ビスマルクピザとは？ドイツの宰相の名前を持つ絶品ピザの作り方！

ビスマルクピザとは、半熟の目玉焼きとベーコンをトッピングしたピザのこと。また、ピザに限らず半熟卵を乗せているイタリア料理は「ビスマルク風」と呼ばれる。名前の由来はドイツの宰相オットー・フォン・ビスマルクとされており、彼が目玉焼きを乗せたステーキを好んだため「ビスマルク」という名前が付いたという。「とろ～り」とした半熟卵が料理を一段と美味しくしてくれる。

ビスマルクピザは家庭で作ることも可能だ。より本格的に作りたいなら、ピザ生地から作るのも良いだろう。ここではピザ生地（ハンドトス）とビスマルクピザの作り方を紹介する。また、ハンドトスの作り方は別のページでも解説しているため確認してみると良いだろう。

1.強力粉・イースト・水を合わせて混ぜる
2.（1）に濡れたタオルをし、3時間ほど寝かせる
3.（2）に強力粉・砂糖・食塩・スキムミルク・水を合わせて混ぜる
4.（3）にラップをして発酵させる
5.打ち粉をしてから（４）を麺棒で伸ばす
6.生地の縁を盛り上げて耳の部分を作れば完成

1.ピザ生地の中央を少しだけへこませる
2.ピザ生地にピザソースをしっかりと塗る
3.溶けるチーズやベーコンを散りばめる
4.ピザ生地の中央に生卵を割り入れる
5.オーブンで焼いたら出来上がり

もっと手軽にビスマルクピザを楽しみたいなら、市販のピザを購入すると良いだろう。例えば、日本ハムの「石窯工房 マルゲリータ」や「石窯工房 ベーコンピザ」などを購入すれば、あとは卵などのお好みの具材を用意するだけで手軽にビスマルクピザを作れる。以下で手順を確認しておこう。

1.ピザの中央に生卵を割り入れる
2.卵の周りにお好みの具材を加える
3.時間通り焼いたら出来上がり

最後に、ビスマルクピザに関するよくある質問・疑問に回答する。

ビスマルクピザの由来となったオットー・フォン・ビスマルクは、19世紀のプロイセン王国時代の首相やドイツ国宰相などを務めた人物である。ビスマルクが「ドイツ統一のためには軍備拡張が必要であり、鉄と血だけが問題を解決する」と演説したことから、鉄血宰相とも呼ばれている。そんなビスマルクが愛してやまなかったのが卵で、特に半熟卵を乗せたステーキが好きだったという。

ビスマルクピザは半熟卵が美味しいピザなので、トロトロの黄身を崩してピザに絡めながら食べるのがおすすめだ。また、ほかのピザと同じようにタバスコや粗挽きコショウなどをトッピングしても美味しく食べられる。具材にほうれん草、生ハム、アスパラガスなどを使うのも良いだろう。

カルボナーラピザとは、カルボナーラソース、ベーコン、半熟卵を使ったピザのこと。ビスマルクピザの一種であるが、日本ではトマトソースの場合はビスマルクピザ、カルボナーラソースの場合はカルボナーラピザと呼ぶことが多いようだ。カルボナーラソースと半熟卵の相性もバツグンに良い。

半熟卵とチーズの相性が良いビスマルクピザは家庭でも作ることが可能だ。また、ピザ生地から作るのが大変な場合は、市販のピザを使って「ビスマルクピザ」を作ってみると良いだろう。お好みのトッピングと一緒に生卵も焼くことで、簡単に美味しいビスマルクピザを作れるだろう。