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【タンジェリン】ってどんな柑橘類?海外のミカンを学ぼう

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月25日

「タンジェリン」はミカンを示す言葉だが、その種類をきちんとわかる人は多くはないだろう。どのミカンも同じというわけではなく、それぞれ個性があるのだ。タンジェリンとはどのようなミカンを指すのか、その特徴や由来を探っていきたい。

1. タンジェリンの特徴

タンジェリンはミカン科ミカン属に分類されるポンカンやデコポンの仲間だ。果皮の色が濃く、オレンジに赤みを帯びているのが特徴的である。植物学的には同一分類されている「マンダリン」はタンジェリンの親にあたり、似ていることから混同されやすい。タンジェリンに対しマンダリンは果皮の色がやや黄色っぽいため、見た目の違いで区別できる。
タンジェリンはオレンジよりも小さめのサイズで、果皮はやや硬めだが、手でむきやすく外皮と実がはがれやすいため、見た目よりも食べやすい。
タンジェリンの果肉は甘みも酸味も濃く、果汁も多い。小さめのわりに味はしっかりとしており、食べごたえがあるのだ。また、ビタミンCなどの栄養が豊富に含まれている点も嬉しい。

2. タンジェリンの誕生と由来

タンジェリンは日本では生産されていない。というのも、タンジェリンという名称は北米や南アフリカで栽培されるミカンを指すのだ。オレンジとマンダリンを掛け合わせて作られた柑橘で、日本では主にアメリカからの輸入品が流通している。
アメリカで栽培されるようになるまでには、インドから中国、モロッコと西へ西へと伝遷していった歴史がある。そのため、タンジェリンの命名に関しては、モロッコ人またはモロッコの港を意味する「タンジール」という言葉に由来するという説が有力だ。

3. タンジェリンの旬と入手方法

タンジェリンの旬は、2月から始まり3~4月にピークを迎える。100%輸入品のため、アメリカなどからの輸入品がこの時期に出回る。店頭に並ぶのはデコポンと同じ春の時期と考えていいだろう。
旬になれば国内のスーパーや青果店で購入することができるし、価格も比較的手ごろだ。輸入品の青果をよく取り扱う店舗に足を運べば、だいたい入手できるだろう。国産のタンジェリンは存在しないため、地域の特産品などと違って直売所や産地直送便などで取り扱いはされていない。ただし、輸入品でもネットショップで取り扱いは行われている。実店舗で見かけられなかったらチェックしてみよう。

4. タンジェリンの美味しい食べ方

タンジェリンを選ぶ際には、重量感と表皮の張りツヤをチェックしよう。重さと張りをしっかりと感じられるものが実も果汁も詰まっているのだ。春が旬のため常温での保存も数日なら可能だが、気温が高くなくても乾燥するとパサついて本来の美味しさが損なわれてしまう。ジューシーな味わいを楽しむには乾燥を防ぐことが大切だ。購入後しばらく保管する場合は袋に入れ野菜室で冷蔵保存するといいだろう。
タンジェリンの果皮は簡単にはがれるため、ミカンのように手でむいて食べられる。くるくるとリンゴの皮のようにむけるので子どもも面白がってむこうとするだろう。じょうのう膜も厚くはないのでまるごと食べよう。そのまま食べるだけでも十分楽しめるが、果汁が多いためジュースやゼリーにしても美味しい。また、果皮も香りがいいためシロップで煮れば食べられる。砂糖漬け・ピールチョコなどがおすすめだ。

結論

タンジェリンは香料などにもよく使われているため、名称だけは聞いたことのある人も多いのではないだろうか。オレンジのようなミカンだが手でむけて味も濃く、見た目も小ぶりで可愛らしい。もし旬の時期に店頭で見かけたら、国産のミカンとの違いを楽しみながら食べ比べてみてはいかがだろう。
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