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砂糖を冷蔵庫に入れるのはNG?砂糖の正しい保存方法を解説

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年2月19日

砂糖といえば料理のさしすせそに数えられるほど基本的な調味料だが、正しい保存方法はご存じだろうか。賞味期限がないからとまとめて買い置きしておきたいのであれば、未開封だとしても正しい保存方法で保存しないと傷んでしまう可能性がある。今回は、砂糖の正しい保存の仕方と、砂糖の傷みを見分ける方法について紹介したい。

1. 賞味期限なし?砂糖の正しい保存方法

手元に袋入りの砂糖があるなら確認してみてほしいのだが、砂糖は基本的に賞味期限が設定されていない。これは、食品表示基準において砂糖が「品質の変化が極めて少ないもの」に指定されているからだ。つまり、砂糖は保存方法さえ間違えなければ、かなりの長期間に渡って保存が可能な食品なのだ。

結論からいうと、砂糖の正しい保存方法は開封・未開封問わず密閉された容器に入れておくことだ。未開封の砂糖でも密閉された容器に入れておかなければいけないのは、袋には空気が出入りできる穴が開いていて、水分が入り込んでしまう可能性があるからである。また、砂糖はにおいの吸着が起こりやすい調味料でもあるため、保存時はにおいが強いものを遠ざけておいたほうがよい。

砂糖といえばいかにも虫がわいてしまいそうなものに見えるが、じつは砂糖に虫がわくことはない。というのも、砂糖の袋内には水分が少なく、虫が繁殖する前に砂糖に水分を奪われて死んでしまうからだ。ただし、袋を食い破って虫が入り込む、アリが集って行列を作るといったこと自体は起こり得るので、やはり未開封の砂糖であっても密閉された容器に袋ごと保管しておくことが大切だ。

2. 砂糖の冷蔵保存は要注意!

砂糖は湿気が多いと溶けてしまう。湿度が少なく虫が入り込まない場所ということで冷蔵保存している人もいるかもしれないが、じつは砂糖の冷蔵保存は注意が必要だ。というのも、確かに冷蔵庫の中は一定の温度と湿度に保たれてはいるものの、砂糖を冷蔵庫から取り出すたびに冷蔵庫内外の温度差による結露が生じるリスクがあるからだ。

砂糖は日常的に料理で使用する分、必然的に冷蔵庫からの出し入れも多くなる。結露が起きないように毎回の出し入れを最小限にとどめようとしても限界はあるので、特別な理由でもない限り、冷蔵保存はしないほうがよいだろう。

同じ理由から、砂糖は冷凍保存も向いていない。

3. この砂糖使っても大丈夫?を見極めるポイント

ここまで、今後砂糖をどう保存しておけばよいかを紹介してきた。これまで買い置きしていた砂糖を密閉容器に保管しようと手に取ってみたら、すでに様子が変わっていたということも考えられる。

そこで、砂糖の状態の変化について、そのまま使ってよいものと捨てたほうがよいものの違いについてまとめておこう。

全体的に黄色くなる程度の変色は問題なし!

長期保存していた上白糖が、うっすら黄ばんでいたら不安に思うかもしれないが、ムラのない変色であれば品質に支障はない。もちろん使用しても問題ないので、そのまま密閉容器に入れて保管するなり、使うなりするとよいだろう。

カチカチに固まっているだけなら問題なし!

長く置いておいた砂糖はカチカチに固まってしまうことがあるが、これは乾燥が原因で砂糖の結晶がくっついてしまっただけなので、品質に問題はない。後述する方法を使えばさらさらの状態にも戻せるので、気にしなくてOKだ。

袋の中で溶けだしていたり、部分的に変色していたりはNG

水分を吸収して溶けだしていたり、外的な要因で砂糖が部分的に染まっていたりといった様子が伺えた場合は、その砂糖は捨ててしまおう。砂糖に賞味期限がないとはいえ、それは正しい保存・管理があってのことだ。これらの基準でも判断に迷うときや、これ以外の理由で明らかに問題がありそうなときは、未練を残さず捨ててしまったほうが無難だろう。

4. カチカチに固まった砂糖をさらさらに戻す裏ワザ

先ほど、カチカチに固まってしまった砂糖はそのまま使っても支障はないと伝えたが、固まったままでは使い勝手が悪い。そんなときは、これから紹介する方法で砂糖をさらさらの状態に戻すとよい。

先述したとおり、砂糖が固まっているのは乾燥が原因だ。したがって、適量の水分を取り戻せば元通りさらさらの砂糖に戻すことができる。具体的な方法としては、固まった砂糖に水を1滴垂らす、保存容器のふたに軽く湿らせて絞ったキッチンペーパーを挟み込んで置いておくといった方法がよいだろう。

原理としては水分が戻れば何でもよいのだが、水分を与えすぎてしまうと溶けだして劣化の原因になってしまうので、水分の調節には最大限注意をしてほしい。

結論

砂糖は正しい保存方法さえ知っていれば数十年単位で保管ができる。未開封のまま放置している砂糖があるのなら、いまからでも密閉できる容器に袋ごと移し替えておくとよいだろう。余談だが、塩が固まる原因は砂糖とは真逆で湿気が原因だ。水分を与えるのではなく抜いてやることでさらさらに戻せるので、覚えておくとよいだろう。

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