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意外と知らないさんまのこと!旬や由来についてピックアップ

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年5月14日

子どもからお年寄りまで、みんなが大好きなさんま。さんまといえば秋の味覚、七輪、白米に合う…など連想する定番のイメージはあるが、じつはさんまの詳しい情報についてはあまり知られていないもの。ここでは知っていそうで知らなかったさんまの旬や由来、栄養などについて詳しく紹介していこう。

1. まずはさんまの旬をチェック!

さんまは漢字で「秋刀魚」と書くように、秋に旬を迎える魚であることは皆さんご承知の通り。大衆魚であるさんまは、秋には価格が下がり、昔から日本の庶民の食卓にのぼることが多かった。栄養価の高い秋のさんまを食べた一般家庭では、健康を損なうものが減ったといういい伝えから「秋刀魚が出ると按摩が引っ込む」ということわざができたほどだ。
さんまは夏の間は北の方の冷たい海で過ごし、秋になると産卵などのため南下を始める。人間が寒いときに服を着こむように、さんまは水温が冷たくなるにしたがって身体に脂肪を蓄える。この脂肪がさんまの旨さ=旬に繋がるのである。最も脂がのっている旬の時期は9〜10月といわれ、塩焼きすると絶品である。漁が開始されて間もない時期のさんまは、脂のりが少なく、塩焼きには向いていない。

2. 「さんま」の名前の由来とは

「さんま」という呼び方についての由来は、さまざまな説があるが、中でも有力なのはふたつ。
ひとつは、「細長い魚」の意味を持つ「サマナ(狭真魚)」から「サマ」、やがて「サンマ」と転じていったという説。「サ」には、狭いや細いという意味があり、見ための特徴から名前がついたということである。
ふたつ目は、さんまの行動、大群で泳ぐ習性から由来するもの。「大きな群れ」を意味する「サワ」と「魚」という意味を持つ「マ」が合体し「サワンマ」から「サンマ」の名前になったという説である。
古い書物などにおいては、「サンマ(青串魚)」などと記述されていたという記録も残っている。
また、紀伊半島辺りでは古来よりさんまを「サイラ(佐伊羅魚)」と呼んでおり、この名称が学名「コロラビス・サイラ」という名前に使用されている。
あの有名な夏目漱石の「吾輩は猫である」の中においては、さんまのことを「三馬(サンマ)」と表記しているそうだ。
近年のように「秋刀魚」という漢字での表記の登場は、大正時代になってからといわれている。秋に旬を迎えることと、細長い柳葉形で銀色に輝く見ためが刀をイメージさせることからだという。このように、さんまの呼称の由来にはさまざまな歴史が垣間見える。

3. さんまの産地といえばやはり冷たい海

さんまの産地で全国的にも漁獲量が多く有名なのが北海道、宮城県、岩手県、千葉、富山。流通するほとんどのさんまは国内で獲れたものである。中でも日本で流通するさんまの約半分が北海道で水揚げされたもので、国内で食卓にあがるものの大半は太平洋側で漁獲されるさんまだという。北海道の中では根室地方がさんまの産地として有名であり、毎年さんま祭りが開かれるほどだ。
さんまといえば塩焼きが最もポピュラーな調理法であるが、新鮮な状態のさんまの刺身は非常に美味だ。しかしさんまは鮮度が落ちるのが早いことでも有名。そのため名産地の北海道在住であっても新鮮なさんまの刺身はなかなか食べられない貴重な料理だという。

4. さんまの主要な栄養とは

・たんぱく質

魚のたんぱく質は肉類に比べて消化されやすいものが多く、幼児からお年寄りまで幅広く食べることができる。体内で生成できない必須アミノ酸をバランスよく含むものが良質と言われているが、この良質なたんぱく質を、牛肉と同じくらい含むのがさんまである。免疫力の低下を防ぎ、筋肉や身体を強くすることにも繋がる。

・DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)

両者とも魚の脂肪分に含まれている栄養素だ。
DHAは脳や神経の機能を助け、脳を活性化させる働きがあると言われている成分だ。記憶力の向上も助けると言われている。また、EPAには悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増す、血中の中性脂肪を減らと言った効果があると言われている。

・ビタミンDやカルシウム

ビタミンDはカルシウムの吸収を促進させ、歯や骨を構成するカルシウムの濃度を高め、骨の形成を促す効果がある。高齢の女性におすすめしたい栄養豊富な食材がさんまだ。なお、さんまの缶詰は骨まで丸ごと食べられるため、カルシウム含有量は焼いたさんまの6~7倍近くになる。カルシウムに重点を置いて摂取したい場合は効率がよいだろう。

結論

古来より日本人にとって馴染み深い秋の食材、さんま。栄養価たっぷりで手に入りやすく、ジュージューと音と煙を立てて焼けるさまは想像するだけでお腹が空いてくる。季節の到来を告げる旬のさんまを、ぜひこれまで以上に食卓に取り入れてみてはいかがだろうか。
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