1. ジンジャーエールのカロリーは炭酸飲料のなかでも低め

ジンジャーエールのカロリーは、コップ1杯(約200ml)あたり約56~74kcalである。同量のサイダーが約82kcal、コーラが約90kcalであることを考慮すると、炭酸飲料のなかでは比較的カロリーが低いことがわかる。
これをペットボトル1本分500mlに換算すると、ジンジャーエールのカロリーは約140~180kcalである。1日の間食や嗜好品飲料の摂取カロリー目安は200kcal以内と言われていることから、間食を控え目にするのであれば、ジンジャーエールのペットボトル1本を一気飲みしても大丈夫そうだ。
これをペットボトル1本分500mlに換算すると、ジンジャーエールのカロリーは約140~180kcalである。1日の間食や嗜好品飲料の摂取カロリー目安は200kcal以内と言われていることから、間食を控え目にするのであれば、ジンジャーエールのペットボトル1本を一気飲みしても大丈夫そうだ。
2. ジンジャーエールの糖質量には要注意!

ジンジャーエールのカロリーだけでなく、糖質量が気になる人もいるはずだ。ジンジャーエールの糖質量は、コップ1杯(約200ml)あたり約14~18gである。ペットボトル1本分(500ml)には、なんと
35~46.5gもの糖質が含まれている。
WHOが示した基準によると、間食や嗜好品飲料から摂取する糖質量の目安は1日25g程度で、これ以上は控えたほうがよいそうだ。つまり、ジンジャーエールをペットボトル1本分一気飲みするのは、カロリー面ではOKかもしれないが、糖質面では完全にNGである。
35~46.5gもの糖質が含まれている。
WHOが示した基準によると、間食や嗜好品飲料から摂取する糖質量の目安は1日25g程度で、これ以上は控えたほうがよいそうだ。つまり、ジンジャーエールをペットボトル1本分一気飲みするのは、カロリー面ではOKかもしれないが、糖質面では完全にNGである。
3. ジンジャーエールの栄養成分と注意点

名前に表されている通り、本来ならば「ジンジャー=生姜」が材料に使われているのがジンジャーエールだ。生姜には身体によいと言われる栄養成分が含まれているが、その成分をチェックする前に、気を付けてほしいことがある。
生姜が入っていないジンジャーエールに注意
市販のジンジャーエールには、生姜を入れていないものがある。生姜の栄養成分を目的に購入する場合は、栄養成分表示をしっかりと確認しよう。生姜が入っている場合は「ジンジャーエキス」や「生姜」などがきちんと明記されている。しかし、「生姜を入れていないのにジンジャーエール独自の風味が出るのはなぜ?」と、疑問に思う人もいるかもしれない。突然だが、かき氷のシロップはイチゴ・レモン・メロンなど、さまざまな種類があるものの、本当は味がどれも同じだという話をご存知だろうか。香料に変化をつけることで、イチゴやレモンなど、それぞれの異なる風味を出せる、という原理だ。表示に生姜と明記されていないジンジャーエールも、これと同じ理屈を利用しており、香料のみでジンジャーエールの風味を出していると考えられる。
生姜入りジンジャーエールから摂取できる栄養成分
生姜入りジンジャーエールからは、生姜に含まれる栄養成分「ショウガオール」を摂れると考えられる。ショウガオールは辛み成分で、摂取すると身体を温めたり発汗を促したりすると言われており、健康維持の強い味方でもある。寒い日に生姜湯や生姜入りのスープを飲むのがよいとされるのは、この成分が入っているためだ。ただ、市販のジンジャーエールには生姜成分がどれだけ入っているのかが分からないため、効果への期待値は不明瞭だとも言える。効果に期待してショウガオールをしっかり取り入れたいなら、自家製ジンジャーエールを作るのもおすすめだ。
結論
ジンジャーエールは、炭酸飲料のなかでもカロリーが低めなため、糖質量との兼ね合いを考慮することで、健康を維持しつつ飲むことができる。ジンジャーシロップを作っておけば、炭酸水で割るだけでいつでもジンジャーエールを楽しめるため、休みの日に手作りしてみてはいかがだろうか。もともとは酒の一種だったジンジャーエールは、カクテルにも最適だ。適度な飲用量を見極めつつ、さまざまな楽しみ方をしてみよう。