1. レモンの旬の時期
一般的に路地栽培された国産レモンは、10~11月頃に収穫される果皮が緑色のものが「グリーンレモン」として、12~翌年1月頃に収穫される果皮が黄色いものが「レモン」として販売される。(※1)また、レモンはハウス栽培も行われており、7~10月頃に収穫・出荷されているという。
2. レモンの1年間の取引量の推移
レモンは海外からの輸入品も多く、一般的なスーパーなどでも1年中売られている。そんなレモンの1年間の取引量は、東京都中央卸売市場のデータによると以下のようになっている。(※2)
レモンの年間取引量(2021年)
・1月:238,952kg
・2月:273,914kg
・3月:356,203kg
・4月:298,384kg
・5月:246,960kg
・6月:225,874kg
・7月:240,000kg
・8月:191,040kg
・9月:236,040kg
・10月:343,368kg
・11月:392,840kg
・12月:396,676kg
・2月:273,914kg
・3月:356,203kg
・4月:298,384kg
・5月:246,960kg
・6月:225,874kg
・7月:240,000kg
・8月:191,040kg
・9月:236,040kg
・10月:343,368kg
・11月:392,840kg
・12月:396,676kg
3. レモンの主な産地と地域別の収穫時期
農林水産省の「特産果樹生産動態等調査」(※3)によると、2019年の国内のレモンの収穫量は10,433トンであった。このうち最も収穫量が多いのは、広島県(6,284トン)であり、愛媛県(2,248トン)や和歌山県(694トン)などでも収穫されている。それぞれの主な収穫時期は以下のとおりだ。
レモンの主要産地の収穫時期
・広島県:7月~翌年5月頃
・愛媛県:9月~翌年6月頃
・和歌山県:8月~翌年3月頃
・愛媛県:9月~翌年6月頃
・和歌山県:8月~翌年3月頃
4. 美味しい国産レモンを手に入れるなら?
国産レモンは、旬の時期であれば一般的なスーパーや果物屋などでも見かけることが多い。また「広島県産のレモンを購入したい」といった希望がある場合は、ネット通販やふるさと納税などを利用するのもおすすめだ。これらの方法であればお好みの産地のレモンを購入できる。もし興味があったら利用してみると良いだろう。
結論
レモンは1年中流通しているが、路地ものの国産レモンの旬は12~翌年1月頃である。ただし、7~8月頃からハウス栽培のレモンは出荷され始めて、地域によっては5~6月頃まで出荷されていることもある。もし近くのスーパーなどで見つからなかったら、ネット通販を利用して探してみよう。
(参考文献)
- ※1:農林水産省「スーパーで国産のレモンを見かけますが、国内の生産状況について教えてください。」
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1407/01.html - ※2:東京都中央卸売市場「市場統計情報(月報・年報)」
https://www.shijou.metro.tokyo.lg.jp/torihiki/geppo/ - ※3:農林水産省「特産果樹生産動態等調査」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokusan_kazyu/
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