1. 冷蔵庫の汚れの正体

冷蔵庫の中の汚れのほとんどは食べ物が由来。調味料の容器からこぼれた液体や肉・魚などのドリップ、使いきれなかった野菜が腐敗した後の液体、野菜クズなどだ。冷やされることで冷蔵庫の中にこびりつき、取れにくくなってしまう。
外側の汚れとしては、開け閉めする際に付いた手あかや料理中に付いた油汚れ、冷蔵庫の上や下にたまったホコリなどがあげられる。
外側の汚れとしては、開け閉めする際に付いた手あかや料理中に付いた油汚れ、冷蔵庫の上や下にたまったホコリなどがあげられる。
2. 冷蔵庫の掃除方法

冷蔵庫の掃除方法を見ていこう。食品をすべて出す必要があるため、中身をある程度使い切っているタイミングが最適だ。
用意するもの
・酸素系漂白剤
・無水エタノール
・重曹
・ゴム手袋
・布巾
・雑巾
・歯ブラシ
・保冷剤・保冷袋
・無水エタノール
・重曹
・ゴム手袋
・布巾
・雑巾
・歯ブラシ
・保冷剤・保冷袋
冷蔵庫の掃除手順
1. 冷蔵庫の電源を切り、冷蔵室、野菜室の中身を全部取り出し、外せるパーツはすべて外す。(冷凍庫は溶けるのを防ぐためにも
最後に行うとよい)
2. ゴム手袋を着け、シンクに栓をして40℃くらいのお湯を溜め、酸素系漂白剤または台所用洗剤を水2ℓに対し50~60cc程度入れ、
外したパーツをつけ置く。
3. 2でシンクに溜めた溶液を布巾に付け、上から下へ冷蔵庫の中を拭いていく。手が届きにくいスミや狭いすき間などは歯ブラシを
使うと落としやすい。
4. スプレー容器に水100mlと無水エタノール80mlを加えて混ぜた無水エタノールスプレーを布巾に付けて、ドアなどのパッキン
部分を拭く。
5. 全体を水拭きし、乾拭きをする。
6. パーツを元に戻す。
7. 冷凍庫の中身を全部出したら保冷剤の入った保冷袋に入れておき、冷蔵庫と同様の手順で手早く掃除をする。
8. 次に外側の掃除をする。まずは上部や裏側に掃除機をかけ、水100mlに重曹小さじ1杯程度を溶かした重曹水を雑巾に付けて側面
やドア面の油汚れや手あかを拭き取る。最後に水拭きと乾拭きをする。
9. 電源を入れ、出した中身を戻す。
最後に行うとよい)
2. ゴム手袋を着け、シンクに栓をして40℃くらいのお湯を溜め、酸素系漂白剤または台所用洗剤を水2ℓに対し50~60cc程度入れ、
外したパーツをつけ置く。
3. 2でシンクに溜めた溶液を布巾に付け、上から下へ冷蔵庫の中を拭いていく。手が届きにくいスミや狭いすき間などは歯ブラシを
使うと落としやすい。
4. スプレー容器に水100mlと無水エタノール80mlを加えて混ぜた無水エタノールスプレーを布巾に付けて、ドアなどのパッキン
部分を拭く。
5. 全体を水拭きし、乾拭きをする。
6. パーツを元に戻す。
7. 冷凍庫の中身を全部出したら保冷剤の入った保冷袋に入れておき、冷蔵庫と同様の手順で手早く掃除をする。
8. 次に外側の掃除をする。まずは上部や裏側に掃除機をかけ、水100mlに重曹小さじ1杯程度を溶かした重曹水を雑巾に付けて側面
やドア面の油汚れや手あかを拭き取る。最後に水拭きと乾拭きをする。
9. 電源を入れ、出した中身を戻す。
3. きれいを保つために

せっかくきれいになった冷蔵庫、なるべくこの状態をキープしたい。そのためには普段から少しずつ掃除をしておこう。
時間がない場合は場所をしぼって掃除をするのもおすすめ。とくに汚れやすいチルド室、出し入れしやすく使う頻度が高いその上の2段とサイドポケット、野菜クズが溜まりやすい野菜室など、今日はココと決めて中身を取り出して掃除をしておくとよい。
時間がない場合は場所をしぼって掃除をするのもおすすめ。とくに汚れやすいチルド室、出し入れしやすく使う頻度が高いその上の2段とサイドポケット、野菜クズが溜まりやすい野菜室など、今日はココと決めて中身を取り出して掃除をしておくとよい。
4. この機会に使いやすく整理整頓を

中身を全部出すこのタイミングで、冷蔵庫内の収納の見直しをしておきたい。
賞味期限が過ぎたものを処分する
外に出してみると、以外と賞味期限切れの食品や調味料があることに気がつく。また開封してどれくらい経ったかわからないもの、しばらく使っていない調味料や食品などもこの先も出番がない可能性が高いので処分してしまおう。
トレーなどを使って取り出しやすく
どこに何が入っているのか、ひと目で把握できるように収納することが大切。奥行のあるトレーなどに食品をのせて引き出せるようにすると、奥に追いやられて存在を忘れていたということも防げる。
場所を決めて収納する
使用頻度の高いもの、賞味期限が短いものを取り出しやすい場所に置くのもポイント。肉や魚などの生鮮食品はチルド室へ、その上の1~2段は取り出しやすいスペースなので、毎日使う味噌などの調味料や食べかけのおかず、バターやジャムなどの朝食セットを置くとよいだろう。
ものを入れ過ぎない
節電のためにも、取り出しやすさのためにも、ゆとりをもって収納したい。1段目に大きめのスペースを空けておくと、鍋などをそのまま入れられるので便利だ。
野菜室は立てて収納
野菜室は収納ストッカーなどで仕切り、できるだけ野菜を立てて入れるとよい。鮮度が保ちやすい上、入っている野菜が一目瞭然なので取り出しやすい。また使いかけの野菜は、密閉容器などに入れておくとすっきりと清潔に収納できる。
冷凍室も立てて収納
冷凍室は中身をなるべく密着させたほうが、空気に触れずに霜も付きにくい。100円ショップの仕切りやブックエンドなどを使ってスペースを区切り、基本は立てて収納しよう。
結論
冷蔵庫は掃除と整理整頓をセットで行おう。すっきり片付けば料理中の出し入れもスムーズになり、効率も上がるはず。空いたスペースで常備菜ストックをして、お弁当生活をはじめてみるのもよいかもしれない。