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話題の古代小麦・スペルト小麦!普通の小麦との違いとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年5月14日

ここ数年で広く知られることになった、古代小麦。そのなかでも、食意識の高い人々から脚光を浴びることとなったのが、スペルト小麦である。今の小麦の原種のような立ち位置にあるもので、栄養価が高く、非常にナチュラルな存在である。今回は、そんなスペルト小麦の実力を紐解きながら、普通の小麦との違いを検証していきたい。

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1. スペルト小麦とは

スペルト小麦は、古代小麦・古代穀物の1種である。人工的な品種改良がなされていない原種であり、化学肥料や農薬を必要とせずとも自分を守ることのできる、非常に強い植物である。ファッロ、ディンケルなどと呼ばれている。
スペルト小麦は、非常に硬い皮殻に覆われている。このおかげで、病気や害虫に犯されにくい。すなわち、生育の過程で農薬や化学肥料を使う必要がないのである。また、遺伝子組み換えなど、品種改良における問題に関わることもない。さらに収穫後、鮮度が落ちにくく、保存性にも優れている。この、非常にナチュラルな存在であるという点が、食の安全や健康意識の高まりと合致し、注目を集めることとなったのだ。

2. スペルト小麦と普通の小麦の違い

栄養価の違い

スペルト小麦は硬い皮に包まれており、そのなかに栄養素が含まれている。結果として、製粉して皮を取り除いたとしても、栄養がある程度残る。対して普通の小麦は、多くの栄養が含まれている表皮と胚芽が製粉によって除去されてしまう。食物繊維、ビタミン、ミネラルなど、栄養価に差が出てくる。

グルテンの違い

スペルト小麦は、普通の小麦とはグルテンの性質が異なる。一般的に、軽くこねるだけでグルテンが形成されると言われている。また、水によくなじむので、調理の際には水分量に注意が必要である。

味の違い

スペルト小麦の人気を後押ししているのは、安全性だけではない。スペルト小麦は、ナッツのような特有の香りがある。とても香ばしく、パンやお菓子、ピザ生地などに使うと、その味わいを楽しむことができる。普通の小麦では味わうことのできないものなので、美味しいという理由でスペルト小麦を選ぶという人もいるようだ。

3. スペルト小麦の美味しい食べ方

製粉したスペルト小麦

スペルト小麦は基本的に、お菓子作り、パン、料理など、普通の小麦と同様に使うことができる。パンを作る場合は、ハード系のパンが特におすすめだ。乳製品などを加えずに作ると、特有の旨みが際立つ。普通の小麦粉に比べると、値段は少々高めである。

丸麦のスペルト小麦

製粉していない丸麦のスペルト小麦は、さらに栄養素が豊富。パスタのようにたっぷりの湯で茹でると、プチプチとした食感が楽しめる。スープの具材にするもよし、リゾット風にするのもよし。さらにこれからの季節におすすめしたいのは、サラダだ。柑橘類や蒸し鶏を合わせて、シンプルに塩胡椒、オリーブオイルで味付けをすれば完成。美味しく、栄養満点の古代麦サラダになる。

国産のスペルト小麦

ヨーロッパで愛され、ナチュラルフードに牽引され広く世界中に広まったスペルト小麦。実は日本でもスペルト小麦を生産しているところがある。まだまだ簡単に手に入るとは言いがたいが、通販などで国産品を購入することができる。

結論

スペルト小麦は、小麦の祖先とも言える存在である。その強靭な性質から、化学肥料や農薬を使うことなく育てられるため、非常に安全な作物であるとされ、人気を集めることとなった。使い方は、普通の小麦とまるで同じ。小麦本来の味わいを楽しむことができるので、一度試してみてはいかがだろうか。
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