このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

小ぶりでかわいい柑橘類!【黄金柑】の魅力をチェック

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

2019年8月28日

黄金柑という柑橘をご存知だろうか。「おうごんかん」と読む、小ぶりでかわいらしいサイズの柑橘である。あまり多く出回っているものではないため、食べたことのない人も多いだろう。そこで、黄金柑の特徴や旬などを中心に魅力を紹介したい。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 黄金柑の特徴

黄金柑はミカン科ミカン属に属し、柑橘類の中でも直径5㎝前後で重さも60~90gほどと小さめだ。ゴルフボールとテニスボールの中間くらいの大きさというとイメージしやすいだろう。黄金柑という名前のとおり表皮も果肉も黄色いのが特徴で、色は日向夏に、形はカボスに似ている。果皮の表面がボコボコとしており厚みもあるが、手でむくことができるので意外と食べやすい。
黄色い見た目から酸っぱい柑橘を想像されがちだが、果肉にはグレープフルーツの酸味を抜いたようなさわやかな甘さがある。レモンとパイナップルが混ざった味と表現する人もいるほど意外と甘く、糖度も12~14度とわりと高めだ。果汁もたっぷりと含まれており、香りもよい。

2. 黄金柑の誕生と由来

黄金柑は明治時代のはじめに九州で発見された。来歴は不明だが、その特徴から温州みかんと柚子の自然交配により誕生したと考えられている。鹿児島県日置郡では明治時代に「黄蜜柑」と呼ばれ栽培され親しまれていた。その後、黄金柑という名称が付けられ、流通するようになる。現在は、別名「ゴールデンオレンジ」とも呼ばれる。
黄金柑を栽培する生産者はまだまだ少ない。その理由として、枝にあるトゲが果実を傷付けることがあり、育てるのが難しい品種であるということが挙げられる。小ぶりなため見栄えがしないというのも出回りにくい理由だ。それでも、黄金柑の美味しさを知る生産者により、少しずつ世に広まってきている。その証拠に、黄金柑を親とする新品種として、神奈川県の特産品である「湘南ゴールド」が開発されたりもしている。

3. 黄金柑の旬と入手方法

黄金柑は2月下旬ごろから収穫が始まり、5月まで旬が続く。最も出回る時期は3~4月にかけてで、食べごろの旬も同じ時期だ。産地は愛媛県や静岡県、神奈川県などが多く愛知県や高知県でも栽培されている。また、明治時代から黄蜜柑として栽培を続けてきた鹿児島県では、現在も同じ名称で生産・出荷を行っている。
流通量としてはまだまだ少ない柑橘のため、全国各地どこでも購入できるというわけではない。産地の直売所での購入や通信販売での取り寄せが主な入手方法となるだろう。

4. 黄金柑の美味しい食べ方

黄金柑を選ぶ際には、皮の色が鮮やかであること、手に取ったときに重みを感じることがチェックポイントだ。シミや傷に関しては味には影響しないため、あまり気にする必要はない。購入後は冷暗所で保存し、なるべく早く食べてしまおう。春が旬の柑橘のため、気温が高くなる可能性もあるのを見越して、冷蔵保存がおすすめだ。その場合はポリ袋などに入れて野菜室で管理しよう。
黄金柑の皮は厚く硬めだが、手でむくことができる。皮さえむいてしまえば、袋(じょうのう膜)ごと食べられる。また、ナイフで半分にカットしてスプーンですくって食べたり、4等分ほどにカットしたりしてもいいだろう。黄金柑は種も少なく、子どもでも食べやすいためおやつにもおすすめだ。小さいので、丸ごと煮詰めてジャムやコンポートにする人も多い。果汁も豊富なので、ゼリーやジュースに加工しても美味しくいただける。

結論

黄金柑は小ぶりなサイズでありながら、美味しさがギュッと詰まった魅力的な柑橘である。あまり出回っていない貴重な果物のため、見かけたらぜひ試してほしい。見た目がかわいらしいので子どもも喜ぶだろう。小さい果実だが味も香りもよいので、ついつい何個も手が伸びてしまうに違いない。
この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ