1. ピーチパインとは?

ピーチパインとは、正式名称を「ソフトタッチ」というパイナップルの栽培品種の一種(※1)。その名前の通り、パイナップルの見た目をしているのに、桃のような香りが楽しめるのが特徴となっている。また、重さは500~800g程度と小さめで、果肉は白っぽくクリーミーとジューシーさが楽しめる。日本では主に石垣島(沖縄県)で栽培されており、毎年4~7月頃になると出荷される。
2. ピーチパインの特徴や魅力

ピーチパインの特徴には、桃のような甘い香りや濃厚な甘みが楽しめること、芯まで美味しく食べられることなどがある。ここでは、そんなピーチパインの特徴や魅力について紹介しておこう。
その1.豊かな香りと濃厚な甘みがある
ピーチパインはもともと「ソフトタッチ」と呼ばれていたが、桃のような甘い香りがすることからピーチパインと呼ばれるようになった。その香りは強く、パイナップルらしさも感じられる。また、糖度は17~18度くらいであり、普通のパイナップル(15~16度)よりも濃厚な甘みを楽しめる。
その2.芯まで美味しく食べられる
ピーチパインの果肉は、白っぽくクリーミーなので「ミルクパイン」と呼ばれることもある。一見すると未熟に見えるが、食べてみると柔らかくてジューシーさを楽しむことができる。また、芯まで柔らかいため、全部残さず楽しむことができる。この点もピーチパインの魅力のひとつとなっている。
3. ピーチパインの基本的な食べ方

市販のピーチパインは基本的に完熟しているため、購入したらできる限り早く食べるのがポイントになる。一般的なパイナップルと同じだが、ピーチパインの切り方・食べ方を以下にまとめておくので確認してみよう。なお、保存する際もカットしてから冷蔵保存するほうがおすすめだ。
ピーチパインの切り方・食べ方
1.ピーチパインの上下を切り落とす
2.縦方向に4等分にカットする
3.実と皮の間に包丁を入れて切り離す
4.ひと口大にカットしたら完了
2.縦方向に4等分にカットする
3.実と皮の間に包丁を入れて切り離す
4.ひと口大にカットしたら完了
4. ピーチパインの美味しい食べ方

ピーチパインは果汁が多いので、ジュースとして楽しむのもおすすめ。また、作ったジュースを凍らせればシャーベットとしても楽しめる。そこでピーチパインを使ったジュースの作り方を紹介する。
ピーチパインジュースの作り方・手順
1.ピーチパインをひと口大に切っておく
2.ミキサーにピーチパイン・氷・水を入れて撹拌する
3.滑らかになるまで撹拌したらパインジュースの完成
2.ミキサーにピーチパイン・氷・水を入れて撹拌する
3.滑らかになるまで撹拌したらパインジュースの完成
5. ピーチパインの主な入手方法

ピーチパインは一般的なスーパーでもまれに見かけることがあるが、産地以外ではほとんど見かけることがない。そのため、ピーチパインを購入したいなら、ネット通販やふるさと納税などを利用するのがおすすめだ。ネット通販で探す場合は、パイナップル農家が運営しているオンラインショップやECモールなどを探してみるとよいだろう。4月頃から順次ピーチパインの発送が開始される。
結論
ピーチパインは、その名前の通り桃のような香りがするパイナップルのことだ。また、通常のパイナップルよりも小ぶりで、甘みがギュッと詰まっているのが特徴だ。生産農家が少なく、流通時期が限られているためあまり見かけないが、もし気になるならネット通販などで探してみるとよいだろう。
(参考文献)
- ※1:登録品種データベース「ソフト タッチ」
http://www.hinshu2.maff.go.jp/vips/cmm/apCMM112.aspx?TOUROKU_NO=7384&LANGUAGE=Japanese
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