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長野生まれの適度な酸味の【シナノゴールド】の特徴と選び方

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月15日

長野県で誕生した「シナノ」シリーズの1つであり、黄色りんごであるシナノゴールド。果汁がたっぷりで、甘みと酸味のバランスがよいシナノゴールドは現在、ヨーロッパにも進出しており、注目を浴びている品種である。そんなシナノゴールドの特徴や、選び方のポイントなどを詳しく見ていこう。

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1. シナノゴールドってどんなりんご?

昭和58年に長野県において、母親であるゴールデンデリシャスと父親である千秋を交配することで誕生。平成11年に品種登録されたのが、シナノゴールドである。長野県生まれのりんごである「シナノりんご3兄弟」の1つとしても親しみを持たれるりんごである。

生産地

シナノゴールドは長野県生まれのりんごではあるが、現在もっとも生産量が多いのは青森県である。青森県、長野県、岩手県の3県で、シナノゴールドの約90%近くは生産されている。シナノゴールドは、寒い地域で栽培すると酸味が強くなる傾向があるので、比較的温暖な地域での栽培が適しているともいわれている品種だ。

見た目

350g前後の重さで、円形~長円形をしている。果皮は黄緑から黄色で、熟すにつれて黄色が濃くなっていく。表面に広がる果点が目立つものもあり、日光をたっぷり浴びている陽光面の果皮の一部は、うっすらと淡い赤色に染まっていることもある。

2. シナノゴールドの旬や味の特徴

シナノゴールドの収穫は長野県で10月上旬から始まり、岩手県や青森県でも順次収穫され、11月頃まで続く。低温下での保存性が高い品種でもあるので、10月頃から翌年の6月頃までは流通にのることができる。比較的、年間通してよく目にすることができる品種の1つである。保存性が高い品種ではあるが、美味しい旬の時期のものは、10月中旬頃から12月頃まで出回っている。

味の特徴

果汁が多く、糖度も14~15%であるシナノゴールド。黄色のりんごには珍しく、酸味も強いので、甘みの中にしっかりと酸味も感じることができる美味しいりんごである。柑橘類のような爽やかな風味を感じることができるのも特徴の1つといえるだろう。

食感

果肉はやや硬く緻密であり、サクサクと引き締まった食感があるため、食べ応えがある。保存性が高い品種であるので、貯蔵状態が良好であれば、春先までサクサクとした食感を楽しむこともできる。

3. シナノゴールドの選び方とおすすめの食べ方

おすすめの選び方

シナノゴールドは、完熟すると果皮が黄色になる。そのため、果皮が黄緑のものは未熟なものが多い。選ぶ際には緑色かかっていなく、お尻の方まで黄色になっているものを見分けることがポイントだ。また、りんごによっては軸周辺に薄茶色したサビが見られることがあるが、これは味とは無関係なので気にする必要はない。果皮の色を選ぶ際の基準にしよう。また、シナノゴールドは果汁が豊富であるという特徴もある。同じ大きさのものであれば持った時に重量感があるものの方が、果汁たっぷりでジューシーであるので、手に取って選ぶことも大切だ。

保存方法

シナノゴールドは、普通冷蔵でも7ケ月。りんごの呼吸を最低限まで抑制するCA保存であれば、約8ケ月の保存が可能であるといわれているほど、保存性が非常に高い品種である。しかし、温度が高い場所や乾燥している場所での保存では、すぐに鮮度が落ちてしまう。家庭で保存する時には、りんごを1つずつ新聞紙などで包み、ビニール袋に入れて、直射日光の当たらない涼しい冷暗所や野菜室など保存することをおすすめする。

おすすめの食べ方

黄色のりんごも、赤いりんごと同様に舌触りが気にならないのであれば、皮ごと生で食べるのが1番おすすめだ。生で食べることが、甘みや香りをもっとも堪能できる方法だろう。少し鮮度が落ちてしまったものは、ジュースやスムージーなどにして食べるのもよい。また、シナノゴールドは果肉が硬めであるので、加熱をしても煮崩れしにくい。ジャムやコンポートに加工して、焼き菓子などに使用するのもおすすめである。

結論

黄色のりんごとしては珍しく、適度な酸味も楽しむことができるシナノゴールド。甘みの中にしっかりと酸味を感じることができるので、さっぱりとした味わいを堪能できる。加熱調理にも向いている品種なので、手に入れた時にはお菓子作りに使ってみるのはいかがだろうか。
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