合は乾燥運転を上手に活用しよう。1週間に1回ほど洗濯槽の裏側にたまった湿気をとることで、清潔に保ちやすくなる。「槽乾燥」コースがある場合は使用して、なければ乾燥運転をしよう。

洗剤は適量を守る

洗剤を多く入れすぎると洗剤が溶け残りやすい。カビの栄養源になるので、洗剤や柔軟剤は適量を守ろう。洗濯機に表示される使用量の目安を確認してから、正確に量って投入してほしい。

洗濯カゴは別に用意する

汚れた洗濯物を洗濯槽に入れたまま放置すると、カビが繁殖しやすくなる。汚れた洗濯物を入れるための洗濯カゴは、別に用意してほしい。洗濯機をまわす直前に入れることが、カビ取りの手間を減らすことにつながる。

4. 洗濯槽のカビ取りを業者に依頼するメリットは?

市販の洗濯槽クリーナーだけですべてのカビを除去するのは難しい。洗濯槽の裏側は目に見えないため、自分でカビ取りをしても汚れやカビが残っている可能性がある。

クリーニング業者には高い技術力があり、洗濯機の分解に対応している業者も多い。カビ取りに使用する道具や洗剤も専門的なものだ。カビや細かい汚れはもちろん、カビの胞子や雑菌にも効果がある。

洗濯槽クリーナーを使用しても、汚れが浮いてくる、カビのにおいが取れないといった場合は、業者にカビ取りを依頼するのがおすすめだ。見えない洗濯槽の裏側まで徹底的にカビ取りすることで、隅々までキレイにできる。

結論

水気が多く汚れやすい洗濯槽にはカビが発生しやすい。洗濯機を清潔に使用するためには、1〜2ヵ月に1回のカビ取りが必要だ。塩素系や酸素系の洗濯槽クリーナーを使ってしっかりとカビを除去しよう。カビ取りをしたあとの洗濯槽は、フタを開けておいたり、乾燥機能を使ったりすることで清潔に保てる。また、洗濯槽クリーナーの効果が薄いと感じるなら、業者に依頼して徹底的に掃除することも検討してほしい。
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  • 公開日:

    2021年6月19日

  • 更新日:

    2021年7月15日

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