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黄金柑(黄蜜柑)とは?春限定の「幻の柑橘類」について詳しく紹介!

黄金柑(黄蜜柑)とは?春限定の「幻の柑橘類」について詳しく紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2021年2月16日

ピンポン玉サイズの大きさと色鮮やかな黄色い見た目が可愛らしい「黄金柑」。ミカンなどと同じ柑橘類の一種であり、爽やかな甘味とフルーティな香りが特徴となっている。黄金柑は日本で古くから栽培されているが、あまり多く出回っているものではないため食べたことのない人も少なくないだろう。今回はそんな黄金柑の特徴・旬・栄養価・食べ方などを中心に紹介する。

  
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1. 黄金柑とは?

黄金柑(おうごんかん)とは、黄蜜柑(きみかん)やゴールデンオレンジと呼ばれることもある、ミカン科ミカン属の柑橘類の一種である。直径4~5cmで重さ60~80g程度と小ぶりで、鮮やかな黄色い外皮をしていることが特徴。また、黄色い見た目から「酸っぱい」イメージがあるが、グレープフルーツから酸味を抜いたような爽やかな甘みと柑橘類特有のフルーティな香りがしてとても美味しい。

黄金柑の誕生と由来

黄金柑は、明治時代には鹿児島県日置郡などで作られていたという。黄金柑のルーツは明らかとなっていないが、その特徴から温州みかんと柚子の自然交配により誕生したと考えられている。当時は「黄蜜柑」という名前で呼ばれていたが、その後「黄金柑」という名前が付けられて全国的に流通するようになる。なお、黄金柑は神奈川県の代表的な果物「湘南ゴールド」の親品種でもある。

黄金柑の旬と主な産地

黄金柑の旬は3~4月頃であり、2~5月頃に流通している。かつては鹿児島県などで多く作られており、神奈川県・高知県などでも作られていたが、現在の主要産地は愛媛県と静岡県の二県だけとなっている。なお、農林水産省の「特産果樹生産動態等調査」によれば2017年の黄金柑の収穫量は約72トンで、愛媛県の収穫量が約42トン、静岡県の収穫量が約31トンとなっていた(※1)。

2. 黄金柑の主な栄養価

黄金柑の栄養価は、文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」などには記載されていない(※2)。そこで伊藤農園の公式ホームページを参考に、黄金柑100gあたりの主な栄養価をまとめておく(※3)。
  • カロリー:25kcal
  • たんぱく質:0.5g
  • 脂質:0.1g
  • 炭水化物:6.4g
  • 食物繊維:0,7g
    (水溶性食物繊維:0.3g)
    (不溶性食物繊維:0.4g)
  • ビタミンC:26.5mg

3. 美味しい黄金柑の見分け方

黄金柑の流通量はとても少ないため、入手するには産地の直売所での購入やネット販売での取り寄せなどが必要になる。ネット通販では難しいが、もし直売所やスーパーなどで黄金柑を購入する機会があったら、以下のようなポイントで選ぶようにしよう。
  • 皮:外皮が鮮やかな黄色をしておりハリがあるもの
  • 重み:手に取ったときに重みを感じるもの
なお、外皮のシミや傷は、黄金柑の樹にあるトゲでできたものであり、小さなものであればあまり味には影響しないといわれている。一方で外皮にハリが無くなっていたり、持ったときに軽いと感じたりするものは鮮度が落ちている可能性もあるようだ。黄金柑を選べるなら、実際に手に取って重みやハリ感などを確認するとよいだろう。

4. 黄金柑の基本的な食べ方

黄金柑の皮はやや厚くて硬めだが、普通に手で剥くことができる。また、黄金柑は種が少ないため、薄皮(じょうのう)は薄くて苦みが少ないため、袋ごとそのまま食べることが可能だ。もし手で皮を剥くのが嫌なら、ナイフで半分にカットしてからスプーンですくって食べたり、4等分ほどにカットしたりするのもおすすめだ。黄金柑特有の甘みと香りを楽しみながら美味しく食べるようにしよう。

5. 黄金柑の美味しい使い道2選

黄金柑はそのまま食べても美味しいが、果汁が多いためゼリーやジュースなどにしても美味しい。そこで黄金柑の美味しい使い道についてもいくつか確認しておこう。

その1.ジャム・コンポートなど

黄金柑は柑橘類の中でも小さい部類に入るため、そのまま丸ごと煮詰めてジャム・マーマレード・コンポートなどにする人も多い。ジャムを作る場合は、洗った外皮を細かく切っており、果肉は絞っておく。そして、鍋で下ごしらえした黄金柑とレモン汁をよく煮詰めて、さらにグラニュー糖を加えて煮詰めれば完成だ。爽やかな甘みが特徴で、食パンやヨーグルトなどに使うと美味しく食べられる。

その2.ジュース・ゼリーなど

黄金柑は果汁が豊富なので、ジュースやゼリーなどにしても美味しい。ジュースにする場合は、黄金柑の果肉と水をミキサーに入れて攪拌すれば簡単に完成する。ジュースを作る際は、あらかじめ黄金柑を冷蔵庫でしっかり冷やしておくことと美味しく仕上がる。また、ゼリーにする場合は黄金柑の果肉を鍋で温めてから、ゼラチンを合わせて冷蔵庫で冷やし固めたら完成する。

6. 黄金柑の美味しい保存方法

黄金柑は比較的日持ちしやすい果物であり、状態がよければ1週間程度は美味しく食べられる。購入後は基本的に冷暗所で常温保存するか、冷蔵庫の野菜室などで冷蔵保存するのがおすすめだ。なお、冷蔵庫で保存する際は、乾燥を防ぐためにポリ袋などに入れてから保管しよう。

結論

黄金柑は小ぶりなサイズでありながら、美味しさがギュッと詰まった魅力的な柑橘である。あまり出回っていない貴重な果物のため中々購入する機会がないが、もし気になるなら2~5月頃にネット通販などで探してみるといいだろう。
【参考文献】
■※1:農林水産省「特産果樹生産動態等調査」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokusan_kazyu/
■※2:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365419.htm
■※3:伊藤農園「黄金柑(おうごんかん)」
https://www.ito-noen.com/dictionary/mikan/%E9%BB%84%E9%87%91%E6%9F%91%EF%BC%88%E3%81%8A%E3%81%86%E3%81%94%E3%82%93%E3%81%8B%E3%82%93%EF%BC%89/
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  • 公開日:

    2019年8月28日

  • 更新日:

    2021年2月16日

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