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冷凍保存のメリットとポイント。冷凍に向かない食材と注意点も解説

冷凍保存のメリットとポイント。冷凍に向かない食材と注意点も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年1月29日

肉や野菜を大量に買ってきた際、冷凍保存する人も多いだろう。しかし冷凍方法に自信を持っている人は果たして何人居るだろうか。実は意外な物でも冷凍が可能で、逆にしない方がいい食材もある。ちょっとしたひと手間で、使う時まで便利な冷凍のコツをご紹介しよう。

  

1. 冷凍保存のメリット

そのままでも使えるし、いちいち冷凍なんてしないという人もいるだろう。しかし、休日にまとめて冷凍しておくことでその後作る料理が格段に便利になる。

栄養価も閉じ込める

食材は風味や美味しさが刻々と失われる。美味しさだけでなく栄養価も失われてしまうが、冷凍ならその過失を最小限にとどめることが出来るのだ。

無駄がなくなる

冷蔵庫ふさぎの大きな野菜や大量に買った肉や魚も、休日のうちに切り分けて下茹でしてから冷凍しておけば腐らせたりせず実に無駄なく利用できる。

少量から使える

例えば薬味として少量使いたいネギなど、あらかじめ刻んで冷凍する。肉も野菜も小分け冷凍することで、使いたい分だけ使うことが出来る。

ちょっとした料理が面倒ではなくなる

メイン料理は気合が入っても、スープや副菜、夜食までは気が回らない...そんな時、キノコや米、チーズ等の冷凍があれば「一人前」や「手軽な量」を作ることが簡単になる。

2. 冷凍保存のポイント

買ってきて冷凍庫にそのまま入れたりしていないだろうか?次使う時のことを考え、小分けや下ごしらえをしておくことが重要だ。このひと手間をやるとやらないでは、冷凍食材の風味が段違いになる。

使う時を想定して下ごしらえ

食べやすい大きさに切る、きのこ類は小房に分ける、野菜ならヘタを取り下茹でする等々。加熱調理するなら生のままでもいいが、ある程度作るメニューが決まっているなら茹でたり味付けしておいてもいいだろう。

空気抜きと冷凍速度

霜が付く「冷凍焼け」や酸化を防ぐため、ラップだけでなくファスナーの付いた保存袋を使いしっかり空気を抜こう。食材はなるべく薄くまとめ、金属製トレイに乗せるなどして早く凍らせるのがベストだ。

日付を書いておく

中身の食材名、冷凍した日付の他、使いたい料理名などもシール等で袋に貼るクセをつけよう。

3. 解凍のポイント

傷みやすい食材もあるため、使う時の解凍も大切になってくる。

自然解凍

パンや焼き菓子、小麦粉等は自然解凍で大丈夫だ。夏場は放置しないように注意しよう。

電子レンジ解凍

時間がない時は電子レンジを使おう。米や加熱済みの物は熱々にしていいが、生の肉や魚は半解凍程度に留める。解凍モードがあればうまく活用しよう。

加熱解凍

下茹でした野菜は再度サッと茹でる。肉や魚も切り分けてあるなら加熱中そのまま投入できる。余分な水分が出た時はぺーパータオルで拭き取ろう。

4. 冷凍保存の注意点

せっかくの冷凍保存を無駄にしないための鉄板ルールを覚えておけば、食材の扱いで悩まなくて済む。

冷凍保存に向かない食材

水分の極端に多い物、レタスや寿司は解凍した時の水分でベチャベチャになるので向いていない。また、筍や山菜等の繊維質が多いものはどうしても筋っぽくなるので避けた方が無難だ。意外なことにバターは冷凍できるが、サラダ油のような植物性油脂は冷凍に向かない。

冷凍保存でよく起きるトラブル

一度解凍した物の再冷凍は避けよう。風味は確実に低下し、一度解凍したことで鮮度も落ちる。使い切れる分量の小分けが必要なのはこのためだ。また、全ての食材に言えるポイントは空気からの遮断である。ラップでの密封とファスナー付き保存袋は徹底しておこう。

結論

冷凍食材は使いやすくする下処理がいかに大切かお分かり頂けただろうか。沢山冷凍することをためらう人には朗報だが、実は冷凍室は9割がた物が詰まっている状態が理想なのである。冷凍室内に凍った食材がぎっしりあることで温度を一定に保てるためだ。食材、スペース、エネルギーの節約になる便利な冷凍食材をぜひ活用してもらいたい。
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  • 公開日:

    2017年10月24日

  • 更新日:

    2020年1月29日

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