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和製グレープフルーツ?柑橘類【宇和ゴールド】の魅力とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

2019年8月 8日

黄色い表皮と果肉から、和製グレープフルーツと呼ばれる宇和ゴールド。ところが食べてみるとグレープフルーツとは違った味わいに驚く人も多い。まだ知名度はあまり高くない宇和ゴールドとはどのような柑橘なのか、その魅力に迫る。

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1. 宇和ゴールドの特徴

宇和ゴールドはミカン科ミカン属ブンタン類に分類される柑橘だ。品種名は河内晩柑(かわちばんかん)という。やや下膨れの果実で小さいものでは200gほど、大きいものでは500gほどとかなり幅がある。表皮が黄色く、半分にカットすると果実も淡い黄色のため和製グレープフルーツと呼ばれるが、味はグレープフルーツとは異なる。
パッと見た印象では表皮が硬そうに見えるが、意外と柔らかく手でむくことができる。果汁も果肉もたっぷりと詰まっており、とてもジューシーでさっぱりとした味わいだ。苦みはほとんどなく、甘みと酸味の調和がとれたさわやかな風味を楽しめる。種ありと種なしのものがあるが、市場に出回る宇和ゴールドは種の少ないものがほとんどだ。

2. 宇和ゴールドの誕生と由来

河内晩柑の誕生は、1935年に偶発実生として鑢一馬氏により発見されたのがはじまりだ。親品種は不明だが、ブンタンの血を受け継ぐ柑橘であると考えられている。熊本県飽託郡河内町の西村徳三郎氏の敷地に1920年ごろ発生したといい、栽培が広まった。
宇和ゴールドは愛媛県で出荷される河内晩柑の名称であり、ほかにも「愛南ゴールド」「美生柑」「灘オレンジ」という名称がある。また、熊本県では「ジューシーオレンジ」「ジューシーフルーツ」といった名称で販売されており、産地によって呼び名はさまざまだ。

3. 宇和ゴールドの旬と入手方法

宇和ゴールドは、木成りの状態で冬を越し、3月下旬~6月下旬に収穫されるものが多い。3月が旬の走りで春から夏にかけて出回る。果汁がたっぷりと含まれている宇和ゴールドを入手したいなら、春から初夏に出荷されるものがおすすめだ。夏の盛りまで木成りで熟成されているものもあるが、こちらは水分が適度に抜けているため比較的甘みもさっぱりとしている。6~7月頃の宇和ゴールドはジューシーというよりはパリッとした食感だ。
宇和ゴールドの生産地は愛媛県である。河内晩柑全体としても、愛媛県が全国の約6割を占め、残り約3割を熊本県、わずかに高知県で作られている。これは、宇和ゴールド(河内晩柑)が寒さに弱い品種で温かい地域でしか栽培できないからだ。栽培地付近の直売所などで購入できるが、全国的にはあまり出回っていない。遠方の場合はネット通販を利用した取り寄せでの入手をおすすめする。

4. 宇和ゴールドの美味しい食べ方

宇和ゴールドの美味しさは果肉・果汁のみずみずしさにある。表皮に張りとツヤが感じられ、果実に重みがあるものを選ぶことが、美味しい宇和ゴールドを入手するためのポイントだ。購入したあとむき出しのまま放置していると、せっかくいいものを選んでもパサパサになってしまう。冷暗所での数日程度の保管は可能だが、袋に入れ野菜室で保存し、早めに食べきってしまおう。
果皮は手でむくことができるが、果汁が多いためべたつきやすい。手でむいて食べる場合は受け皿や手拭きを事前に用意しておくと安心だ。半分にカットしてスプーンで果肉と果汁を一緒に食べるのもおすすめである。そのまま生食で食べるのが美味しい食べ方だが、果汁を絞ってジュースやゼリーにしてもいいだろう。

結論

宇和ゴールドは愛媛県で栽培される河内晩柑のことだ。熊本県のジューシーオレンジと品種は同じである。旬が長いため、時期によって違った味わいを楽しむのもいいだろう。水分補給やビタミン補給にも楽しみながら役立てたい柑橘だ。
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