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【ちぢみほうれん草】ってどんな野菜?一般的なほうれん草との違いは?

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

2019年9月16日

ほうれん草といえば、年中手に入れることができる野菜の1つであるが、なかでも冬季限定のほうれん草「ちぢみほうれん草」をご存知だろうか?寒さの厳しくなる時期に目にすることができるちぢみほうれん草は甘みが強く、一度食べたらやみつきになること間違いなしの野菜である。そんなちぢみほうれん草について紹介する。

1. ちぢみほうれん草の特徴

一般的なほうれん草は冬の時期、ハウス栽培やトンネル栽培といった方法で育てられ、収穫される。一方で、ちぢみほうれん草はあえて露地栽培で育てられ、寒さに耐えられるように葉が厚くなり、少しでも日光に当たろうと葉が地面に張りつくように広がり、縮れた状態で育つ。そして、寒さにさらされて育つことから、別名「寒締めほうれん草」と呼ばれることもある。

真冬の露地で栽培されるちぢみほうれん草は気温が下がると、凍結してしまわないよう、葉に送る水分量を減らす。その結果、一般的なほうれん草より糖度があがり、旨みも増すのである。

寒い時期限定で栽培・収穫されるちぢみほうれん草の旬は12~2月頃である。手に入れることができる期間は短いので、見かけたらラッキーだ。ぜひ、手に入れてほしい。一般的なほうれん草は、茎を束にまとめて袋詰めされているが、ちぢみほうれん草は葉が広がって成長するため、束にすることができず、葉を重ねてしっかりと封を閉じた状態で袋詰めされて並んでいることが多い。

2. ちぢみほうれん草は家庭菜園でも栽培できる

ちぢみほうれん草は品種ではなく、寒締め栽培により作られるものである。そのため、ポイントをおさえれば家庭菜園でも栽培することは可能である。収穫時期が短く手に入れるチャンスも少ないちぢみほうれん草なので、家庭菜園に挑戦してみるのもよいかもしれない。

ちぢみほうれん草を育てよう

■秋まき用の種をまく

ほうれん草の種は大きく「春まき用」と「秋まき用」の種に分けられる。ちぢみほうれん草は冬の寒さに耐えながら育つほうれん草であるので、秋まき用の種を選ぼう。現在では、寒さに強く、ちぢみほうれん草に適している品種もあるので、とくに初心者の場合にはそのような種を選ぶとよいだろう。

■前半期間は防寒する

寒さにさらすことでちぢみほうれん草が作られると話してきたが、全栽培期間を寒さにさらすというわけではないので注意が必要である。種をまいてから発芽するためには15~20℃の温度が必要であるので前半期間は、しっかりと防寒対策をして栽培する必要がある。この防寒対策は株がある程度大きくなるまで続けてやるのがポイントである。

■収穫2週間前から寒さにさらす

種まきから1ケ月半~2ケ月経ち、十分に大きくなったら、防寒対策を取り除き、寒さにさらしてあげることが大切である。収穫前の2週間ほどをしっかりと寒さにさらすことで、葉が縮み、厚くなっていく。

3. ちぢみほうれん草を美味しく食べるポイント

甘みが強いちぢみほうれん草であるが、ややアクも強いという特徴がある。そのため、食べる時にはアク抜きを行う必要があるので、生で食べるというよりは加熱調理して食べるほうがおすすめだ。

ちぢみほうれん草ならではの甘みと濃い味わいを堪能できるのは、シンプルな調理法だ。サッと茹でてアク抜きしたものをお浸しにしたり、オリーブオイルやバターで軽く炒めて塩で味付けしたりするだけでも十分美味しく食べることができる。

結論

旬の時期が短く、栽培量も決して多くはないちぢみほうれん草であるが、甘みが強く濃厚な味わいはやみつきになること間違いなしだ。冬の時期に見つけた際には、ぜひ手にとって味わっていただきたいほうれん草である。
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