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ベビーキウイとは?キウイのような見た目の果物の特徴を詳しく解説!

ベビーキウイとは?キウイのような見た目の果物の特徴を詳しく解説!

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年1月25日

キウイフルーツのミニチュア版である「ベビーキウイ」。普通のキウイフルーツの近縁種に当たるため、キウイフルーツのような甘みや酸味なども楽しめるのが特徴だ。そんなベビーキウイは2000年代に入ってから日本でも見られるようになったが、まだまだ認知度は低い果物の一つといえる。今回はそんな特徴があるベビーキウイについて詳しく解説する。

  

1. ベビーキウイとは?

ベビーキウイ
ベビーキウイとは、「サルナシ」というマタタビ科マタタビ属の植物にできる果実のこと。ベビーキウイのほか、コクワ、ミニキウイ、キウイベリーなど、さまざまな呼ばれ方をしている。その名前の通り、キウイフルーツを長さ2~3cm程度までコンパクトにした見た目が特徴的で、味わいはキウイフルーツに近く爽やかな酸味と強い甘みがするという。そのまま皮ごと食べることが可能である。

ベビーキウイの主な産地と旬の時期

ベビーキウイ(サルナシ)は日本全国の山間部に自生しているほか、岩手県・山形県・新潟県・福島県などの一部地域では商業生産も行われている。しかし、日本に流通しているベビーキウイの多くはアメリカ産やチリ産などの輸入品となっている。また、日本のベビーキウイは一般的に10~11月頃に熟して食べ頃を迎えて、アメリカ産は9~10月頃、チリ産は2~3月頃に収穫時期を迎えるという。

2. ベビーキウイの特徴や魅力

ベビーキウイ
日本でも少しずつ知名度が上がってきているが、まだまだベビーキウイの特徴や魅力を知らない人も多いだろう。ベビーキウイの主な特徴・魅力にはミニトマトサイズでフォトジェニックなことや、強い甘みと爽やかな酸味がして美味しいことなどがある。そんな特徴や魅力についても確認しよう。

その1.ミニトマトサイズの見た目

ベビーキウイは長さ2~3cm程度、重さ5~10g程度の小さな果物である。その大きさはミニトマトと同じくらいで、鮮やかな緑色の果皮と可愛らしい見た目がフォトジェニックで魅力的。また、一般的なキウイフルーツと異なり、果皮は産毛が少なくツルンとしている。中身はキウイフルーツとそっくりで、緑色のみずみずしい果肉と黒いツブツブが詰まっている。

その2.濃厚な甘みと爽やかな酸味

ベビーキウイは、一般的なキウイフルーツと同じで、濃厚な甘みと爽やかな酸味を楽しむことができる。特に糖度については一般的なキウイフルーツ(ヘイワード)などが12~15度くらいなのに対して、ベビーキウイは品種によっては20度を超えることもある。そのため、かなり強い甘みを感じることが可能だ。なお、ベビーキウイは丸ごと食べられるが、皮の近くは酸味が強くなっている。

3. ベビーキウイの基本的な栄養価

ベビーキウイ
文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」では(※1)、ベビーキウイ(さるなし)の栄養価は「キウイフルーツ(緑肉種/生)」と同じものとして扱われている。そこで、キウイフルーツの100gあたりの栄養価を参考に、ベビーキウイの基本的な栄養価を確認しよう。

ベビーキウイの100gあたりの栄養価

・エネルギー:51kcal
・たんぱく質:1.0g
・脂質:0.2g
・炭水化物:13.4g
・脂肪酸
 ・飽和脂肪酸:0.02g
 ・一価不飽和脂肪酸:0.03g
 ・多価不飽和脂肪酸:0.12g
・ビタミン
 ・βカロテン:53μg
 ・ビタミンD:0μg
 ・ビタミンE:1.3mg
 ・ビタミンK:6μg
 ・ビタミンB1:0.01mg
 ・ビタミンB2:0.02mg
 ・ナイアシン:0.3mg
 ・ビタミンB6:0.11mg
 ・ビタミンB12:0μg
 ・葉酸:37μg
 ・パントテン酸:0.31mg
 ・ビオチン:1.4μg
 ・ビタミンC:71mg
・ミネラル
 ・ナトリウム:1mg
 ・カリウム:300mg
 ・カルシウム:26mg
 ・マグネシウム:14mg
 ・リン:30mg
 ・鉄:0.3mg
 ・亜鉛:0.1mg
 ・銅:0.10mg
 ・マンガン:0.09mg
 ・ヨウ素:0μg
 ・セレン:1μg
 ・クロム:0μg
 ・モリブデン:Tr
・食物繊維:2.6g
 (・水溶性食物繊維:0.6g)
 (・不溶性食物繊維:2.0g)

ベビーキウイに含まれる機能性成分

ベビーキウイは前述したような基本的な栄養素のほかに、抗酸化物質である「クロロフィル」や消化酵素である「アクチニジン」なども含んでいる。また、βカロテンやルテインといった「カロテノイド」も含んでいるのが特徴だ(※2)。カロテノイドにも抗酸化作用があり、体内の活性酸素の発生を抑えたり、取り除いたりする作用があるといわれている(※3)。

4. ベビーキウイの基本的な食べ方

ベビーキウイ
ベビーキウイは、産毛が少なく皮も薄いため、皮ごと食べることが可能だ。また、皮の近くは酸味が強いためブドウのように果肉だけを食べたり、硬くて食感が悪いヘタの部分を取り除いたりするのもおすすめとなっている。以下に、ベビーキウイの基本的な食べ方・手順をまとめておく。

ベビーキウイの食べ方・手順

1.ベビーキウイをザルに乗せて水洗いする
2.ザルを軽く振って水気を切っておく
3.そのままベビーキウイを丸ごと食べる

5. ベビーキウイに関するよくある質問

ベビーキウイ
ここまで、ベビーキウイについて詳しく解説してきた。しかし、まだベビーキウイについて疑問や質問などもあるだろう。そこで最後に、ベビーキウイに関するよくある質問・疑問に回答する。

Q1.キウイフルーツとの違いは何か?

キウイフルーツはベビーキウイと同じ、マタタビ科マタタビ属の植物の一種である。キウイフルーツにもヘイワード、ゴールドキウイ(ホートA16)、レインボーレッドなどさまざまな種類がある。代表的な品種であるヘイワードは長さ6~8cm程度、重さ100~130g程度となっている。ベビーキウイの近縁種ではあるが、サイズや重さなどの外見的な特徴が全く異なる。

Q2.ベビーキウイはどこで手に入る?

ベビーキウイは、コストコなどのスーパーで販売されていることがある。また、ネット通販でも見かけることがあるため、ECモールやオンラインショップなどで探してみよう。特に10~11月頃が旬の時期となっているため、国産品が欲しいならこの時期に探してみるのがおすすめだ。

結論

ベビーキウイは、「サルナシ」という植物にできるフルーツのことだ。その名前の通りキウイフルーツを小さくしたような見た目であり、強い甘みと爽やかな酸味を楽しむことができる。国産品も出回っているが、流通時期が限られているため旬の時期にECモールなどで探してみるとよいだろう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2019年6月16日

  • 更新日:

    2022年1月25日

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