1. チーズにはどんな種類がある?

チーズには大きく「プロセスチーズ」と「ナチュラルチーズ」の2種類がある。プロセスチーズは1種類または数種類のナチュラルチーズを溶かしてから再度固めたチーズのこと。一方、ナチュラルチーズは生乳などを乳酸菌で凝固させて、ホエイの一部を取り除いたチーズのことである。また、ナチュラルチーズにはフレッシュタイプ、白カビタイプ、セミハードタイプなどいくつかに分類される。
2. チーズの基本的なカロリーと糖質量

チーズには日本でよく食べられているプロセスチーズをはじめ、モッツアレラチーズやカマンベールチーズなどさまざまな種類が存在する。ここでは代表的なチーズの100gあたりのカロリーと糖質量を紹介しておこう。
代表的なチーズのカロリーと糖質量
・プロセスチーズ:313kcal、1.3g
・モッツアレラ:269kcal、4.2g
・カッテージ:99kcal、1.9g
・カマンベール:291kcal、0.9g
・ブルーチーズ:326kcal、1.0g
・ゴーダ:356kcal、1.4g
・チェダー:390kcal、1.4g
・パルメザン:445kcal、1.9g
・モッツアレラ:269kcal、4.2g
・カッテージ:99kcal、1.9g
・カマンベール:291kcal、0.9g
・ブルーチーズ:326kcal、1.0g
・ゴーダ:356kcal、1.4g
・チェダー:390kcal、1.4g
・パルメザン:445kcal、1.9g
3. プロセスチーズのその他の栄養価

チーズは基本的に牛乳(生乳)を原料としているため、脂質・たんぱく質・カルシウム・ビタミンA・ビタミンB1といった牛乳由来の優れた栄養素を多く含んでいる。以下にプロセスチーズに含まれる栄養素をまとめておくので確認してみよう。
プロセスチーズ100gあたりの基本的な栄養価
・たんぱく質:22.7g
・脂質:26.0g
・炭水化物:1.3g
・ビタミン
・ビタミンA(レチノール):240μg
・ビタミンD:Tr
・ビタミンE:1.1mg
・ビタミンK:2μg
・ビタミンB1:0.03mg
・ビタミンB2:0.38mg
・ナイアシン:0.1mg
・ビタミンB6:0.01mg
・ビタミンB12:3.2μg
・葉酸:27μg
・パントテン酸:0.14mg
・ビオチン:2.1μg
・ビタミンC:0mg
・ミネラル
・ナトリウム:1100mg
・カリウム:60mg
・カルシウム:630mg
・マグネシウム:19mg
・リン:730mg
・鉄:0.3mg
・亜鉛:3.2mg
・銅:0.08mg
・マンガン:-
・ヨウ素:19μg
・セレン:13μg
・クロム:2μg
・モリブデン:10μg
・食物繊維:0g
・脂質:26.0g
・炭水化物:1.3g
・ビタミン
・ビタミンA(レチノール):240μg
・ビタミンD:Tr
・ビタミンE:1.1mg
・ビタミンK:2μg
・ビタミンB1:0.03mg
・ビタミンB2:0.38mg
・ナイアシン:0.1mg
・ビタミンB6:0.01mg
・ビタミンB12:3.2μg
・葉酸:27μg
・パントテン酸:0.14mg
・ビオチン:2.1μg
・ビタミンC:0mg
・ミネラル
・ナトリウム:1100mg
・カリウム:60mg
・カルシウム:630mg
・マグネシウム:19mg
・リン:730mg
・鉄:0.3mg
・亜鉛:3.2mg
・銅:0.08mg
・マンガン:-
・ヨウ素:19μg
・セレン:13μg
・クロム:2μg
・モリブデン:10μg
・食物繊維:0g
4. チーズは1日にどれくらい食べればよい?

農林水産省などが策定している「食事バランスガイド」(※2)によると、牛乳・乳製品の1日あたりの目安量は「2SV(カルシウム200mg分)」となっている。一般的な6ピースチーズの場合は、1個で約100mgのカルシウムを摂れるため、1日2個程度を目安に食べるのがおすすめだ。また、スライスチーズの場合は1枚で約100mgのカルシウムを摂ることができる。
結論
チーズの100gあたりのカロリーは300kcal前後、糖質量は数グラム程度となっている。しかし、中にはカッテージチーズのようにヘルシーなチーズも存在する。もしチーズのカロリーが気になるならこのようなヘルシーなチーズを選んでみると良いだろう。
(参考文献)
- ※1:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://fooddb.mext.go.jp/ - ※2:農林水産省「「何を」「どれだけ」材料と料理区分」
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/balance/division.html
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