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キムチの塩分量はどれくらい?1日あたりどれくらい食べていいの?

キムチの塩分量はどれくらい?1日あたりどれくらい食べていいの?

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年11月22日

韓国発祥の漬物料理として知られている「キムチ」。辛味と酸味のバランスが良くて、白飯との相性もバツグンに良い。そのため、好んで食べている人もいるだろう。しかし、漬物の一種であるキムチには塩分も多いため注意が必要となっている。この記事では文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」(※1)などを参考に、キムチの塩分量について詳しく解説しておこう。

  

1. キムチのナトリウム量・塩分量の目安

キムチの塩分
「日本食品標準成分表」には、漬物の一種として「キムチ」の栄養価が収録されている。これによると、キムチの100gあたりのナトリウム量と食塩相当量は以下のようになっている。また、キムチ1食分(30~50g程度)のナトリウム量と食塩相当量も確認しておこう。

キムチ100gあたりのナトリウム量・食塩相当量

・ナトリウム:1100mg
・食塩相当量:2.3g

キムチ1食分(30~50g)あたりのナトリウム量・食塩相当量

・ナトリウム:330~550mg
・食塩相当量:0.9~1.5g

2. その他の漬物の食塩相当量はどれくらい?

キムチの塩分
「日本食品標準成分表」には、キムチの他にもさまざまな漬物の栄養価が収録されている。そこで代表的な漬物の食塩相当量についても確認しよう。

主な漬物の100gあたりの食塩相当量

・きゅうり(ぬかみそ漬):5.3g
・ザーサイ:13.7g
・たくあん漬(干しだいこん漬):2.5g
・福神漬:5.1g
・しば漬:4.1g

3. 市販のキムチの食塩相当量はどれくらい?

キムチの塩分
キムチは一般的なスーパーなどでも見かけることが多く、さまざまな食品メーカーから販売されている。ここでは主な市販のキムチの食塩相当量について確認しよう。

主な市販のキムチの食塩相当量の一覧

・東海漬物「こくうま」:3.0g
・フードレーベル「牛角韓国直送キムチ」:2.4g
・ピックルス「ご飯がススムキムチ」:2.3g
・モランボン「韓キムチ」:2.2g
・秋本食品「王道キムチ」:3.1g ・成城石井「白菜キムチ」:2.3g

4. 1日あたりのナトリウム(食塩)の目安量

キムチの塩分
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年)」(※2)によると、1日あたりのナトリウム(食塩相当量)の目安量は、男性が7.5g未満、女性が6.5g未満となっている。しかし、日本人の1日あたりの摂取量は男性が11g程度、女性が9g程度と多い。ほかの料理との兼ね合いもあるが、キムチには食塩が多く含まれているため、食べ過ぎないように注意したほうが良いだろう。

結論

キムチの100gあたりの食塩相当量は2.3gであり、1食分あたりは0.9~1.5g程度となっている。ほかの漬物製品に比べると、キムチの食塩相当量は少ないといえる。しかし、成人男性の1日あたりのナトリウム(食塩相当量)の目安量は7.5g未満であるため、キムチの食べ過ぎには注意しよう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2018年12月18日

  • 更新日:

    2022年11月22日

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