このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
耳掃除で綿棒が黄ばむ原因は?頻繁に耳垢をとっている人は要注意!

耳掃除で綿棒が黄ばむ原因は?頻繁に耳垢をとっている人は要注意!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年7月 4日

耳掃除をしたあとに「綿棒が黄ばむ」というのは決して珍しいことではない。一般的に体質的な原因が多いが、中には病気が原因の可能性もあるようだ。また、耳かきのし過ぎが原因で「外耳炎」を繰り返してしまい、綿棒が黄ばむという異常に繋がっている可能性もある。そこで今回は、耳掃除で綿棒が黄ばむ原因や、正しい耳掃除のやり方などを解説する。綿棒が黄ばむナゾを正しく理解しよう。

  

1. 耳垢とは?耳垢にはどんな役割がある?

耳垢
耳垢(じこう・みみあか)とは、耳の中に溜まる垢のことである。その正体は、外耳道や鼓膜の表面から剥がれ落ちた表皮や、耳の入り口近くにある皮脂腺から生じた分泌物、外から入り込んだホコリなどが混ざりあったものだ。「垢」と付くため不要なものに思われがちだが、耳垢には「外の衝撃から外耳道や鼓膜などを守る役割」がある。そのため、耳掃除のしすぎは良くないといわれている。

耳垢は掃除をしなくても自然と排出される

耳垢が溜まると不衛生に思われるが、人間の身体には「自浄作用」があるため、時間が経つと自然と耳垢は体外へ排出される。そのため、基本的に耳の中を無理に掃除する必要はない。しかし、耳垢が柔らかい「湿性耳垢」の場合は、外耳道の自浄作用がうまく働かないことがあり「耳垢塞栓(じこうせんそく)」を招く恐れもある。なお、日本人の2~3割は「湿性耳垢」といわれている。

2. 耳掃除で「綿棒が黄ばむ」のはなぜ|2つの可能性

耳垢
耳掃除で綿棒が黄ばむ原因には、大きく「生理的なもの(体質的なもの)」と「病的なもの」の2種類がある。生理的なものであれば問題はないが、耳の病気が疑われる場合はできる限り早めに耳鼻咽喉科へ受診するのが望ましい。以下で、綿棒が黄ばむ原因について詳しく確認しておこう。

1.生理的なもの|耳垢が湿っぽくて黄ばむ

耳垢のタイプには、カサカサとした「乾性耳垢」とベタベタとした「湿性耳垢」がある。このうち普段から耳垢がベタベタとしている湿性耳垢の場合は、耳掃除をすると綿棒が真っ黄色に染まることもある。しかし、これは体質によるものなので特別不安に思う必要はない。なお、普段は耳垢がカサカサとしている乾性耳垢の場合でも、お風呂上がりなどは耳垢がベタ付くこともあるようだ。

2.病的なもの|耳垂れが原因で黄ばむ

「耳だれ(耳漏)」といって、耳の中に膿が生じている場合も綿棒が黄ばむことがある。耳だれを伴う耳の病気には外耳炎、外耳湿疹、中耳炎などがあり、これらの病気を発症している場合は「綿棒が黄ばむ」といった異常のほかに耳の痛みや聞こえにくさなどの症状も見られることが多い。乾性耳垢なのにベトベトしている場合には、これらの病気が起きている可能性が考えられるだろう。

3. 耳垢が黄色いときに考えらえる病気|外耳炎や中耳炎

耳垢
綿棒で耳の中を掃除したときに黄色く染まる場合は、外耳炎や中耳炎といった耳の病気の可能性が考えられる。以下で、それぞれの病気の特徴や主な症状などについて確認しておこう。なお、何か耳に気になる症状がある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診するのがおすすめだ。

1.外耳炎|鼓膜の手前側で起きている耳の炎症

外耳炎とは、耳かきなどでできた外耳の傷に細菌が入り込み炎症を起こした状態を指す。主な症状は耳のかゆみや赤み、痛みだが、耳だれや難聴などが見られることもあるという。耳の中で膿が出てしまう「耳だれ」の症状がある場合、綿棒を使うと黄色く染まることもある。「綿棒が黄ばむ」というトラブルに加えて耳のかゆみや痛みなどがある場合は、一度、耳鼻咽喉科を受診すると良いだろう。

2.中耳炎|鼓膜の内側で起きている耳の炎症

中耳炎(急性中耳炎)とは、風邪などが原因で鼻からウイルスや細菌が中耳に侵入してしまい炎症を引き起こした状態を指す。主な症状は耳痛や難聴、発熱などだが、膿が大量に生じた場合は耳だれも見られる。外耳炎と同様、これらの症状に心当たりがある場合は早めに耳鼻咽喉科を受診しよう。

4. 耳掃除のやり方や頻度|綿棒の正しい使い方

耳垢
基本的には耳垢は自然に排出されるため、頻度としては「月に1~2回程度」で問題ない。また、深くまで綿棒を入れると外耳を傷つけるリスクがあるため、耳の入り口近くを優しく擦るのがポイントになる。以下に耳掃除の正しいやり方をまとめておくので確認しておこう。

正しい耳掃除のやり方・手順

※事前にお風呂などに入っておくと良い
1.耳の穴に綿棒を1cm程度入れる
2.綿棒で耳垢を優しく拭き取れば完了

【耳掃除を行うときの注意点】

・頻度は月に1~2回程度にしておく
・耳の深いところまでは掃除しない
・竹製や金属製の硬い耳かきは使わない

5. 耳垢が気になる場合は耳鼻咽喉科に相談を!

耳垢
耳掃除をすると綿棒が黄ばむ場合、生理的・体質的な原因であることが多い。しかし、耳垢の黄ばみに加えて耳痛や難聴などがある場合は、病気の可能性もあるため、一度、耳鼻咽喉科に相談するのがおすすめだ。耳の病気の場合、耳鼻咽喉科で適切に診断してもらい、病状・症状に合った治療を受けるのが重要になる。「綿棒で我慢する」のではなく、できる限り早めに受診することを心がけよう。

結論

耳掃除をすると綿棒が黄ばむこともあるが、この場合は「生理的な原因」と「病的な原因」が考えられる。普段から黄ばんでいる場合は「湿性耳垢」の可能性が高いが、外耳炎・外耳湿疹・中耳炎などもありえるため注意しよう。また「耳掃除のやり過ぎ」が外耳炎の原因になっている可能性もあるため、耳掃除は「月に1~2回程度」の頻度で、入り口部分を優しく拭き取るようにして行おう。
(参考文献)
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年8月 3日

  • 更新日:

    2022年7月 4日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧