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【管理栄養士監修】美味しい、体にいい!完全無欠のコーヒーを探る

【管理栄養士監修】美味しい、体にいい!完全無欠のコーヒーを探る

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年9月17日

近頃話題のシリコンバレー式の食事。そのキーワードとなるのが脂質と糖質。脂質と糖質と体の関係を紐解きつつ、朝ごはんに推奨されている完全無欠のコーヒーとその美味しさを探る。

  

1. 体の仕組みを知る

体のコントロール

大ベストセラーとなった『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』の中に登場する完全無欠のコーヒー。そもそもこの本は筆者が試行錯誤の末、生み出したダイエット方法を紹介する本である。いかに体をコントロールするかということが書かれており、その結果、能率が上がり、IQまでもが上がったというのだ。

体は何で動くか?

そもそも体はどんな風に動いているのだろうか?これがこのダイエットのキーとなるもの。人間は、食物から得る糖質、脂質、たんぱく質をエネルギー源として生きている。古くは、糖質、いわゆる炭水化物がエネルギー源の主だと言われてきたが、実は脂質やタンパク質もエネルギー源になりうることがわかってきた。

ブドウ糖とケトン体

糖質は体内でブドウ糖に、脂質は脂肪酸に、タンパク質はアミノ酸に分解される。ブドウ糖はそのままエネルギー源になるが、脂肪酸とアミノ酸は、他の働きをすることはできるが、そのままではエネルギー源にはならない。一定の条件下でアミノ酸はブドウ糖、脂肪酸はブドウ糖と同等のエネルギー源であるケトン体に成りかわるのだ。実はこのケトン体の生成が、完全無欠コーヒーを飲む理由につながる。

2. ケトン体とMCTオイル

健康的な体

食物から得るブドウ糖ではなく、体の中に蓄えられたエネルギーをケトン体に変化させ、主なエネルギー源にすると効率がいいと近頃話題を集めている。というのもケトン体は脂肪を燃焼し、分解し、作られるのだ。必然的に脂肪燃焼が進み、痩せやすい体に変わっていくというのだ。

ケトン体への変化

体内エネルギーをケトン体に変化させるのに有効とされているのが、完全無欠のコーヒーに使われるMCTオイル。これはココナッツ由来の中鎖脂肪酸で、中性脂肪になりにくく、ケトン体を生成すると言われている。

3. 完全無欠のコーヒー

飲む効果

著書では、完全無欠コーヒーを朝ごはんに飲むといいとされている。これは、朝に食べ物を食べずに、このコーヒーを飲むことで満腹感を得ながら、前述の通りケトン体を生成することができる。ケトン体は脳へのエネルギー源として活用できるので、集中力がアップすると言われているのだ。

材料

安全なオーガニック農園で育てられたコーヒー豆と前述のMCTオイルとグラスフェッドバター。これをミキサーで撹拌して作る。ちなみにコーヒーは250ml、バターは大さじ1、MCTオイル大さじ1〜2。

グラスフェッドバター

グラスフェッドバターとは、牧草を食べて育った健康な牛から得た生乳で作るバターのこと。一般的に日本で売られているバターは、穀物飼育で育まれた牛の生乳から作られたもの。これに比べるとグラスフェッドバターは、必須栄養素の不飽和脂肪酸リノール酸とリノレン酸の割合が抜群にいいと言われている。

味わい

ちなみにちょっと美味しくなさそう、そんなイメージを持つ人も多いかもしれないが、そんなことはない。例えるなら、カフェラテのような雰囲気。しかも、午前中はこれだけでお腹が空くことはない。

結論

体の構造を知ることはダイエットひいては、健康に暮らすために必要なこと。実践する、しないは、各々の判断だが詳しく学んでみよう。また、ダイエットは個人差があるもので、取り入れる際は慎重に検討したい。

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  • 公開日:

    2018年3月18日

  • 更新日:

    2021年9月17日

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