目次
1. メロンの基本的な切り方(縦切り)

一般的なメロンの切り方は、メロンを縦方向に適当な大きさに等分してから、一口大に切り分けるというものだ。詳しい手順は以下のとおりなので、参考にしながらメロンをカットしてみよう。
メロンの縦切りのやり方・手順
1.メロンのヘタを切り落とす
2.包丁で縦半分に二等分にする
3.種をスプーンなどで取り除く
4.さらに包丁で四等分に切り分ける(1/8サイズ)
5.皮と果肉の間に包丁を入れる
※半分入れたら、反対方向から入れるとよい
6.一口大になるよう果肉を切り分ける
※均一になるように切り分けるとよい
2.包丁で縦半分に二等分にする
3.種をスプーンなどで取り除く
4.さらに包丁で四等分に切り分ける(1/8サイズ)
5.皮と果肉の間に包丁を入れる
※半分入れたら、反対方向から入れるとよい
6.一口大になるよう果肉を切り分ける
※均一になるように切り分けるとよい
2. 甘さを楽しむメロンの切り方(横切り)

一般的なメロンの切り方では「縦方向」に包丁を入れるが、実はメロンは下側(お尻/果頂部)のほうが甘みは強い。そのため「横方向」に包丁を入れることで、甘みの強いメロンを楽しめる。横方向に切る場合には、以下のようにしてメロンをカットするのがよい。
メロンの横切りのやり方・手順
1.メロンのヘタとお尻を切り落とす
2.横方向に四~五等分にする(輪切りにする)
3.輪切りにしたメロンを半分に切る
4.種をスプーンなどで取り除く
5.皮と果肉の間に包丁を入れる
6.皮を取り除き、一口大になるよう切り分ける
2.横方向に四~五等分にする(輪切りにする)
3.輪切りにしたメロンを半分に切る
4.種をスプーンなどで取り除く
5.皮と果肉の間に包丁を入れる
6.皮を取り除き、一口大になるよう切り分ける
3. メロンのかわいい切り方(フルーツカッティング)

メロンの切り方は縦切りか横切りのいずれかが多いが、少し工夫するだけでかわいくオシャレにカットすることが可能だ。高級レストランや高級スイーツ店などで出される本格的なフルーツカッティングほどではないが、ホームパーティーなどで提供する際には十分華やかに見せることができる。
その1.メロン棒
メロン棒は、基本的な切り方である「縦切り」を応用した方法で、切り分けたメロンを一口大にカットせずに竹串や割り箸を刺して提供する方法だ。詳しいやり方は以下のとおりとなっている。
【メロン棒の作り方・手順】
1.メロンのヘタを切り落とす
2.包丁で縦半分に二等分にする
3.種をスプーンなどで取り除く
4.さらに包丁で六等分に切り分ける(1/12サイズ)
※軽くすることでメロンが落ちなくなる
5.皮と果肉の間に包丁を入れる
6.下側からメロンに竹串(割箸)を刺す
2.包丁で縦半分に二等分にする
3.種をスプーンなどで取り除く
4.さらに包丁で六等分に切り分ける(1/12サイズ)
※軽くすることでメロンが落ちなくなる
5.皮と果肉の間に包丁を入れる
6.下側からメロンに竹串(割箸)を刺す
その2.皮付きメロン
皮付きメロンも「縦切り」を応用したフルーツカッティングで、メロンの皮と果肉を完全に切り離さない方法である。メロンの皮が付いているため、そのまま手掴みでも食べることが可能だ。
【皮付きメロンの作り方・手順】
1.メロンのヘタを切り落とす
2.包丁で縦半分に二等分にする
3.種をスプーンなどで取り除く
4.包丁で六等分に切り分ける(1/12サイズ)
5.皮と果肉の間に2/3程度まで包丁を入れる
※できる限り皮は薄くしておくのがポイント
6.皮に先端の脇から斜めに向けて切れ込みを入れる
7.皮の先端を折り曲げて、果肉と皮の間に空間を作る
2.包丁で縦半分に二等分にする
3.種をスプーンなどで取り除く
4.包丁で六等分に切り分ける(1/12サイズ)
5.皮と果肉の間に2/3程度まで包丁を入れる
※できる限り皮は薄くしておくのがポイント
6.皮に先端の脇から斜めに向けて切れ込みを入れる
7.皮の先端を折り曲げて、果肉と皮の間に空間を作る
その3.メロンの器盛り
メロンの器盛りは「横切り」を応用したフルーツカッティングで、下半分を器代わりにして盛り付けるカット技法である。メロンを器に見立てるため、豪華な盛り付けのメロンを提供することが可能だ。
【メロンの器盛りの作り方・手順】
1.メロンを横に二等分にする
2.お尻を2cmほどの厚みで切り落とす
3.果肉のほうからお尻に向かって包丁を入れる
4.メロンを回転させながら、果肉と皮を切り離す
5.切り落としたメロンのお尻をメロンの皮の中に入れる
6.一口大に切ったメロンを、器の中に入れれば完成となる
2.お尻を2cmほどの厚みで切り落とす
3.果肉のほうからお尻に向かって包丁を入れる
4.メロンを回転させながら、果肉と皮を切り離す
5.切り落としたメロンのお尻をメロンの皮の中に入れる
6.一口大に切ったメロンを、器の中に入れれば完成となる
4. メロンのカットに役立つアイテム

最近はメロンカット用の調理器具も増えており、手軽にカットできる「果物皮むき器」や、デコレーションができる「フルーツデコレーター」を使ってメロンを切ることもできる。以下でメロンカット用の調理器具の特徴を紹介しておくので、もし気になるならECサイトなどでチェックしてみよう。
その1.果物皮むき器
果物皮むき器とは、メロンなどの皮と果肉を切り分けられるハンディタイプの皮むき器のことである。プラスチック(ステンレス)の部分をメロンの皮と果肉の間に入れて、スルスルと動かすだけで皮と果肉を切り分けることが可能。包丁の扱いが苦手な人でも、キレイにメロンのカットができる。
その2.フルーツデコレーター
フルーツデコレーターとは、果肉を丸型にくりぬいたり、皮にギザギザを掘ったりできる調理器具のことである。ボール状の先端とカッター状の先端が付いており、目的に合わせて使い分けることができる。メロンボールを作りたい場合や、難易度の高いフルーツカットを行いたい場合に向いている。
5. メロンパフェの作り方・盛り付け方

メロンをより豪華に盛り付けたいなら、メロンの皮と果肉を上手に使ってメロンパフェに挑戦するのもおすすめ。お祝い事やおもてなしの際に提供すれば喜ばれること間違いないはずだ。
メロンパフェの作り方・手順
1.メロンのヘタを切り落とす
2.包丁で上三分の一の位置を切る
3.デコレーターなどで果肉をボール状にくりぬく
※途中で種をスプーンで取り除く
4.皮だけになったら、中にメロンボールとホイップクリームを入れる
5.器から飛び出している部分にもメロンボールを乗せれば完成となる
2.包丁で上三分の一の位置を切る
3.デコレーターなどで果肉をボール状にくりぬく
※途中で種をスプーンで取り除く
4.皮だけになったら、中にメロンボールとホイップクリームを入れる
5.器から飛び出している部分にもメロンボールを乗せれば完成となる
【メロンパフェを作るときのポイント】
より華やかにしたい場合には、メロンボールに加えてイチゴ・マンゴー・モモ・ブドウ・などを盛り付けるとよい。また、生クリームの代わりにアイスクリームをトッピングしてもオシャレになる。
6. メロンの切り方に関するよくある質問

最後に、メロンの切り方に関するよくある質問・疑問に回答する。
Q1.メロンを6等分にキレイに切り分けたい!
メロンを4等分や8等分にする場合は、半分ずつに切っていけばいいので難易度は低め。しかし、6等分に切る場合は、斜めから包丁を入れるため大きさにバラツキが出やすい。もし上手に6等分に切りたいなら、まず紙テープなどを用意してメロンの外周に沿わせる。その後、紙テープを3つ折りにして、折り目の位置を目安に中心に向かって包丁を入れればキレイに6等分にカットできる。
Q2.メロンは何時間程度冷やせばいい?
メロンは程よく冷えているほうが、甘みが感じられて美味しく食べられる。そのため、一般的には熟す前のメロンは常温保存して、食べ頃になったメロンを2~3時間程度冷蔵庫で冷やすのがよいとされている。子どもの3時(15時)のおやつに出すなら、お昼ご飯を食べる12時ごろに冷蔵庫に入れるのがよいだろう。
Q3.メロンの種の部分を美味しく食べるには?
メロンの種やワタの部分は甘みが強いため、料理や飲み物などに活かしてみるのもいいだろう。例えば、取り除いた種とワタを残しておき、ザルなどで漉す。その果汁を炭酸水などで割れば、フレッシュなメロンソーダとして楽しむことができる。また、漉した果汁を使ってメロンシロップを作るのもおすすめ。せっかくのメロンなのでできる限り全部を楽しめるようにしよう。
結論
メロンの切り方には基本的な「縦切り」と「横切り」のほか、さまざまな種類のフルーツカッティングがある。普段食べる分には「縦切り」や「横切り」でいいが、もしパーティーなどでメロンを提供するならフルーツカッティングやメロンパフェなどに挑戦してみよう。
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