1. カップヌードルとは
言わずと知れたカップヌードルは、インスタントラーメンのパイオニア的存在。世界80か国以上で愛されており、国によって味の展開が異なることでも知られている。販売元の日清食品の創業者でもある安藤百福を題材にした朝ドラでも話題を集めた。
話題性
カップヌードルは確固とした地位を確立したのちも、歩みを止めることなく、どんどんと新しいことにチャレンジをしている。トムヤムクンなどのアジアの味を取り入れ、大ブームを巻き起こしたことも記憶に新しい。そのほか、カップヌードルに入っている謎肉の秘密を公開するなど、話題性には事欠かない。
健康志向にも対応
健康を気にする人のために、近頃では美味しさはそのままでいてカロリーが控えめなライトシリーズも定番になりつつある。そのほか、麺の量が少なめのあっさりおいしいシリーズも密かに人気。お椀で食べる袋麺タイプなど、そのラインナップはとにかく幅が広い。
2. カレー味だけ麺が太い理由
カップヌードルの定番といえば、しょうゆ味のカップヌードル、魚介と塩味のシーフード、カレー味3種類。実はこの3つのなかでひとつだけ、麺の太さが異なるものがある。それがカレーだ。
麺が太い理由
カレー味だけ麺が太い理由は、スープと麺のバランスを考えてのこと。ラーメンはすする時に麺と麺の間にスープが絡んで口の中に運ばれる。カレー味はこのスープの量をほかの2種より減らすために、太めに製造しているのだ。というのもカレーは非常にインパクトの強い味わいなので、しょうゆやシーフードと同じ麺の太さだと麺がスープに負けてしまうのだそう。
麺の味
実はカップヌードルはフレーバーによって、スープのみならず、麺の太さ、味わいについても徹底的に研究し、変化を加えているらしい。そもそも麺に味わいがあることも知らなかったが、カレーはポークの風味をつけた麺になっているそうだ。
3. カップヌードルカレーのおすすめアレンジ
ちょい足しアイデア
カレーのスパイシーな味わいをまろやかにシフトするアレンジが人気。ちなみに単体ではもちろん、チーズと卵、粉チーズとバターなど組み合わせても美味しい。
■粉チーズやとろけるチーズ
粉チーズやとろけるチーズとカレーの相性は言わずもがな。とろけさせることが重要なので、とろけるチーズなら、お湯を入れるタイミングで投入するとよい。カロリーがやや気になるところではあるが、とろけるチーズと粉チーズのWがけも旨い。
■卵
生卵を入れるのもおすすめ。こちもお湯投入と同じタイミングが吉。溶き卵にして入れる、ウズラの卵を入れるなどのアレンジもおすすめだ。濃厚、そしてまろやかな味わいは病みつきになる。
■牛乳やバター
乳製品とカレーとの相性は、チーズでもわかるように間違いない。バターや牛乳を加えることで、こちらもまろやかさがアップする。牛乳は温めて加えるとよい。
大胆アレンジ
大胆にアレンジするなら、残ったスープでリゾット風にするのがおすすめ。スープを鍋に入れて冷やごはん、カレー粉、塩胡椒を投入。ごはんが水気を吸ったらできあがり。仕上げに粉チーズをたっぷりとふると旨い。
結論
カップヌードルは、インスタントラーメンの金字塔。ここまで愛され、ロングヒットしているのも、麺の太さ、そして味わいにまでこだわっているからこそなのだろう。ちょい足しアレンジで、いつもとは違う味を楽しむのもおすすめだ。
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