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腐ったみかんは早めに捨てよう!腐りやすい理由とその対策を解説!

腐ったみかんは早めに捨てよう!腐りやすい理由とその対策を解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年12月21日

日本の冬を代表する果物のひとつ「みかん」。そんな甘みと爽やかな柑橘類の香りが楽しめるみかんだが、まとめて購入すると腐っていたり、傷んでいたりすることも少なくない。また、そんな腐ったみかんを放置していると、ほかのみかんにも悪影響を与えてしまうことも多い。今回は、そんな腐ったみかんについて詳しく解説する。ほかのみかんを腐らせないための対策方法も確認しよう。

  

1. 腐ったみかんの意味とは?

腐ったみかん
腐ったみかんとは、一般的には腐敗したりカビが発生したりしたみかんを指す。腐敗とカビは通常、同じように扱われることが多いが、食品が腐る場合には「細菌(腐敗細菌)」が主な原因であり、カビる場合には「真菌類」が主な原因である。また、腐敗ではたんぱく質が分解されるため腐敗臭や酸味感などが強くなるのが特徴で、カビでは変色やカビ毒などが特徴となっている。

2. みかんが腐りやすい理由とは?

腐ったみかん
みかんが腐りやすい理由には、みかんの性質や輸送の事情といった複数の要因が関係している。そこでほかの果物と比較して「なぜみかんが腐りやすいのか」という理由を確認しておこう。

理由1.押しつぶされやすい

みかんは水分量が多く、外皮も柔らかい。そのため、輸送中や保管中に外皮に傷ができやすく、これが腐敗の原因になることも多い。特に、輸送や家庭での保管ではダンボール箱が使われるが、みかんが積み重なった状態になるため、重さで下のみかんが潰されてしまう。それにより外皮に切れ目が入ってしまい、細菌やカビが発生してしまうことが多いという。

理由2.カビが生えやすい

みかんは、アミノ酸の一種である「プロリン」を多く含んでいる(※1)。そんなプロリンは、青カビの一種である「ペニシリウム・ディジタータム」や「ペニシリウム・イタリカム」の発芽を促す働きがあることで知られている。外皮に傷がなければ青カビは発生しにくいが、ミカンの外皮に傷がついたり、切れ目が入ったりすると、プロリンの働きにより青カビが発生しやすくなる。

理由3.エチレンガスが発生する

果物の中には、エチレンガスと呼ばれる植物ホルモンにより熟成するものもある。みかんは基本的にエチレンガスとは関係なく熟成するが(※2)、みかんが腐るときには大量にエチレンガスを発生させるといわれている(※3)。そのため、ダンボール箱の中で1個のみかんが腐ると、ほかのみかんを早く腐らせてしまう可能性がある。

3. みかんを腐らせない対策方法

腐ったみかん
前述のとおり、みかんは傷みやすいだけでなく、腐るとほかのみかんにも悪影響を及ぼす可能性が高い。そのため、購入後は一度傷んだみかんがないかをチェックし、それから適切な方法で保管するのが望ましい。ここでは、そんな腐ったみかんの対策方法について解説する。

対策1.すぐに腐敗やカビがないか調べる

果物用ネットやダンボール箱などの梱包方法を問わず、みかんを購入したらまずはひとつずつ状態を確認しよう。そして、傷んでいたり潰れていたりするみかんがあったら、それを取り除くようにするとよい。特に一見問題がなさそうでも、皮が柔らかくなっているみかんなどには注意が必要だ。

対策2.エタノールでみかんの表面を拭く

みかんの皮を消毒用エタノールで拭いておくと、カビが発生しにくくなるといわれている。清潔な布巾などに消毒用エタノールを含ませてから、1個ずつ丁寧に拭くようにしよう。なお、カビが生えたみかんの近くにあった場合には一度水洗いしてから、消毒用エタノールで拭くほうが望ましい。

対策3.新聞紙を敷いたダンボールに戻す

みかんをダンボール箱で保管する場合には、ダンボールの底にクシャクシャに丸めた新聞紙を敷き詰めるほうがよい。これによりクッション性がアップするため、みかんが傷つきにくくなる。また、戻すときもみかんと新聞紙を交互に重ねることで、より安全にみかんを保管できるようになる。

4. 腐ったみかんと金八先生の関係とは?

腐ったみかん
人気テレビドラマシリーズ「3年B組金八先生」の中に、「腐ったミカンの方程式(放送:1980年10月31日/11月7日)」という回がある。そこで武田鉄矢氏扮する教師・坂本金八は、不良生徒が与える悪影響のことを「腐ったみかん」と比喩していた。このセリフには、腐ったみかんはもとに戻ることはなく、周りのみかん(生徒)も腐らせてしまうといった意味が込められている。

結論

みかんは、その性質や輸送の事情などが原因で傷んだり腐ったりすることが多い。また、腐ったみかんからはエチレンガスが出るため、周りのみかんも腐らせてしまう可能性が高いという。そのため、購入したらまずは全てのみかんの状態を確認し、腐っているものを破棄したり、問題ないものを丁寧に保管したりしよう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2018年10月28日

  • 更新日:

    2021年12月21日

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