1. 宇和ゴールドとは?

宇和ゴールドとは、愛媛県宇和島市で生産されている「河内晩柑(かわちばんかん)」という柑橘類のブランドのこと。河内晩柑はミカン科ミカン属に分類されるフルーツであり、その黄色い見た目と爽やかな酸味から「和製グレープフルーツ」ともいわれている。河内晩柑は晩成の品種であり、産地である宇和島市では4月から6月末頃まで「宇和ゴールド」を出荷している。
宇和ゴールド(河内晩柑)の出荷量
農林水産省の「特産果樹生産動態等調査」によると(※1)、2020年の全国の河内晩柑の出荷量は10,850トンであった。また、都道府県別に見ると愛媛県(8,128トン)と熊本県(3,095トン)の出荷量が多い。なお、愛媛県内でもさまざまな地域で河内晩柑は栽培されており、地域によって「美生柑(みしょうかん)」「愛南ゴールド」「ナダオレンジ」といった名前で呼ばれている(※2)。
2. 宇和ゴールドの主な入手方法

宇和ゴールドは一般的なスーパーや果物店などではあまり見かけない。そのため、もし宇和ゴールドを楽しみたいならネット通販やふるさと納税などを利用するのがおすすめだ。ここでは、そんな宇和ゴールドの主な購入方法・購入方法などを紹介する。
その1.ネット通販(JAタウンなど)
フレッシュな宇和ゴールドを購入したいなら、ネット通販を利用するのがおすすめだ。一般的なECモールや農家のオンラインショップで購入できるほか、JAが運営している「JAタウン」でも購入できる。天候や入荷状況によって異なるが、JAタウンでは3~4月頃からの発送予定となっている。
その2.ふるさと納税
宇和ゴールドは、ふるさと納税の返礼品にもラインアップされている。内容量は2Lサイズのものが7.5kg分となっている。申込期限は10~4月となっており、発送時期は4~5月中旬頃となっている。興味があったらふるさと納税を利用してみるのもよいだろう。
3. 宇和ゴールドを使った商品

フレッシュな宇和ゴールドを使った商品にはジュースやチューハイなどある。ここでは、そんな宇和ゴールドを使った商品をいくつか紹介しておこう。
その1.玉津「宇和ゴールドジュース」
「宇和ゴールドジュース」は、愛媛県宇和島市にある玉津柑橘倶楽部が製造している宇和ゴールドのストレートジュースのこと。フレッシュな宇和ゴールドの味わいをそのまま楽しむことができ、そのまま飲んでも、チューハイやカクテルにしても楽しめる。ふるさと納税での取り扱いがある。
その2.宝酒造「寶CRAFT 愛媛 宇和ゴールド」
「寶CRAFT 愛媛 宇和ゴールド」は、酒類メーカーの宝酒造が製造・販売しているチューハイ・アルコール飲料である。宇和島ゴールドを丸ごと絞ったストレート果汁&ペーストに、厳選した樽貯蔵熟成焼酎を合わせた商品となっている。宇和島名物の「じゃこ天」との相性もピッタリだ。(※20歳未満の飲酒は法律で禁止されている。)
結論
宇和ゴールドは、愛媛県宇和島市で栽培されている河内晩柑のブランドのことである。河内晩柑は和製グレープフルーツと呼ばれており、黄色い見た目と爽やかな酸味が魅力となっている。もし宇和ゴールドに興味を持ったら、ネット通販やふるさと納税などで探してみるとよいだろう。
(参考文献)
- ※1:農林水産省「特産果樹生産動態等調査」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokusan_kazyu/ - ※2:愛媛県庁「かんきつ類情報シート」
https://www.pref.ehime.jp/h35500/kankitsu/documents/00.pdf
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