目次
1. ミスタードーナツ(ミスド)とは?

ミスタードーナツは1956年にアメリカで設立され、1971年に日本へ進出したドーナツチェーン。主力商品であるドーナツはじめ、パイ・ホットドッグ・ピザ・パスタ・飲茶などをラインアップしている。そのため、カフェ的な利用はもちろん、ランチやディナーなども楽しめる。近年は店舗の改装も進めており、これまで以上にイートインしやすくなっている。
2. ミスドの定番ドーナツ20種類のカロリーランキング

2021年8月現在、ミスタードーナツ公式サイトの「ドーナツ・パイ」のページには26種類のドーナツ類が掲載されている(※1)。このうちドーナツ類の中から「ドーナツポップ4種類」と「もっちりフルーツスティック2種類」を除いた20種類のドーナツのカロリーを調査(※2)。「高カロリー→低カロリー」の順にランキング形式で紹介する。
1位:オールドファッション ハニー(355kcal)
第1位は、オールドファッションをハニーシロップでコーティングした「オールドファッション ハニー」。炭水化物量が44.4gと全商品の中でも群を抜いて多く、最もカロリーが高いドーナツとなっている。
2位:チョコファッション(330kcal)
第2位は、ミルク生地のオールドファッションをチョコレートでコーティングした「チョコファッション」。チョコレートを使っている分、オールドファッションよりもカロリーは高めになっている。
3位:オールドファッション(293kcal)
第3位は、サクサクとした食感とミルクの甘みが人気の「オールドファッション」。美味しくて人気のドーナツだが、他のオールドファッション同様、脂質・炭水化物が多くカロリーは高い。
4位:ゴールデンチョコレート(269kcal)
第4位は、チョコレート生地のドーナツに独自の黄色いシュガーをトッピングした「ゴールデンチョコレート」。トッピングの正体は砂糖・小麦粉などを乾燥させたもので、その分カロリーは高め。
5位:ダブルチョコレート(265kcal)
第5位は、チョコレート生地のドーナツをチョコレートでコーティングして、さらにチョコクランチをトッピングした「ダブルチョコレート」。脂質量がやや多いことが、カロリーの高さにも影響している。
6位:ココナツチョコレート(259kcal)
第6位は、チョコレート生地のドーナツにココナッツパウダーをトッピングした「ココナツチョコレート」。ココナッツパウダーを使っている分、王道の「チョコレート」よりも脂質・炭水化物が多くカロリーも高い。
7位:ポン・デ・ストロベリー(247kcal)
第7位は、ポン・デ・リングをイチゴミルク風味チョコでコーティングした「ポン・デ・ストロベリー」。チョコレートを使っているため、ポン・デ・リングよりも炭水化物・脂質がともに多い。
8位:チョコレート(239kcal)
第8位は、ミルクチョコレート生地が特徴である「チョコレート」。しっとりと甘く人気のシリーズである。オールドファッションほどではないが、脂質・炭水化物の量は比較的多い。
8位:ストロベリーリング(239kcal)
同率で第8位になったのは、フワフワなイーストドーナツにたっぷりのいちごミルク風味チョコレートをコーティングした「ストロベリーリング」。脂質・炭水化物が多くカロリーは高めとなっている。
10位:チョコリング(238kcal)
第10位は、フワフワなイーストドーナツにたっぷりのチョコレートをコーティングした「チョコリング」。たんぱく質の含有量は4.4gであり、今回の20商品の中では第1位となっている。
11位:ポン・デ・リング(219kcal)
第11位は、ポン・デ・リングシリーズの中でももっとスタンダードな「ポン・デ・リング」。2003年に登場して以来、モチモチとした独特な食感とドーナツの優しい甘さで人気を博している。
12位:ハニーチュロ(216kcal)
第12位は、いわゆるチュロスである「ハニーチュロ」。表面のカリッとした食感と中のしっとりとした食感が美味しく人気が高い。炭水化物はやや多いが脂質が少ないため、カロリーは低めとなっている。
13位:カスタードクリーム(214kcal)
第13位は、中央が開いていないタイプのドーナツで、中にたっぷりのカスタードクリーム入っている「カスタードクリーム」。フワフワな食感が特徴のイーストドーナツ系の中では比較的カロリーが低めである。
14位:ポン・デ・黒糖(204kcal)
第14位は、ポン・デ・リングを黒五黒糖シュガーでコーティングしている「ポン・デ・黒糖」。王道のポン・デ・リングよりカロリーが低いのは、黒五黒糖シュガーの炭水化物量が少ないことが関係している。
15位:エンゼルクリーム(201kcal)
第15位は、「カスタードクリーム」と同じく中央が開いていないタイプのドーナツで、中にホイップクリームが入っている「エンゼルクリーム」。ホイップクリームは炭水化物が少ないため、カロリーは低めになっている。
16位:ハニーディップ(202kcal)
第16位は、フワフワとした食感が特徴のイーストドーナツ系の定番「ハニーディップ」。脂質の量は少なめだが、ハニーシロップのコーティングなどをしているため炭水化物の量が多くなっている。
17位:ストロベリーカスタードフレンチ(197kcal)
第17位は、フレンチクルーラーの間にカスタードクリームを挟み、イチゴミルク風味チョコレートをコーティングした「ストロベリーカスタードフレンチ」。フレンチクルーラー系の中ではカロリーは高めである。
18位:エンゼルフレンチ(192kcal)
第18位は、フレンチクルーラーの間にホイップクリームを挟み、さらにチョコレートをコーティングした「エンゼルフレンチ」。ボリューミーな見た目とは異なり、脂質・炭水化物は比較的少ない。
18位:シュガーレイズド(192kcal)
同率で第18位は、フワフワのイーストドーナツにパウダーシュガーをトッピングした「シュガーレイズド」。イースト系の中では炭水化物の少ないため、相対的にカロリーも低めになっている。
20位:フレンチクルーラー(154kcal)
第20位は、1973年に発売されたミスドのロングセラー商品「フレンチクルーラー」。今回調査した商品の中では脂質・炭水化物ともに最も少なく、カロリーは「オールドファッション ハニー」の半分以下であった。
3. ミスドで最もカロリーが高いドーナツ:オールドファッション ハニー

- カロリー:355kcal
ミスドの定番ドーナツの中で最もカロリーが高かったのは「オールドファッション ハニー」。食べ応えがあるオールドファッションにハニーシロップをコーティングしているため、カロリーは一番高くなっている。しかし、その贅沢から生まれるサクサクした食感とハニーシロップの甘みは非常に美味しい。濃厚な甘みが楽しめるため、ドリンクにはコーヒーや紅茶などを頼むのがおすすめ。
4. ミスドで最もカロリーが低いドーナツ:フレンチクルーラー

- カロリー:154kcal
ミスドの定番ドーナツの中で最もカロリーが低かったのは「フレンチクルーラー」。1973年に登場したミスドのロングセラー商品の一つであり、根強い人気があるドーナツである。らせん構造の見た目とふわふわな食感が特徴的であり、その軽さのとおりカロリーはドーナツ類で最も低い。ダイエット中にドーナツを食べるなら、フレンチクルーラーにするといいかもしれない。
5. 2021年7月からの限定ドーナツ6種類のカロリーランキング

ミスドでは2021年7月2日から人気洋菓子メーカーのBAKEの「BAKE CHEESE TART」「クロッカンシュー ザクザク」とコラボし、「ベイク チーズタルトドーナツ」や「ザクザク クロッカンシュードーナツ」など6種類の限定ドーナツを販売している(※3)。これらのカロリーもチェックしよう。
1位:ベイク チーズタルトドーナツ ブルーベリー(345kcal)
オールドファッション生地をタルト生地に見立てて、「BAKE」の人気商品であるチーズタルトを再現。さらにブルーベリージャムをトッピングしているのが特徴だ。7月からの限定商品の中では特に炭水化物・脂質が多く最もカロリーが高い。また、チーズがある分たんぱく質も多くなっている。
2位:ベイク チーズタルトドーナツ(329kcal)
前述の「ベイク チーズタルトドーナツ ブルーベリー」のブルーベリージャムをトッピングしていない商品である。オールドファッション生地やチーズホイップを乗せて、BAKEのチーズタルトを上手に表現している。栄養面で見ると脂質やたんぱく質が多くて、カロリーも高くなっている。
3位:ザクザク ポン・デ・リング(285kcal)
ポン・デ・リングにチョコレートをコーティングしてから、ザクザク食感のトッピングを使い仕上げている。クロッカンシューのザクザク感を再現できるように工夫されているのが特徴だ。トッピングが多いためカロリーは高め。特に炭水化物の含有量は限定ドーナツ6種類のうち最も多い。
4位:ザクザク クロッカンシュードーナツ チョコ(275kcal)
ホイップクリームとカスタードクリームをサンドした贅沢ドーナツである。グロースを絡めて焼き上げたトッピングを使っているため、クロッカンシューのようなザクザク感を楽しむことができる。カロリーは1個あたり275kcalとやや高めである。
5位:ベイク チーズホイップ(254kcal)
エンゼルクリームのようなイーストドーナツ生地に、「BAKE」のチーズタルトをイメージしたチーズホイップクリームをサンドしたドーナツ。また、贅沢にホイップクリームもサンドしている。カロリーは254kcalであるが、炭水化物量は限定ドーナツ6種類の中で最も少なくなっている。
6位:ザクザク クロッカンシュードーナツ(251kcal)
アーモンドクランチをトッピングしてザクザクとした食感に焼き上げており、クロッカンシューをドーナツで再現している。また、中にはカスタードクリームをたっぷりとサンドしている。カロリーは限定ドーナツ6種類の中では一番低いものの、炭水化物量は1個あたり28.0gとやや多めである。
結論
ミスドのドーナツのカロリーはオールドファッションが上位を占めており、その中でも「オールドファッション ハニー」がトップとなっている。ただし、ミスドのドーナツには期間限定や店舗限定の商品も多く、中には「オールドファッション ハニー」よりもカロリーが高いドーナツもある。もしカロリーを気にしているのなら、このランキングを参考にドーナツの種類を選んでみよう。
【参考文献】
- ※1:株式会社ダスキン「ドーナツ・パイ」
https://www.misterdonut.jp/m_menu/donut/ - ※2:株式会社ダスキン「ミスタードーナツ 栄養成分情報」
https://www.misterdonut.jp/m_menu/eiyou/eiyou.pdf - ※3:株式会社ダスキン「misdo meets BAKE & ZAKUZAKU」
https://www.misterdonut.jp/m_menu/new/210702_bake_zakuzaku/
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