1. 米は30分以上水に浸ける

炊き込みご飯を美味しく炊くには、水の量の調節が重要だ。まず米を研いだ後、30分以上水に浸けてしっかり吸水させる。事前にしっかり吸水させることでふんわり美味しく仕上がるのだ。また、調味料は吸水を妨げるので、必ず真水に浸けよう。吸水後は、水を切って、調味料を加えた適量の水分で炊き上げるのだ。
2. 炊く際の水加減

炊き込みご飯を炊く時に、醤油、酒、だし汁などの調味料に分量の水を加え、混ぜてから、具を上に乗せて炊くわけだが、それらを考慮して水の量を調節する必要がある。調味料を含めてコメの体積の1割増しになるように水を加えるのが一般的だが、きのこ類や根菜類は水分を多く含んでいるので、これらの具材を使用する場合は水を少し減らしても良いだろう。
3. 具材は混ぜずに炊く

具材を一緒に炊く場合は、混ぜずに米の上に乗せて炊くようにしよう。米と具材を混ぜて炊くと芯が残ったり、べたつく原因となるためだ。具材の割合は米の重量の3割ぐらいが目安と言われている。
具は火が通りやすいように小さく刻んで加えると良いだろう。
具は火が通りやすいように小さく刻んで加えると良いだろう。
結論
炊き込みご飯は簡単なようで実に奥が深い料理だ。しかし、今回紹介したポイントを押さえて炊けば、きっと美味しい炊き込みを作ることができるだろう。