1. カップヌードルの基本をおさらい

カップヌードルは、日清食品が製造・販売しているカップ麺のことである。しょう油、カレー、シーフード、チリトマトといったレギュラー商品のほかに、「世界のカップヌードルシリーズ」や「カップヌードルPROシリーズ」といったシリーズも数多く展開している。また、謎肉祭りやフカヒレスープといった限定商品や、ミニサイズ・ビッグサイズなども販売されている。
2. 定番のカップヌードル8種類のカロリー

前述のとおり、カップヌードルにはかなり多くの商品が存在する。そこでここでは、しょう油、カレー、シーフードといったレギュラー商品8種類のカロリーや特徴をまとめて紹介する。
その1.カップヌードル(1食78g)
・エネルギー351kcal、たんぱく質10.5g、脂質14.6g、炭水化物44.5g、食塩相当量4.9g
通称、カップヌードル しょうゆ。カップヌードルシリーズの元祖であり、1971年7月に世界初のカップ麺として登場した。独特なツルツルとした麺に、あっさりとした味わいのしょう油スープがよくマッチする。具材には味付き豚ミンチ(謎肉)、エビ、スクランブルエッグなどが使われている。
通称、カップヌードル しょうゆ。カップヌードルシリーズの元祖であり、1971年7月に世界初のカップ麺として登場した。独特なツルツルとした麺に、あっさりとした味わいのしょう油スープがよくマッチする。具材には味付き豚ミンチ(謎肉)、エビ、スクランブルエッグなどが使われている。
その2.カップヌードル カレー(1食87g)
・エネルギー422kcal、たんぱく質9.0g、脂質20.4g、炭水化物50.6g、食塩相当量4.4g
1973年5月に販売開始。コシのある麺に、マイルドな味わいのカレースープを掛け合わせたカップヌードルである。具材にはカレースープと相性がいい、ジャガイモ、ダイスポーク、ニンジンなどが使われている。レギュラーシリーズの中では、最も高カロリーなカップヌードルとなっている。
1973年5月に販売開始。コシのある麺に、マイルドな味わいのカレースープを掛け合わせたカップヌードルである。具材にはカレースープと相性がいい、ジャガイモ、ダイスポーク、ニンジンなどが使われている。レギュラーシリーズの中では、最も高カロリーなカップヌードルとなっている。
その3.カップヌードル シーフードヌードル(1食75g)
・エネルギー340kcal、たんぱく質8.9g、脂質13.6g、炭水化物45.5g、食塩相当量4.7g
1984年7月販売開始。独特なツルツルとした麺に、ポークと魚介のコクがある白濁スープを合わせたカップヌードルである。商品名に「シーフード」とあるように、具材にはほぼイカ、イカ、カニかまぼこなどが使われている。レギュラーシリーズの中では最も低カロリーになっている。
1984年7月販売開始。独特なツルツルとした麺に、ポークと魚介のコクがある白濁スープを合わせたカップヌードルである。商品名に「シーフード」とあるように、具材にはほぼイカ、イカ、カニかまぼこなどが使われている。レギュラーシリーズの中では最も低カロリーになっている。
その4.カップヌードル チリトマトヌードル(1食76g)
・エネルギー354kcal、たんぱく質8.4g、脂質15.4g、炭水化物45.5g、食塩相当量4.0g
1982年7月販売開始。ピリ辛のチリ(唐辛子)に、トマトのうま味と酸味をプラスしたスープが特徴である。具材には「白い謎肉」といわれる味付き鶏ミンチをはじめ、トマトキューブ、コーン、キャベツ、インゲンなどが使われている。発売以来、常に高い人気を維持している商品のひとつだ。
1982年7月販売開始。ピリ辛のチリ(唐辛子)に、トマトのうま味と酸味をプラスしたスープが特徴である。具材には「白い謎肉」といわれる味付き鶏ミンチをはじめ、トマトキューブ、コーン、キャベツ、インゲンなどが使われている。発売以来、常に高い人気を維持している商品のひとつだ。
その5.カップヌードル しお(1食77g)
・エネルギー364kcal、たんぱく質8.5g、脂質16.8g、炭水化物44.6g、食塩相当量5.0g
2003年5月販売開始。チキン・ハーブ・ブラックペッパーなどを使った洋風のテイストの塩味スープが特徴である。また、具材には味付鶏ミンチ、キャベツ、フライドポテト、赤ピーマンなどが使われており彩りもキレイである。別添えの「燻製オリーブ風オイル」を使えば豊かな香りも楽しめる。
2003年5月販売開始。チキン・ハーブ・ブラックペッパーなどを使った洋風のテイストの塩味スープが特徴である。また、具材には味付鶏ミンチ、キャベツ、フライドポテト、赤ピーマンなどが使われており彩りもキレイである。別添えの「燻製オリーブ風オイル」を使えば豊かな香りも楽しめる。
その6.カップヌードル 欧風チーズカレー(1食85g)
・エネルギー420kcal、たんぱく質8.8g、脂質21.9g、炭水化物46.9g、食塩相当量4.4g
2006年6月販売開始。ビーフとトマトの味わいが特徴的な欧風カレースープに、3種類のチーズをブレンドした「特製チーズパウダー」を添えたカップヌードルである。豊かな風味がするチーズパウダーがスープのうま味を引き立てる。「カレーヌードル」と同じで比較的カロリーは高めである。
2006年6月販売開始。ビーフとトマトの味わいが特徴的な欧風カレースープに、3種類のチーズをブレンドした「特製チーズパウダー」を添えたカップヌードルである。豊かな風味がするチーズパウダーがスープのうま味を引き立てる。「カレーヌードル」と同じで比較的カロリーは高めである。
その7.カップヌードル 味噌(1食82g)
・エネルギー385kcal、たんぱく質9.1g、脂質18.1g、炭水化物46.5g、食塩相当量4.9g
2006年11月販売開始。大豆味噌・米味噌・麦味噌という3種類の味噌を使った和風スープに、ショウガ・ニンニクといったアクセントをプラスしたカップヌードルである。2022年3月7日にリニューアルされて、後味がスッキリとするという新具材の「山椒謎肉」も注目ポイントとなっている。
2006年11月販売開始。大豆味噌・米味噌・麦味噌という3種類の味噌を使った和風スープに、ショウガ・ニンニクといったアクセントをプラスしたカップヌードルである。2022年3月7日にリニューアルされて、後味がスッキリとするという新具材の「山椒謎肉」も注目ポイントとなっている。
その8.カップヌードル 旨辛豚骨(1食82g)
・エネルギー383kcal、たんぱく質8.9g、脂質16.1g、炭水化物50.5g、食塩相当量4.6g
2020年8月販売開始。花椒を隠し味に使ったうま味と甘みがある濃厚豚骨スープが特徴で、「特製旨辛ラー油」を使うことで辛味をプラスすることができる。カップヌードル49周年の年に作られた日清食品の自信作であり、今までにないうま味と辛味のハーモニーはやみつき必至となっている。
2020年8月販売開始。花椒を隠し味に使ったうま味と甘みがある濃厚豚骨スープが特徴で、「特製旨辛ラー油」を使うことで辛味をプラスすることができる。カップヌードル49周年の年に作られた日清食品の自信作であり、今までにないうま味と辛味のハーモニーはやみつき必至となっている。
3. カロリーオフができるカップヌードルシリーズ

レギュラーシリーズの場合、カップヌードルの1食あたりのカロリーは350~420kcal程度となっている。しかし、カップヌードルのカロリーを抑えたいと考える人もいるだろう。そこでカップヌードルシリーズの中でも、レギュラーシリーズより低カロリーなシリーズをいくつか紹介しておこう。
その1.ミニサイズ
1個あたりの麺量が30gとなっており、レギュラーシリーズの半分以下である 「ミニサイズ」にするのもおすすめだ。ミニサイズにはしょう油、カレー、シーフード、味噌の4種類があり、1食あたりのカロリーは160~210kcal程度となっている。通常よりも半分以下のカロリーに抑えられる。
その2.カップヌードルPRO
カップヌードルPROは、国内で初めて高たんぱく質・低糖質を実現したカップ麺のシリーズ。しょう油・シーフードに加えて、2022年3月21日にチリトマトをリリースする。内容量はほぼ同じであるが、カロリーは270~300kcal程度であり、通常よりも低めになっているのが魅力である。
その3.あっさりおいしいシリーズ
あっさりおいしいシリーズは、通常よりもあっさりとしたテイストのスープと、8割程度(50g)の麺量が特徴的なカップヌードルシリーズ。しょう油、カレー、シーフードの3種類のフレーバーがあり、1食あたりのカロリーは260~350kcal程度となっている。こちらも通常より低カロリーである。
結論
カップヌードルのレギュラーシリーズの中では、一番カロリーが高いのはカレーヌードルであった。また、シーフードヌードルのカロリーが最も低く、そのほかは350~380kcal前後となっていた。1食あたりのカロリーで考えると標準的ではあるものの、もしカロリーが気になるならミニサイズ、カップヌードルPRO、あっさりおいしいシリーズなどを試してみてもよいだろう。
(参考文献)
- ※:日清食品グループ「トップページ」
https://www.nissin.com/jp/ - ※1:日清食品「「カップヌードル」ブランドが、発売50年目に世界累計販売500億食を達成」
https://www.nissin.com/jp/news/9792
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