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【管理栄養士監修】プデチゲのカロリーと糖質|栄養図鑑

【管理栄養士監修】プデチゲのカロリーと糖質|栄養図鑑

投稿者:ライター 藤本龍(ふじもとりょう)

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

鉛筆アイコン 2020年2月14日

韓国料理のひとつであるプデチゲ。韓国名物のひとつということもあり、旅行の際など目にする機会も少なくない。一度食べたことのある人ならまだしも、食べたことのない人にとっては一見普通のチゲ鍋との違いがわかりにくいプデチゲ。今回は、プデチゲと普通のチゲ鍋との違いについて、カロリーや栄養価の観点も交えて解説していこう。

  

1. プデチゲのカロリー

普通のチゲ鍋とプデチゲの違いは入れる具材の種類だ。プデチゲの「プデ」とは「部隊」という意味で、米軍の支給品が市場に流れる中、そこに含まれていたソーセージやスパムを使用したチゲ(鍋)ということを表している。

必然的にキムチが具材のメインとなっているキムチチゲよりもカロリーは高めで、キムチチゲのカロリーが1人前で約200kcalだとすれば、プデチゲのカロリーはソーセージやスパムの分が増えて約340kcalとなる。

また、実際に本場のプデチゲを食べる際は、「サリ」と呼ばれる追加のトッピングを注文し、自分好みの具材を入れたプデチゲを作ることとなる。当然、その具材のチョイス次第でカロリーは増え、レシピによってプデチゲは1人前で約900kcalに相当するとしているものもあることに注意したい。

実際に自分で作る際は、ひとつひとつの具材のカロリーがどの程度で、完成したプデチゲを何人で食べるのかなどを意識するとよいだろう。

2. 野菜たっぷりのプデチゲは栄養満点

プデチゲの魅力のひとつは、たっぷりと入った野菜の栄養だ。キムチを中心に、豚肉、ソーセージ、スパムなどの肉類、豆腐、ニラやねぎににんじんといった野菜類、しいたけやえのきなどのキノコ類を入れることの多いプデチゲは、手軽に野菜の栄養を補給するには最適な料理だ。

また、現在のプデチゲは好きな具材を入れて楽しむ大衆料理となっており、入れる具材に制約はない。外食や手抜きの料理が続いて野菜不足や栄養不足が気になるようであれば、たくさんの野菜を買い込んで全部プデチゲに入れて食べてしまおう。

3. プデチゲの糖質の元になっている具材たち

定番の具材に加え、好きなものを好きなように煮込んで食べればよいというプデチゲは、いたってシンプルな料理だが、糖質制限中であれば入れる具材のチョイスには気を付けよう。

プデチゲでよく入れられる食材の中で糖質が多めの食材としてすぐに思い浮かぶのはインスタント麺、スライスした餅あたりだろう。これらの食材を減らしたり、入れなかったりするだけでもプデチゲの糖質の大半をオフすることができる。

しかし、糖質制限中に食べるプデチゲで入れすぎに注意してほしい食材がもうひとつ。実はにんじんも野菜の中では比較的糖質が高めの食材だ。糖質にこだわりたいのであればにんじんは入れないほうがよい。

プデチゲに限らず、常日頃から糖質の多い食材と少ない食材を意識しておくとよいだろう。

4. プデチゲの具材を厳選してカロリーオフする食べ方に

糖質同様、プデチゲのカロリーをオフするにも食材の厳選は大切だ。ただし、ただカロリーが高めの食材を外すだけでは満足感が得られにくくなり、あまり賢いプデチゲの食べ方とはいえない。そこでおすすめしたいのが、インスタント麺をカロリーオフ麺に置き換えるといった食べ方だ。

こういった食べ方にすればカロリーを抑えつつ満足感も得られるようになり、あとで物足りなさを感じて間食してしまった......といった事態にはなりにくいはずだ。

ほかにも、豆腐やきのこ類はカロリーが少なめでお腹にたまるダイエット向けの食材なので、これらの食材を意識して多めにプデチゲに入れるようにすると自然とカロリーオフする食べ方に近づいていくはずだ。

結論

プデチゲは自由度の高い料理なので、カロリーや栄養価は入れる具材次第となる。美味しいからとあれもこれもと多くの食材を入れてしまうと、栄養たっぷりと同様にカロリーも高くなってしまいがちなので気を付けるとよいだろう。
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  • 公開日:

    2019年6月21日

  • 更新日:

    2020年2月14日

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