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香りが命のスパイス【カルダモン】の正しい保存方法は?冷蔵はNG!

香りが命のスパイス【カルダモン】の正しい保存方法は?冷蔵はNG!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2020年12月16日

カルダモンは清涼感のある香り、辛み、そしてほろ苦さをあわせ持つ独特の風味が特徴のスパイスだ。その香りを失わないためには保存方法が重要である。カルダモンの特徴や正しい保存方法を解説するとともに、一般的なスパイスの賞味期限や保存方法などについてもお伝えする。

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1. カルダモンの正しい保存方法

まずはカルダモンの基本を解説したのち、正しい保存方法をお伝えする。

カルダモンとは

カルダモンはショウガ科の多年草で、原産国はスリランカやマレー半島だ。柑橘系に近い清涼感ある香りやピリッとした辛み、ほろ苦さが特徴である。カレーなどエスニック料理によく使われるスパイスなので、カレー好きの方は聞いたことがあるかもしれない。

カルダモンの起源

カルダモンは世界最古のスパイスともいわれている。古代エジプト時代、その殺菌力が珍重され解毒剤として用いられていたという記録も残っている。そもそもカルダモンという名前自体、ヒンドゥー語で「心臓の形をした生薬」という意味である。

カルダモンの使われ方

カレーをはじめとするエスニック料理のほか、チャイやコーヒー、ハーブティーなどの飲み物にも利用されている。食べ物ではほかにケーキやジャム、サラダやアイスクリームなどに少量かけ、味のアクセントに用いられることも多い。そのほか、ホットワインに入れて香りをさらに引き立てるという使い方もされる。香りが命のスパイスなので正しく保存したいところだ。

カルダモンの正しい保存方法

スパイス全般にいえることだが、カルダモンも同じように湿気と光、そして熱を嫌う。とくに湿気は大敵だ。そのためこれらを避けることが大前提である。また空気に触れると劣化が加速することも知っておいたほうがよいだろう。したがってカルダモンは、冷暗所に密閉した状態で保存するのが正解だ。涼しくて太陽の光が当たらず、また湿気などが溜まりにくい場所を見つけておこう。移し替える際は密閉できる容器を選び、乾燥剤があれば一緒に入れておこう。

2. カルダモンの冷蔵保存をおすすめできない理由

冷暗所が正解なら涼しくて光も入らない冷蔵庫で保存しよう、と考える方もいるかもしれない。だがそれはおすすめできない。

温度差により結露が生じやすい

冷蔵庫内と室温には大きな温度差がある。出し入れするたびに結露が生じれば、あっという間に容器の中に湿気が溜まってしまう。お伝えしたように湿気はカルダモンの大敵である。冷蔵庫ではなく冷暗所で保存しよう。

香りが移ってしまうおそれがある

カルダモンの魅力はその独特の香りであり、疲れをとる、気持ちを落ち着かせる、汗のにおいや体臭を抑えるといった効果があるという。冷蔵庫に入れてしまうとほかの食品の香りが移り、せっかくのカルダモンの香りが失われてしまうおそれがある。こうしたことも、冷蔵庫での保存をおすすめできない理由のひとつだ。

3. カルダモンの長期保存には冷凍がおすすめ

カルダモンは冷凍保存が可能である。長期間、湿気や光から守るためにはむしろ冷凍保存がおすすめだ。

カルダモンを冷凍保存する方法

ラップに包み、ジッパー付きのフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存しよう。このとき、空気が入ると霜がつきやすくなる。しっかりと空気を抜いてからジッパーを閉めるのがポイントだ。

ホールとパウダーで保存期間が異なる

正しく冷凍保存すれば1年くらいは使える。なおカルダモンにはホールとパウダーがあるが、ホールのほうが空気に触れる部分が少ないため、いい状態をキープしやすい。保存期間の目安は商品によってやや異なるかもしれないが、ホールはパウダーよりも半年ほど長めに設定してよいだろう。あらかじめ長期間保存するつもりならホールで購入し、使うときにミルで挽こう。これなら風味や香りも一層引き立ち、美味しく食べることができる。

冷凍保存したカルダモンは解凍不要

冷凍庫から取り出したカルダモンは、ホールもパウダーもすぐに使える。霜がついてしまった場合は水洗いせず、ペーパータオルなどで取り除いてから使おう。

4. スパイスの賞味期限と正しい保存方法について

最後に、カルダモンに限らず一般的なスパイスについても解説しておこう。

賞味期限と消費期限の違い

「賞味」は美味しく食べられる期間であり「消費」はこれを過ぎたら使わない(食べない)ように、という期間である。実はスパイスは、基本的に消費期限が定められていない。乾物で腐ることがないからだ。ただし湿気の影響でカビが生えたり、経年劣化を起こしたるすることはある。ご存じの方も多いかもしれないが、念のためおさらいしておこう。

スパイスの賞味期限

パッケージやメーカーのHPなどに記載されているはずだが、一般的にホールで2〜3年、パウダーで1〜2年ということが多い。ただしこれらは「未開封」の場合だ。開封済みのスパイスは空気に触れることで劣化が進むうえ、保存方法や保存状態によっても劣化の度合いが大きく変わってくる。適切な方法で保存した場合でも、半年を目安にできるだけ早く消費しよう。

スパイスの保存方法

カルダモン以外のスパイスも同様に、冷暗所に密閉した状態で保存するのが正解だ。涼しくて太陽の光が差し込まず、湿気が溜まりにくい場所で保存しよう。冷蔵保存は結露により劣化を早めてしまうため気をつけてほしい。

賞味期限が切れたスパイスは使える?

お伝えしたように、スパイスには消費期限は設けられていない。そのため多少賞味期限を過ぎても、カビが生えていない、香りや色・味などが著しく劣化していないなど、状態がよければ使えるケースが多い。ただし風味は間違いなく劣化しているはずなので、どうしても今使わなければならないというものでない限り、買い直すことをおすすめする。もし使う場合でも、風味が落ちているからと多めに投入すると、味に影響を与えるおそれがあるため気をつけよう。

結論

カルダモンの命である香りを損なわないようにするためには、冷蔵庫ではなく冷暗所に密閉した状態で保存するのが正解である。最初から長期間の保存を予定しているのであればホールを購入し、冷凍庫へ入れておくのがおすすめだ。

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  • 公開日:

    2019年2月27日

  • 更新日:

    2020年12月16日

  

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