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とうもろこし【味来】はもはやフルーツ?ジューシーさがやみつきに!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

2019年10月10日

やわらかくて甘いタイプが好まれるのは、果物だけではなく野菜も同様だ。とうもろこしも年々開発が進み、ますます甘く、生で食べられるほどやわらかくなっている。その生食とうもろこしの先駆け的な存在である、味来について紹介したい。

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1. とうもろこしは年々甘くなっている

とうもろこしはそもそも、米や麦とともに世界三大穀物とされている。日本でも「なんばんきび」と呼ばれ、安土桃山時代にはもう栽培されていた記録がある。そのころ食べられていたのは「硬粒種」や「もち種」と呼ばれる、普通に食べることは難しく、どうしても食べるときはひと工夫が必要な、雑穀扱いだった。
その後、明治時代から「甘味種」と呼ばれるスィートコーンがアメリカからやってきて、あっという間に市場を席捲し現代にいたる。そのころから、日本人は甘い種類が大好きだったようだ。
とうもろこしの甘みはどんどん進化していき、スィートコーンからスーパースィート種、さらにウルトラスーパースィート種と呼ばれる極甘種も出てきた。冗談のような名前である。ウルトラスーパースィート種は、普通のスィートコーンよりも約150%の甘さを持つというからさらに驚きだ。味来は、このウルトラスーパースィート種に分類される。

2. 味来はミラクル級に甘い

とにかく甘いことが特徴のとうもろこし、味来。2000年頃から注目を集めはじめた。やや小さめで食べきりサイズ、薄い黄色の皮はやわらかくて、生でもがぶりとかぶりついて食べることができる。「ミラクルスィートコーン」とも呼ばれ、ひとかじりすれば、とうもろこしだというのに、果物のように果汁が滴るほどジューシー。生で食べられるとうもろこしはフルーツコーンとも呼ばれる。穀物としての食べごたえより、おやつのように食べられる軽い口あたりである。単純な糖度は12度以上とされ、一般的ないちごやスイカに引けをとらない甘さである。
味来はアメリカからやってきたとうもろこしだ。現在は日本の飼料・種苗会社が販売していて、日本全国で栽培されている。北海道が一大産地で、寒暖の差が大きいほうが美味しいとうもろこしができるといわれており、北海道から東日本を中心に栽培されている。旬のころには、朝収穫したとうもろこしを発送してくれる通信販売がある。とくに生で食べるには鮮度が大切である味来は、ぜひ通信販売を利用して、食べてみて欲しいものだ。旬は夏、6~9月頃までだ。
ちなみに、生で食べても美味しいが、加熱することによってさらに甘さを増す。加熱時間は、普通のスィートコーンより少し短めにするのがコツだ。皮がやわらかいので、あまり加熱する必要はない。電子レンジもじつはおすすめだ。ラップにしっかりとくるみ加熱すると、もともと甘い味来の甘みが流出しない。

3. 生食は真ん中にかぶりつけ!

生で食べられるとうもろこし味来は、手に入ったものが新鮮なら、ぜひ一度は生でかぶ齧りついていただきたい。味来をはじめフルーツコーンを生で食べるのに適している時間は、収穫後2日以内である。とても短い期間なのだ。
とうもろこしに限らず、野菜も果物も、部位によって味の濃さが異なる。とうもろこしは先端(ひげの付いたほう)と軸元では軸元のほうが甘い。とうもろこしは軸元から実がついていき、先端に行くにしたがって、若い実になる。軸元のほうが熟れており、先端のほうは比べると少し若いのだ。よって、かぶりつく一口目は、真ん中を選ぼう。まずは甘さの標準的なところを、がぶりと豪快に味わうのが味来を存分に味わうことができるだろう。
生食に向かないタイプのとうもろこしは、生で食べようと思っても、独特の青臭さがあり、でんぶんが多いため(でんぶんが多いと加熱すると糖化して、甘くなりやすい)加熱しないと、たくさん食べることができない。しかし味来をはじめとするフルーツコーンは、臭みはまったくなく、皮が柔らかいので生でもしゃきしゃきと歯ごたえもよく食べやすく、ジューシーなので、気が付いたら一本ぺろりと食べきってしまうほどだ。味来は先端稔実がよいため、先端のほうまでびっしりと実が入る。根元と先端と、楽しみながら食べてほしいものだ。

結論

とうもろこしは収穫すると、すぐに甘みが失せていく。さらに最適な収穫時期はほんの数日しかなく、見極めが難しい。収穫したあとも、保存が悪ければすぐに甘みは飛んでしまう。期を逃さず収穫して、速やかに消費者の元へとどけなければならないのだ。生食は、地域の人以外に届けるのが難しいものだったが、現在の輸送技術がそれを可能にしている。味来に限らず、いろいろなフルーツコーンがいまは取り寄せができる。いろいろかぶりついてためしてみよう。
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