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雑炊のおすすめの食べ方を紹介!おじやとの違いも解説

雑炊のおすすめの食べ方を紹介!おじやとの違いも解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年1月23日

風邪を引いたときや体を温めたいとき、鍋の〆になどさまざまな場面で活躍する雑炊。気に入った味付けをリピートする食べ方もよいが、バリエーションを広げていろいろな食べ方をするとより楽しみが増えるだろう。ここでは、雑炊の食べ方について詳しく紹介していきたい。

  

1. ご飯は洗う?洗わない?雑炊をするときのご飯の選び方

雑炊に欠かせないものといえば、ご飯と出汁である。まずは、雑炊にはどんなご飯を用意したらよいのかについて解説していこう。

まず、雑炊を語る上で欠かせないのが「おじや」と「雑炊」の違いである。どちらもご飯とスープを合わせて煮込んだお粥のような料理であることには違いない。どちらも同じ料理で名前が違うだけと思っている人もいるかもしれないが、細かく見ていくとこの2つの料理の作り方は違うのである。

おじや...炊いた米を洗わずにスープや出汁などで加熱し、米粒を残さないほどのトロトロの状態に仕上げたもの。ご飯を洗わずに使うためとろみがつきやすい。おじやは柔らかく煮ることで消化が良くなるため、高齢者や子どもでも食べやすいといったメリットがある。

雑炊...炊いた米を洗い表面のぬめりを除いてから、鍋の残り汁などに加えるもの。汁がサラサラとした仕上がりになり、味も染み込みやすい。

おじやにするのか雑炊にするのかは、好みによって違うだろう。トロっとしたものが好きならおじやを、サラっとした方が好きなら雑炊を選んでみよう。しかし、この違いについては知らない人も多いはずだ。まずは、雑炊を作るなら洗った米を使うという基本的な部分を抑えておこう。

2. 雑炊はどんなときに食べるのがおすすめ?雑炊の食べ方を考えよう

雑炊を家庭で食べるタイミングは、やはり鍋の〆としてというのが定番ではないだろうか。しかし、ただ単に雑炊が好きだから食べるという人もいれば、体調を崩したときの食事として食べる家庭もある。

1.鍋の〆として

鍋の最後に〆として麺類や雑炊を楽しむ人は多いだろう。むしろ〆を楽しみにして鍋をしている人もいるのではないだろうか。鍋の〆に雑炊を選ぶのであれば、ご飯は洗ってから入れるということを忘れずに行おう。長い時間野菜を加熱していると溶けてなくなってしまうものもあるため、雑炊用に具材を残しておくのもよい。

2.体調の悪いとき

風邪や胃腸炎など消化機能が低下気味のときは、柔らかい食事がおすすめだ。お粥はもちろんのこと、雑炊はお粥よりも栄養バランスがよく、一品でさまざまな栄養素を摂取できるため弱っている体にはちょうどよい。たんぱく質源としておすすめなのは、脂質の少ない肉や卵、白身魚である。野菜は食物繊維の少ないものを選ぶようにしよう。

3.ダイエットをしたいとき

痩せるためには、摂取エネルギーを消費エネルギー以下に抑えることがポイントだ。普通のご飯の場合は1杯あたり約250kcal程度になるが、雑炊にするとご飯が水を吸ってボリュームが出るため、実際にはカロリーダウンができる。量を極端に減らすわけではなく見た目も寂しくないため、満足感を得ることはできるだろう。無理なくカロリーダウンをしたいときには雑炊がおすすめだ。

3. 雑炊のアレンジを楽しむ!おすすめの食べ方とは?

雑炊は、アレンジの幅が広いのも魅力の1つだ。味噌汁やスープがあれば、どんなものでも雑炊になり得る。定番の和風だしから少しお洒落な洋風アレンジまで、おすすめの食べ方を見ていこう。

・卵雑炊

名前の通り、雑炊に卵を加えたものである。出汁にご飯を加えて溶いた卵を入れ、醤油で味を整えたシンプルな雑炊だ。基本の作り方を覚えておけば、野菜やきのこなど好きな具材を追加したり、上にのせるトッピングを変化させたりしてアレンジすることもできる。優しい味の卵雑炊は、朝食や夜食にもおすすめである。

・中華雑炊

ご飯を煮込むスープを、和風出汁ではなく中華出汁を使用したものだ。市販の鶏がらスープの素を使うと簡単に作れる。具材にはチンゲンサイやキクラゲなど、中華料理によく使用されるものを選ぶとよいだろう。

・トマト雑炊

イタリアンには欠かせないトマトを使用した雑炊である。トマトリゾットという料理もあるが、リゾットとの違いは生米を使用しないという点だ。チーズや鶏肉を混ぜたり、バジルやパセリを飾ったりして華やかに仕上げよう。トマトに含まれるリコピンなどの栄養素は健康効果が高いと期待されており、毎日色々な料理からとりいれていきたい食材だ。

結論

雑炊は消化に良い、カロリーダウンができる、栄養バランスが良いといったたくさんのメリットがある。アレンジの幅が広いため、飽きずに楽しめるのも魅力の1つではないだろうか。鍋の〆としてだけではなく普段の健康管理としても、ぜひ雑炊をとり入れてみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2019年6月 3日

  • 更新日:

    2020年1月23日

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