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【さやえんどう】の風味を活かす茹で方のコツ。美味しい食べ方とは?

【さやえんどう】の風味を活かす茹で方のコツ。美味しい食べ方とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年5月21日

鮮やかな緑色をしたさやえんどうは、春に旬を迎える野菜だ。栄養素が豊富で美味しいだけでなく、料理やお弁当の彩りとしても大変重宝する。せっかく料理に使うなら、一番美味しい状態でいただきたいところだ。今回は、さやえんどうの茹で方のコツや美味しい食べ方についてみていこう。

  

1. さやえんどうにも種類がある

さやえんどう=豆の名前だと思っている人もいるかもしれない。しかし、実はさやえんどうとは、さやごと食べる豆のことをいうのである。中に豆ができる前の段階で収穫することでさやごと食べることが可能となる。ちなみにそのまま成長させると、えんどう豆となる。
このさやえんどう、一般的に絹さやとして認知されていることが多いが、絹さや以外にもスナップエンドウ、さとうえんどうという種類がある。これらを総称して、さやえんどうと呼んでいるのだ。

2. さやえんどうの茹で方のコツとは

さやえんどうを茹でるときのコツを伝授しよう。

・下ごしらえ

さやえんどうの筋は固い。そのため、茹でる前に筋を取る必要がある。へたのところをつまみ、そのまま下の方に引くとスピーディーかつきれいに取れる。

・茹でる

野菜には水から茹でるもの・沸騰した湯から茹でるものがあるが、さやえんどうは後者である。茹でる際は、塩少々を加えた熱湯でさっと茹でる。茹で時間は1~2分くらいでよい。火を通し過ぎるとせっかくの歯ざわりや美しい色が生かされない。茹ですぎには注意しよう。

・茹で終わったらざるに広げる

茹で終わったらすぐにざるにあげる。このとき重ならないように広げるようにすると手早く冷ますことができる。色よくするために水にさらすこともあるが、その場合は水っぽくなってしまう。

・再度料理に使うとき

あとで煮物に使う・長く保存したいなどの場合は、塩を入れた湯でさっとくぐらせておくとよい。再度料理するときに美しく歯ごたえよく仕上げることができる。

3. さやえんどうの風味を活かした美味しい食べ方

さやえんどうの風味をダイレクトに味わえる、シンプルな食べ方を紹介する。

・さやえんどうの塩炒め

さやえんどうを塩・サラダ油を入れた熱湯で茹で、軽く火を通す。その後、フライパンにサラダ油・しょうがのみじん切りを入れて火にかけ、香りが出てきたらさやえんどうを入れて炒め、顆粒中華スープの素・塩で味を調える。さやえんどうだけで作る非常にシンプルな塩炒め。さやえんどうの甘さや肉厚な食感を楽しめる一皿だ。

・さやえんどうの吸い物

煮立てただし汁にさやえんどうを入れ、しょうゆとみりんで味付けした吸い物。さわやかな歯ざわりを楽しむことができる汁物だ。お椀に浮かぶ緑色のさやえんどうがとても美しい。

・さやえんどうと油揚げのみそ汁

さやえんどうと油揚げで作るみそ汁。さやえんどう・油揚げともに火が通りやすい具材なので、さっと作ることができる。忙しい朝にもいいだろう。

・さやえんどうの卵炒め

さやえんどうと卵で作る炒め物。オイスターソース・中華スープの素・酒・塩・コショウで味付ける。卵は先に半熟状に炒めて皿に出しておき最後に戻し入れると、ふわっとした食感が残る。お弁当のおかずにもおすすめだ。

・絹さやとツナの炒め物

オリーブオイルを引いたフライパンで、半分に切ったさやえんどう・薄切りにしたねぎ・ツナを炒める。味付けは、しょうゆ・酒・こしょう・しょうがのしぼり汁で。絹さやの歯ざわりを残すため、手早く炒めよう。

結論

美しい色、さわやかな食感が魅力のさやえんどう。その利点を活かした調理方法で、さやえんどうの旨さを存分に味わおう。色鮮やかなさやえんどうは、食卓やお弁当の彩りに重宝する。目でも楽しめる野菜、さやえんどうで毎日の食事を華やかに演出してみてはいかがだろうか。

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  • 公開日:

    2018年12月15日

  • 更新日:

    2021年5月21日

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