このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

みかん?それともオレンジ?【マンダリン】ってどんな柑橘?

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

2019年7月19日

香料やフレーバーティーなどにもよく使われる「マンダリン」とはどのような柑橘を指すのだろうか。みかんとオレンジの特徴を併せ持つといわれる柑橘だが、詳しく把握している人は多くはないはずだ。そこで、マンダリンの特徴をはじめ誕生や旬などをご説明しよう。

1. マンダリンの特徴

マンダリンはミカン科ミカン属ミカン類に属する柑橘の総称だ。オレンジはミカン科ミカン属オレンジ類のため、みかんかオレンジかで言えばみかんに該当するが、「マンダリンオレンジ」として扱われるためその境界が非常にわかりづらい。そもそもオレンジもみかんの仲間である。
マンダリンにはさまざまな品種があるが、日本で栽培されるものとしてはカラマンダリンが代表的だ。見た目はややぼこぼこした印象であまり美しいとは言えないが、味は濃厚で美味しい。果汁がトロッと凝縮されているように濃く甘みが強いが、酸味もありバランスが取れている。オレンジのような豊かな香りも楽しめる。さらにジューシーでシャキシャキとした食感も持ち合わせる、魅力たっぷりの柑橘なのだ。

2. マンダリンの誕生と由来

マンダリンの原産地はインド・アッサム地方だが、現在は中国のみかんの総称としてもマンダリンという言葉が使われている。マンダリンはさまざまな品種と交配することで世界各地に新しい品種が生まれ広がっており、たとえば温州みかんも中国を経て鹿児島県に伝えられ現在にいたる。ちなみにマンダリンの語源は、当時中国の官僚が着用していたオレンジ色の衣服が由来といわれている。
日本で栽培されるマンダリンの代表的品種・カラマンダリンは、尾張系温州みかんにキングマンダリンを交配させたものだ。アメリカ・カリフォルニア大学で育成され、日本に導入されたのは1955年である。マンダリンオレンジ自体は輸入品が主だが、中でも国産のマンダリンといえばカラマンダリンと覚えておくといいだろう。

3. マンダリンの旬と入手方法

輸入されるマンダリンは、7月下旬頃~9月下旬に国内に出回る。この時期は国産のみかんもハウス栽培のものしか流通しておらず高価なため、甘いみかんとして食べられるマンダリンが重宝されるのだ。いっぽう国産のマンダリンであるカラマンダリンは4月に収穫し1ヶ月ほど熟成し、4月下旬~5月にかけて出回る。栽培量があまり多くないため、旬の期間も短く産地は愛媛県松山市に集中する。次に多いのがカラマンダリンを日本で初めて栽培した三重県、そして和歌山県。国産カラマンダリンはこの3県で主に栽培されている。
マンダリンを入手したい場合は、輸入品の出回る時期にスーパーや八百屋の店頭で購入することができるほか、ネットショップでの取り扱いもある。国産のカラマンダリンなどはまだ流通量が少ないため、栽培地の直売所や取り寄せなどでの購入が主な入手手段だ。

4. マンダリンの美味しい食べ方

マンダリンは見た目のよさよりも重みや張りを重視して選ぼう。購入後、風通しのよい冷暗所なら常温保存可能だが、旬の時期は気温が高いため冷蔵庫に入れたほうがいい。乾燥すると中身がパサパサになってせっかくの美味しさが損なわれてしまうため気を付けよう。新聞紙に包みビニール袋に入れた状態で冷蔵庫に保存すれば、半月~1ヶ月ほどもつだろう。
マンダリンは皮を手でむき、袋(じょうのう膜)ごと食べることができる。果汁が濃厚で果肉も歯ごたえがよく、そのままで食べるのが最も美味しく楽しめる方法だ。大量に入手した場合も、飽きずに食べられる方法がいろいろある。絞ってジュースにしたり、ゼリーやオレンジケーキなどの菓子作りに利用したりなどにも向いている。サラダやマリネにもよく合う。また、輪切りにして乾燥させればドライフルーツとして楽しむこともできるし、皮にも香りがあるためマーマレードやオレンジピールにしても美味しい。

結論

冬みかんがない時期でも輸入物でみかんの美味しさを楽しめるのがマンダリンの魅力である。また、国産カラマンダリンは主に春に味わうことができる。みかんは冬に食べる果物という考えはそろそろ古いのかもしれない。
この記事もcheck!
\この記事をシェアする/    
\この記事をシェアする/    
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

おすすめ記事おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ