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希少なオレンジ風みかん【カラマンダリン】ってどんな柑橘類?

投稿者:
ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年7月 7日

アメリカ生まれのカラマンダリンは希少種であるため、なかなか手に入れることが難しい柑橘類の1つである。そして、春に食べることができるみかんとしても有名だ。そんなカラマンダリンの特徴や美味しいものの選び方、食べ方について紹介しよう。

1. 希少種「カラマンダリン」はどんなみかん?

遅咲き選手のカラマンダリンとは

カラマンダリンはカルフォルニア大学の教授によって、尾張系温州とキングマンダリンを交配させて誕生した品種である。しかし、その酸度の高さから、商品として販売するのは難しいと放置されていた。ところがあるとき、5月頃にヒヨドリがカラマンダリンに群がっているところが確認され、品質検査をしたところ、とても味がよかったという。これをきっかけに商品化されたという、少々遅咲きの柑橘類である。

温州みかんに似た見た目

温州みかんの子どもということもあり、その見た目や大きさは温州みかんに似ている。形は扁円形であり、果皮は濃橙色をしている。また、果皮の表面がでこぼこしているものが多いのも特徴だ。この見た目の悪さは味に影響を与えることはないが、見た目を気にするという方にはあまり好まれない品種かもしれない。
みかんに比べると果皮は少し厚いが、手で皮をむくことができる柑橘である。

2. 濃厚でジューシーな味わいのカラマンダリン

樹上期間が1番長いカラマンダリン

カラマンダリンの特徴としてあげておきたいことの1つに、樹になっている期間が、ほかの柑橘類と比べて長いことである。カラマンダリンは、実がなってからその実を収穫するまでに約1年という時間を要し、その間ずっと樹の上で過ごすのである。そのため、実に養分がしっかりと蓄積されることで、果汁がたっぷりで糖度も高く、甘くて濃厚な味を生み出すのである。見た目に少し凹凸があり見劣りする部分を、その濃厚でジューシーな甘みとほんのりした酸味で、見事にカバーするのである。
ただし、種が比較的多いみかんでもあるので、小さい子どもや年配の方が食べる時には注意が必要である。

栽培地域と旬の時期

カラマンダリンは当初、栽培や管理の難しさから栽培することが敬遠されていたが、現在では愛媛県を中心に三重県や和歌山県でも栽培されるようになった。
基本的には3~4月に収穫される。ただし収穫したては酸味が強すぎるため、2週間から1ケ月かけて減酸することで、初めて濃厚な甘みで美味しいカラマンダリンとして出荷される。よって市場に出まわるのは、4月下旬頃から5月下旬頃である。

3. 美味しいカラマンダリンの選び方と食べ方とは

見た目は気にする必要なし

カラマンダリンを選ぶ際、果皮表面にでこぼこが多いところが目につきやすいが、味には関与しないので気にする必要はない。それよりもチェックしたいのが、果皮の色である。全体的に均一に色づき、濃い橙色をしているものを選ぶとよいだろう。また、同じ大きさのものであれば、持った時に重量感のあるものを選ぼう。軽いものは果汁の量が少なく、味が落ちている場合が多いので注意が必要である。また触った時に、果皮が浮いているものは避けよう。果肉と果皮の間に隙間ができているものは、手で皮をむきやすいという利点もあるが、傷みやすいサインでもあるので、もし浮皮のものがあれば、それから先に食べることをおすすめする。

おすすめの保存方法

基本的には、直射日光の当たらない風通しの良い冷暗所での保管で、1週間程度はもつといわれている。もし、気温が高く冷蔵庫や野菜室で保存する場合には、乾燥を防ぐためにもビニール袋などに入れ、口を縛ってから保存するようにしよう。
ただし、あまり日持ちがするものではないので、基本的には長期保存するのではなく、食味が落ちないうちに早めに食べるのがおすすめだ。

生食が一番のおすすめ!

果汁がたっぷりとジューシーで濃厚であるカラマンダリンのおすすめの食べ方は、やはり生で食べることである。みかん同様、果皮が手でむけるのと同時に、果実を包んでいるじょうのう膜も薄いので、袋ごと食べることが可能である。ただし種が多いので、飲み込まないように注意が必要である。

結論

濃厚な甘さとジューシーさが魅力の、カラマンダリン。希少種であるので、あまりお目にかかれるチャンスが少ない柑橘ではあるが、ぜひ1度は食べてもらいたいみかんである。もし、手に入れられるチャンスがある場合には、ぜひその美味しさを味わってみてもらいたい。
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