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【管理栄養士監修】チーズのカロリーと糖質量!1日の目安量も紹介!

【管理栄養士監修】チーズのカロリーと糖質量!1日の目安量も紹介!

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年10月 2日

そのまま食べても料理に使っても美味しい「チーズ」。そんなチーズは脂肪やたんぱく質を多く含んでいるため、カロリーが高い食品の一種となっている。ここではそんなチーズのカロリーや糖質量などを、文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を参考に紹介する。(※1)

  

1. チーズにはどんな種類がある?

チーズのカロリー
チーズには大きく「プロセスチーズ」と「ナチュラルチーズ」の2種類がある。プロセスチーズは1種類または数種類のナチュラルチーズを溶かしてから再度固めたチーズのこと。一方、ナチュラルチーズは生乳などを乳酸菌で凝固させて、ホエイの一部を取り除いたチーズのことである。また、ナチュラルチーズにはフレッシュタイプ、白カビタイプ、セミハードタイプなどいくつかに分類される。

2. チーズの基本的なカロリーと糖質量

チーズのカロリー
チーズには日本でよく食べられているプロセスチーズをはじめ、モッツアレラチーズやカマンベールチーズなどさまざまな種類が存在する。ここでは代表的なチーズの100gあたりのカロリーと糖質量を紹介しておこう。

代表的なチーズのカロリーと糖質量

・プロセスチーズ:313kcal、1.3g
・モッツアレラ:269kcal、4.2g
・カッテージ:99kcal、1.9g
・カマンベール:291kcal、0.9g
・ブルーチーズ:326kcal、1.0g
・ゴーダ:356kcal、1.4g
・チェダー:390kcal、1.4g
・パルメザン:445kcal、1.9g

3. プロセスチーズのその他の栄養価

チーズのカロリー
チーズは基本的に牛乳(生乳)を原料としているため、脂質・たんぱく質・カルシウム・ビタミンA・ビタミンB1といった牛乳由来の優れた栄養素を多く含んでいる。以下にプロセスチーズに含まれる栄養素をまとめておくので確認してみよう。

プロセスチーズ100gあたりの基本的な栄養価

・たんぱく質:22.7g
・脂質:26.0g
・炭水化物:1.3g
・ビタミン
 ・ビタミンA(レチノール):240μg
 ・ビタミンD:Tr
 ・ビタミンE:1.1mg
 ・ビタミンK:2μg
 ・ビタミンB1:0.03mg
 ・ビタミンB2:0.38mg
 ・ナイアシン:0.1mg
 ・ビタミンB6:0.01mg
 ・ビタミンB12:3.2μg
 ・葉酸:27μg
 ・パントテン酸:0.14mg
 ・ビオチン:2.1μg
 ・ビタミンC:0mg
・ミネラル
 ・ナトリウム:1100mg
 ・カリウム:60mg
 ・カルシウム:630mg
 ・マグネシウム:19mg
 ・リン:730mg
 ・鉄:0.3mg
 ・亜鉛:3.2mg
 ・銅:0.08mg
 ・マンガン:-
 ・ヨウ素:19μg
 ・セレン:13μg
 ・クロム:2μg
 ・モリブデン:10μg
・食物繊維:0g

4. チーズは1日にどれくらい食べればよい?

チーズのカロリー
農林水産省などが策定している「食事バランスガイド」(※2)によると、牛乳・乳製品の1日あたりの目安量は「2SV(カルシウム200mg分)」となっている。一般的な6ピースチーズの場合は、1個で約100mgのカルシウムを摂れるため、1日2個程度を目安に食べるのがおすすめだ。また、スライスチーズの場合は1枚で約100mgのカルシウムを摂ることができる。

結論

チーズの100gあたりのカロリーは300kcal前後、糖質量は数グラム程度となっている。しかし、中にはカッテージチーズのようにヘルシーなチーズも存在する。もしチーズのカロリーが気になるならこのようなヘルシーなチーズを選んでみると良いだろう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2018年10月21日

  • 更新日:

    2022年10月 2日

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