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【冷蔵庫の温度設定】何度が正解?季節で変えるべき?疑問を解消!

【冷蔵庫の温度設定】何度が正解?季節で変えるべき?疑問を解消!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2020年12月16日

冷蔵庫の温度設定を気にしたことはあるだろうか?常にキンキンに冷やしているというご家庭もあれば、温度調節をしたことがないというご家庭もあるだろう。本稿では冷蔵庫の適正とされる温度や、現在何度なのかを知る方法、季節ごとに変えるべきか否かについてなど、さまざまな疑問にお答えする。

  

1. 冷蔵庫内の適正温度は?

冷蔵庫には適正とされる温度がある。まずは基本的なところから解説しよう。

JIS規格による庫内の温度

  • 冷蔵室:4℃以下
  • 冷凍室:−18℃以下
これはJIS規格で定められている冷蔵庫内の設定温度だ。室内の温度や湿度、扉の開閉回数まで細かく設定されたうえで決められている。この温度が、庫内の設定温度の基準となってくると考えてよいだろう。

各室の設定温度の目安

  • 野菜室:約5〜7℃
  • 冷蔵室:約3〜5℃
  • チルド室:約0℃
  • 氷冷室:約-1℃
  • パーシャル室:約-3℃
  • 冷凍室:約−20〜−18℃ など
近頃の冷蔵庫は、食品を最適な温度で保存できるよう他室タイプが増えている。各室で適正とされる設定温度が異なるほか、メーカーや機種・型番などによっても適正な温度は変わってくる。そのためあくまで目安だが、このあたりが一般的な適正温度になるだろう。

野菜室は、冷蔵庫の各室のうちもっとも高い温度設定になっているのが一般的だ。これは低温障害を防ぐ、あるいは乾燥を防ぐといった意味がある。またチルド室は肉や魚、ヨーグルトなどの乳製品、練り物などの保存に最適だ。氷冷室は肉や魚、貝類や刺身などの保存に向いている。わずかに凍る微凍結状態になるのがパーシャル室で、ハムなど加工品の保存に向いている。

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2. 冷蔵庫内の温度を知るには?

適正温度が分かっても、ご家庭の冷蔵庫内が何度なのか分からなければ調節のしようがない。とはいえ、冷蔵庫内の温度は温度計を入れただけでは測れない。ドアの開閉の際に外気が入り、温度が変化するためだ。ではどういった方法があるのだろうか?パナソニックで紹介している、庫内の温度の計測方法を紹介しよう(※2)。

冷蔵庫内の温度を正しく測る方法

  • 真ん中の段のトレイの中央に水100mlを入れたコップをひと晩置いておく
  • 翌日、コップに温度計を入れて3時間ほど浸しておく
  • 時間がきたら冷蔵庫のドアを開けて手早く温度をチェックする
以上だ。この方法であれば外気の影響を受けにくいため、よりリアルな温度を計りやすい。さらに手軽に温度を知りたいのときは、冷蔵庫専用の温度計もおすすめだ。普通の温度計よりも高価だが、通販などで手軽に手に入る。

温度は環境などさまざまな条件で変化する

冷蔵庫の設置場所や食品の収納量、ドアの開閉回数や開放時間、周囲の温度などさまざまな条件によって冷蔵庫内の温度は変化する。そのためあくまで目安として捉えるようにしよう。

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3. 冷蔵庫の温度調節機能を活用するには?

冷蔵庫には温度調節用のツマミやボタンなどが搭載されている。これらを上手に活用することで、より適正温度に近い状態をキープできるはずだ。

温度設定機能はどこにある?

メーカーや機種によって異なるが、冷蔵庫内の左右いずれかの手前に付いていることが多い。ツマミの場合、弱・中・強や1〜5などという目盛りがついているのが一般的だ。「中」または5段階なら「3」など、ちょうど真ん中が上述の冷蔵庫内の適正温度である3〜5℃に設定されているものが多い。

省エネになる温度設定は?

「節電モード」「省エネモード」などが搭載されている機種なら、その機能を使えば省エネ効果が期待できる。そうしたモードが搭載されていない冷蔵庫であれば「中(数字であれば真ん中)」がよいだろう。このあたりは冷蔵庫の取扱説明書に記載されている可能性が高いので、ぜひ一度チェックしておくことをおすすめする。

温度設定はどんなときに変更する?

目安の温度と、先ほど紹介した実際の温度の計り方を実践し、両者を比較してみよう。冷蔵庫内の実際の温度が目安より高めだった場合は「強」などに、冷蔵庫内の温度が低めだった場合は「弱」などにする。ただし強や弱にしたままでは、冷えすぎるなど不適切な庫内温度になるおそれがある。ふたたび冷蔵庫内の温度を計測するなどし、適正に近い状態をキープさせるよう心がけよう。

4. 冷蔵庫の温度設定は季節で変えるべき?

多くの方が気になるのが、こちらではないだろうか。上述のように、冷蔵庫内の温度は周囲の温度によっても変化する。したがって答えはYESだ。

冷蔵庫内の温度は季節ごとに調節すべき

冷蔵庫内の温度は、外気温の上がる夏に高くなり、冬に低く保たれるというのが一般的な解釈である(もちろん、それ以外の条件も影響する)。きちんと計測して温度調節機能を使えればベストだが、こまめに実践するのは困難だろう。衣替え感覚で夏を迎える前、冬を迎える前に温度設定を確認し、調節しておくのがもっとも現実的かもしれない。事実、温度調節機能を夏は「強」に、冬は「弱」に変更するだけで、電気代が節約できたというリサーチ結果もある。

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5. 冷蔵庫内の温度変化を少なくするためには?

最後に、少しでも冷蔵庫内の温度変化を少なくするためにできることを紹介しよう。劇的な変化は望めないかもしれないが、温度変化を少なくすることで節電につながる可能性はある。

ドアの開閉は必要最小限に

冷蔵庫のドアの開閉回数および開けている時間は最小限に抑えよう。何が入っているか分からないと、時間をかけてじっくり探すなどして開閉時間が延びてしまうおそれがある。日頃から収納場所を決めたり、分からなくなるほど詰め込みすぎないよう工夫したりすることが大切だ。

設置場所を見直す

コンセントの関係もあるため難しいご家庭もあるかもしれないが、冷蔵庫の放熱を妨げないようにするには両サイドと後方に適切な空間を設けることが大切だ。なお天板の上にモノがある場合も放熱の妨げとなるおそれがある。ベタ置きせず空間を作ることを意識しよう。

庫内のカーテンを活用する

冷蔵庫内に取り付けるカーテンが売られているのをご存知だろうか?100均でも手に入るもので、冷気が逃げるのを防ぐといった効果が期待できる。ただし食品を出し入れする際に上げたりよけたりするのが手間に感じるかもしれない。またサイズが合わないとドアが噛んだり冷気が逃げる隙間が大きかったりして、思ったほどの効果が得られない場合がある。サイズもしっかり確認しておこう。

結論

冷蔵庫の温度設定については、まずはお使いの冷蔵庫の取扱説明書で適切とされる温度をチェックしよう。そのうえで実際の冷蔵庫内の温度を計測して比較すれば、適正温度に保たれているかどうかを判断できる。温度調節機能も上手に使って節約を目指そう。

(参考文献)

  • 公開日:

    2017年9月10日

  • 更新日:

    2020年12月16日

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