このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

刺身でも食べられるたけのこ【真竹】とは?真竹の特徴や食べ方を解説

投稿者:ライター 田口忠臣(たぐちただおみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年10月23日

日本各地で見られる竹林。竹にはいろいろな種類があるのをご存知だろうか?一般的に流通しているたけのこは孟宗竹の若芽であるが、真竹(まだけ)と呼ばれる竹のたけのこは、市場にはあまり出回らないが美味しいといわれている。今回は、新鮮なら刺身でも食べられるという真竹のたけのこについて、特徴や食べ方を解説しよう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 真竹とは

真竹は、古くから栽培されており、中国が原産とも日本の自生種ともいわれる竹の種類である。直径15cmほど、高さ20mにまで成長する大型の竹で、節には環が2つあり、節と節の間が長く弾力性に優れているため、建築や竹細工にも利用されている。

また、黒褐色の斑点がある真竹の皮は、薄くて丈夫なうえに通気性や保水性、抗菌性があるので、古くからおむすびや弁当、中華ちまきなど食べ物を包むのに使われてきた。

2. 真竹の特徴や主な産地

真竹のたけのこは、一般的に流通している孟宗竹と比較すると細く、長さは30〜50cmほどである。皮には黒い斑点模様があり、孟宗竹に見られるようなうぶ毛はない。収獲して時間が経つとエグみが出ることから苦竹(にがたけ)とも呼ばれるが、採りたてで新鮮なものにはアクがなくコリコリとした食感が楽しめる。

真竹の主な産地や旬の時期

古くから日本に生育し、竹林の面積の50%を占めるといわれる真竹は、青森県より南の地域の里に近い標高の低い山地に広く分布している。収獲される時期は、5~6月上旬の梅雨の頃である。雨後の筍(たけのこ)という言葉があるように、この時期のたけのこは
1日に1cmほど成長する。

真竹は日本に広く分布しているが、真竹のたけのこが市場に出回ることは少ない。手に入れるには、自分でたけのこ狩りに出かけるか、農産物直売所などで入手することとなる。一般的に流通している孟宗竹は、地下茎が深く、たけのこが地面から顔を出すとエグみが強くなるので鍬(くわ)などで掘り起こして収獲するが、真竹は淡竹同様に地下茎が浅いので、収獲の際には地面を掘る必要がなく、地上に出ている部分だけを収獲する。

3. 真竹の味の特徴と美味しい食べ方

収穫後、時間が経過した真竹はエグみが強くなり、アク抜きが必要である。しかし、採りたてで新鮮なものにはエグみがほとんどなく、そのまま刺身として食べても美味しい。アク抜きをする場合、一般的には米ぬかと唐辛子と一緒に茹でるか重曹を使うことが多いが、新鮮な淡竹は、皮をむいた生のまま大根おろしの汁に1時間ほど浸けると、食感や風味を損なわずアク抜きができる。

調理する際には、皮をむき、縦半分に切って水の状態から30分ほど下茹でしよう。たけのこごはんや煮物、炒め物、和え物、スープなどにするとコリコリした食感と独特の風味が味わえる。

収穫後、すぐに食べない場合には下茹でしたものを保存用容器に入れ、水に浸して冷蔵庫で保存しよう。毎日水を取り替えるようにすると、3日ほどは美味しく食べることができる。

結論

あまり市場に流通することがないため、東京や大阪などの都市部では、食べたことがない人も多いかもしれない真竹。別名を苦竹といい、収獲から時間の経ったものはエグみがあるといわれるが、新鮮なものにはエグみやアクがなく、刺身でも美味しく食べられるという。もし真竹を見かけることがあれば、ぜひ購入して味わってみてはいかがだろうか。
この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ