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ステーキの焼き加減を紹介!ブルーやウェルなどの焼き加減についても!

ステーキの焼き加減を紹介!ブルーやウェルなどの焼き加減についても!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年6月28日

牛肉の美味しさを堪能できる「ステーキ(ビーフステーキ)」。そんなステーキをお店で食べるときには必ずといっていいほど焼き加減を聞かれるが、実はステーキの焼き加減にはレア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンの他にもいくつか種類がある。今回はそんなステーキの焼き加減について詳しく解説する。ステーキをより好みの焼き加減で食べられるようになろう。

  

1. ステーキの焼き加減とは?

ステーキの主な焼き加減にはレア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンなどの種類がある。これらは火の通り具合が異なり、レアだと内部がやや生の状態、ウェルダンだと内部にまで火が通っている状態である。また、この焼き加減の違いはステーキの食感(ジューシー感)や切れやすさなどにも影響が出る。一般的には、適度に焼けていて、肉汁は残っている状態が美味しいのでおすすめだ。

2. ステーキの焼き加減の種類

ステーキの焼き加減といえば、レア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンなどの種類が有名である。しかし、実はレアよりも焼き時間が短く焼く方法や、ウェルダンよりもしっかりと焼く方法など焼き加減には別の種類もある。そこで以下に10種類のステーキの焼き加減をまとめておく。

ステーキの焼き加減は全部で10種類

  • ロー:火を通していない生のもの
  • ブルー:表面だけを数秒焼いたもの
  • ブルーレア:表面だけを数十秒焼いたもの
  • レア:表面をこんがり焼くが、内部は生っぽいもの
  • ミディアムレア:表面をこんがりと焼いて、内部も少し火が通っているもの
  • ミディアム:内部に少し赤みが残るくらいまで火が通っているもの
  • ミディアムウェル:中心部以外は全体的に火が通っているもの
  • ウェル:中心部まで火が通りピンク色の範囲が少なくなっているもの
  • ウェルダン:中心部までしっかりと火が通っているもの
  • ベリーウェルダン:肉全体に火が通り、内部までしっかりと焼き上げたもの

3. 基本的なステーキの焼き方を紹介!

ステーキの焼き加減は10種類程度あるが、いずれの焼き加減であっても基本的な焼き方は同じだ。以下に紹介している手順を参考にしながら、フライパンでステーキ肉を焼いてみよう。

基本的なステーキの焼き方・手順

  • 冷蔵庫から牛肉を取り出し常温に戻しておく
  • 脂身と赤身の境目に2cm間隔で切り込みを入れる
  • フライパンを強火にかけて、牛脂を溶かす
  • 焼く直前に肉全体に塩コショウをふりかける
  • 十分熱したフライパンで牛肉の表面を焼く
  • 焼き色が付いたら裏返して牛肉の裏面を焼く
  • 火から下ろしたらアルミホイルで包んで火を通す
  • 適当な大きさにカットしたらビーフステーキの完成

4. 好みの焼き加減に仕上げるポイント

ステーキを好みの焼き加減に仕上げるためのポイントは、火加減と焼き時間の2つである。そこで好みの焼き加減に仕上げるために、この2つについてより詳しく確認しよう。

ポイント1.表面は強火で加熱する

ステーキを焼くときは、まず強火で表面を焼くことが重要になる。短時間で牛肉の表面を焼き固めることで、肉汁の流出を防ぐことができ、うま味を閉じ込めることができる。また、ステーキを乗せたときにジュ~という音が鳴るくらいまで、しっかりとフライパンを熱しておくようにしよう。

ポイント2.弱火で焼き加減を調節する

ステーキの表面が色付くくらいまでしっかりと焼けたら、弱火にして中までじっくりと火を通すようにしよう。この加熱時間を調整することでレアに仕上げたり、ウェルダンに仕上げたりすることが可能になる。それぞれの焼き時間の目安は後述するので、そちらについてもしっかりと確認しよう。

ポイント3.余熱でステーキを仕上げる

ステーキの両面が焼けたら火から下ろすのだが、すぐにカットせずにアルミホイルで包んで余熱で火を通すのがおすすめ。こうすることで焼き加減を調節できるだけでなく、肉汁を落ち着かせることも可能になる。焼き加減ごとの牛肉を休ませる時間についても後述しているので確認してみよう。

5. 焼き加減別のステーキの焼き時間の目安

ステーキの基本的な焼き加減にはレア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンの4つがある。そこでそれぞれの焼き加減になるよう、ステーキの焼き方(火加減や焼き時間)について以下にまとめておく。なお、火の強さや肉の厚みなどで焼き加減は変化するので目安程度に確認しておこう。

その1.レアの焼き方

  • 表面を強火で30秒加熱する
  • そのまま弱火にして1分加熱する
  • 裏返して強火で30秒加熱する
  • そのまま弱火にして1分加熱する
    ※余熱で火を通さずにカットしてよい

その2.ミディアムレアの焼き方

  • 表面を強火で1分加熱する
  • そのまま弱火にして1分加熱する
  • 裏返して強火で30秒加熱する
  • そのまま弱火にして1分半~2分加熱する
  • アルミホイルに包み2~3分置いておく

その3.ミディアムの焼き方

  • 表面を強火で1分加熱する
  • そのまま弱火にして2分加熱する
  • 裏返して強火で30秒加熱する
  • そのまま弱火にして2~3分加熱する
  • アルミホイルに包み2~3分置いておく

その4.ウェルダンの焼き方

  • 表面を強火で1分加熱する
  • そのまま弱火にして2分加熱する
  • 裏返して強火で30秒加熱する
  • そのまま弱火にして3~5分加熱する
  • アルミホイルに包み3~5分置いておく

6. ステーキの焼き加減に関する疑問・質問に回答

ここまでステーキの焼き加減に関する解説をしてきたが、まだステーキの焼き加減について気になることや知りたいことがあるだろう。そこでステーキの焼き加減に関する豆知識などをQA方式で紹介しておこう。

Q1.お店ではどの焼き加減で頼めばいい?

お店でステーキを注文したときは、基本的に好みの焼き加減でオーダーして問題ない。しかし、お店やシェフによって、おすすめのステーキの焼き加減は異なる。そのため、もし焼き加減にこだわりがないのなら、焼き加減をお店やシェフの「おまかせ」にしてしまうのもよいだろう。

Q2.一般的なおすすめの焼き加減とは?

焼き加減は10種類程度あるが、一般的にヒレ肉ステーキやモモ肉ステーキなどは「ミディアムレア」にすると美味しいといわれている。ミディアムレアにすると肉のうま味と食感のバランスがよく、美味しく食べられるそうだ。もし焼き加減で迷ったら、まずはミディアムレアに挑戦してみるとよさそうだ。

結論

ステーキの焼き加減はレア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンなどが有名だが、実はブルーやウェルなど10種類程度ある。しかし、お店で頼むときには基本の4つの中から選べばよいので、これらの焼き加減の違いについてしっかりと覚えておくようにしよう。また、自分でビーフステーキを作るときには火加減や焼き時間に気を付けながら、好みの焼き加減に仕上げるようにしよう。

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  • 公開日:

    2018年12月23日

  • 更新日:

    2021年6月28日

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